編集済
あとがき:第七回を終えてへの応援コメント
講評ありがとうございました。そして、お疲れさまでした。
神山さんの講評はいつも的確で嬉しいです。
番外編として挙げている、タイトルやあらすじのお話も興味深かったです。
こう、自分ってまだまだだなって思うのですが、直していったらもっとよくなっていくという自分への期待も同時に沸くので、毎度支えられています。
次回開催もしするのであれば、見かけたらまたお尋ねするやもしれません。
まだまだ未熟者ですので、びしばし言ってくださる神山さんがとてもありがたいのです。
今度は改善点が少なくて、神山さんが読んだときに、どんどん続きが読みたくなるような作品に仕上げ直した別のものを勝負に持ち込んで見せます!!
お体をお大事にしてくださいまし。
恐悦ながら、これからも応援させていただきます。
ためになりすぎるので。
作者からの返信
猪本杜奈さま
お気遣いのお言葉、痛み入ります。
「的確」とまで言っていただき、いえ、もう恐縮です。重ねてありがとうございます。
猪本さまは学生でいらっしゃいますので、こういった厳しい批評は、なおさら耳に痛いものでもあったかと思います。
ですが、それでも素直に受け止め、「創作が楽しい」と仰っている姿に、勝手ながら私も励まされております。
>自分への期待も同時に沸くので、毎度支えられています。
そのお言葉を聞けて、企画をしていて良かったと思えます。
むしろ私の方が、猪本さまをはじめ、参加者の皆さまに支えられているのかもしれません。
>別のものを勝負に持ち込んで見せます!!
はい。次回もぜひご参加いただければと思います。
今回同様、忌憚のない意見を申しますので、もしかしたら挫けそうになることもあるかもしれません。
それでも、何かしらの糧となれましたなら幸いです。
>お体をお大事にしてくださいまし。
ありがとうございます。
体は登山をしていたりと丈夫なのですが、無理をし過ぎないよう気を付けますね。
また、重ねて応援のお言葉もありがとうございます。
これからも頑張っていきます。
飛行機雲に別れを告げてへの応援コメント
講評ありがとうございます。
追加いただいたのも重ねてお礼申し上げます。
タイトルについて≫
タイトルは毎回最後まで悩んでしまうので、これだ!というぴったり感が難しく思います。今回のように助詞で終わる、文の途中で切れているようなタイトルが自分好みなのでこんな感じになりました。
あらすじについて≫
前回の講評から、マトリョーシカの方もあらすじを書いたのですが、今作のほうがあらすじは難航していたので、いただいたのものを元に考えてみようと思います。
文章と文体について≫
主人公の独白、地の文に頼りすぎなのは少し頑張らないといけないなと思っているところです。心情や状況の書き方を頑張りたいですね……。行動や会話文で示せたらいいなとは私も思っているので、特にBの修整案は刺さりました。
読者に委ねる部分と描くところの区別はより考えていきたいと思いました。
内容について≫
お互いに引き合っているという仮定を書ければ確かに、本筋と一致してよくなりそうですね。検討します。
最後に≫
前回講評いただいたマトリョーシカでは、マトリョーシカという無機物を扱ったため舞台を動かすことができず、その分二人の関係を濃く書けていたのに対し、今回は場面を映せる分散ってしまったように感じてしまうのだなと振り返ることができました。
近いうちに新作を出す予定ですので、お時間ある時にでも読んでいただければ嬉しいです。
改めて今回はありがとうございました。
作者からの返信
ご参加いただきまして、ありがとうございます。
追加に関しては、本当にお気になさらないでくださいね。
>タイトル
本作で言うと、設定との兼ね合いもありますが、「少し結びつきが弱かったかな」という印象を受けました。
「浮いてしまった少女」という要素が根底にありますので、そこに寄せた方が良かったように感じます。
>あらすじ
執筆とはまた別の作業ですから、迷いますよね。
参考になればと思い、あらすじ論もまとめてみましたので、そちらも合わせて何かしらの力になれば幸いです。
>文章と文体について
>特にBの修整案は刺さりました。
>読者に委ねる部分と描くところの区別
浅雪さま独自のオリジナリティ――いわゆる「味」は、確かにあるのですよ。
それに作風(設定・世界観)との組み合わせも非常に良く、ご自身の書きたいものをしっかり認識できているのだと感じられます。
あとは、「半歩、読者を信じて書かない」勇気ですね。
答えを差し出すのではなく、読者に「感じさせる・体験させる・想起させる」。そうした余白を明け渡す描写ができるようになると、作品の質も格段に上がると思います。
>内容
こちらは、やや踏み込み過ぎたかもしれません。
面白い設定だったので、余計に。申し訳ありません。
ただ、軸が二つ見えてしまったのは確かですので、どちらか一方に寄せた方が、短編としての完成度は確実に上がると思います。
>最後に
そうですね。
前回の場合は、マトリョーシカが中心にあり、その発想が素晴らしく面白かった。加えて、その土台が作品の根底にしっかり根付いていて、揺るぎない安定感があったように思います。
本作の場合も設定は面白かったのですが、文字通り「ふわっ」と浮いてしまい、着地点が定まらないまま、見失われてしまった部分もあったように感じました。
改めまして、ご参加くださいましてありがとうございます。
新作、楽しみにしておりますね。
あとがき:第七回を終えてへの応援コメント
講評おつかれさまでした。
すみません、先に近況ノートの方を覗いてしまったので本来、こちらに書き込むべきをそちらの方に送ってしまいました。
なので短い挨拶にはなりますが、本企画はとてもためになるものでした。合間に挟まっているタイトル論などは、公開されてからもしょっちゅう見直しています。
批評企画も神山さまの活動も、今後とも陰ながら応援しております。
作者からの返信
だいこんさま
ありがとうございます。
近況ノートの方への書き込みも、とても嬉しく拝見しておりましたので、どうぞお気になさらずです。
講評そのものだけでなく、合間の「論」まで見返して頂けているとのこと、本当にありがたい限りです。
ああいった創作論めいた話は「どこまで踏み込んでよいものか」と毎回悩みながら書いている部分でもありますので、そう言って頂けますと励みになります。
改めまして、ご参加ありがとうございました。
今後のご活動も応援しておりますし、またどこかで作品を拝見できる機会を楽しみにしております。
編集済
なるようになるのへの応援コメント
ルール提示を引き込みにするなら、ぶっ飛んだ設定とかしかないんですよね。
極端な話ですが。
鳩が穏やかに童謡を語り、虎が不敵に煙管を吹かす頃。世の中とは変わったもんだ、ありゃ隕石だったか、気付けば世の中はイカれた。
22世紀、新年と同時に堕ちた隕石は人類も変えちまったのだ。
隕石から出た光か量子か、当たるとギフトを授かった。妙な力である。
波乱の時代が訪れた。混乱に困惑、そして期待に希望が入り乱れたもんだ。連日のニュースには、犯罪に走る奴らが映ってもいた。
それから数年、やっと世間も落ち着いた。
この俺、新蜂 尊(あらはち みこと)は高校二年生になっていた。そんで、秘密のアルバイトをしている。
ギフトで常識をぶっ飛ばすお仕事だ。
然しまあ、問題がある。華やかなギフトがSNSでバズる中、俺が授かったギフトには問題があった。
人を笑わせるだけの些細な力、誇張なしにそんだけだった。
では、どう輝かしい奴らに新蜂 尊は立ち向かうのか?
「くっくっくっ……出たなヒーロー、仲間の数は足りているか?」
俺は黒いマントを翻し、眼前に並ぶヒーロー達へ挑発した。それから、斜め後ろを追従するドローンに決め顔を送る。
画面を埋めるコメント、そして投げ銭のハートに唇が曲がるのを堪える訳だ。
以下略。
みたいな。感じに。
タイトルは「悪党ムーブを売りに人気配信者になれた十の理由」とかでキャッチコピーは「売名の為、俺に絡むのはやめろヒーロー!」か……?笑
作者からの返信
千古さま
ショートショートならばあるんですけどもね。あるいは短編だったりとか。
それか、アプリゲーには多いものですが、それはさて置いて。
ご提示いただいた例であるならば、成り立つと思います。何故ならば、主人公視点で語っているのでプロローグとしての体を成しているから。
本作においてはそういった処置もなかったので「説明書」と評しました。
物語に入る前に設定だけ書かれても……、といった感覚ですね。
>「悪党ムーブを売りに人気配信者になれた十の理由」
なろう系文体でガンガン機能的な文章で展開して書かないと快楽にまで導けなさそうなものですね(苦笑)
編集済
なるようになるのへの応援コメント
他応募者様の批評ページですが、失礼致します。
冒頭、作品概要の情報で『あらすじ』の項目だけ抜けているかもしれません。既に他の方から指摘されているかもしれませんが、確認していただけたら幸いです。
追記:
返信ありがとうございます。経緯の件、把握致しました。
早とちりしてしまい申し訳ありません。批評を書くタイミングと更新のあるタイミングって同じではないですから、その点まで勘案すべきでした。
作者からの返信
だいこんさま
※追記
いえ、単純にこちらのミスですので。むしろ、指摘くださり助かりました。
ご指摘ありがとうございました。
ーーーーー
ありがとうございます。
実は、当初はあらすじが未記載だったため、該当箇所を空白のままにしておりました。
ところが本日確認したところ、あらすじが追加されておりまして――もしかすると、私の「あらすじ論」をご覧になって書いてくださったのかもしれません――そのため急遽、批評へ反映した次第です。
とはいった経緯はさておいて。
すぐにあらすじを挿入いたしますね。ご指摘ありがとうございます。
なるようになるのへの応援コメント
私も(あくまでウェブにおいて)長編を読む時に設定資料が最初にあると、物語で情報はできれば会話文でだしてほしいなと思っている人間です。
最後にあって、読んだらちょっと裏が知れるよ設定集は大好物なんですけどね笑
作者からの返信
浅雪 ささめさま
私も最初に提示されるのは苦手ですね。「この物語を読む前に、この設定をお読みください」と言わんばかりに分厚い資料を渡されてもげんなりとしてしまいます……。あくまでも物語が主であって、設定が従である。逆はない、という考えですので余計にです。
>裏が知れるよ設定集
こっちは私も好みですね。
作者の設計意図とかもしれますし、公式二次創作みたいな扱い(おまけ)もあって好きです。
それでも、私はへの応援コメント
学生さん! いやぁ、Webだとこうして若い方と巡り会えて面白いもんです。
仮面、ペルソナは多かれ少なかれ皆さんもってますし、それについての悩みや考えは多種多様です。今こうして話す私も、千古不易ってガワを被っている訳で。
栞ちゃんの立ち振る舞いはやはり共感や共鳴を多く呼べるものですよね。私ならどう書くだろう……? 学生時代の私をついつい思い起こしてましたね。
読者の共通認識のライン、この見極めと諦めのチキンレースは堪らなく楽しいので、もっともっと活字に酔ってもいいって私はちらちら見守っていたり。
作者からの返信
千古さま
ですね。私も嬉しく思います。
>私ならどう書くだろう……?
仮に私であれば「文学7:エンタメ3」くらいの塩梅で書きますね。
身体の異常を具体性に。心は抽象に寄せて書くと思います。あとは、もうちょっとドロッとした感じになるかなぁと思います。生理が遅れているとか。鏡の中の自分が問いかけるだとか。それこそ、以前お話していた「ピーターパン症候群」や「シンデレラコンプレックス」と絡ませると面白いかもしれません。
要は、私小説ぽい感じでしょうか。多分、そんな仕上がりになりそうだな、と思いました。――いえ、書きませんよ。
>読者の共通認識のライン、この見極めと諦め
おっしゃる通りです。
課題としてはやはり「手触りが足りてない」といったところでしょうか。もう少し読者を信じて「動き」で、余白を置いて想像させるまでいけば体験として落とし込めたかな、といった感じです。有体にいえば「説明するな描写しろ」といった事ですね。
>活字に酔ってもいい
やり過ぎると今度は「わけわからん」となるので、塩梅が必要ですが。これが短編だとある程度やりすぎた方が尖って武器になるので、なんともですね。
番外編③:小説におけるあらすじ論への応援コメント
自作品のスピンオフを書いた際、簡単なあらすじを冒頭に置きました。
が。
「私が書いた10万字が、たったの100字程度にまとまってしまうなんて」
と、何とも言えない感覚に襲われました。
他には、
「私が4万字近く書いた小説って、1行で説明できてしまうエピソードの羅列だったのか」
と、がっかりしたというか、驚いた経験も持っています。
作者からの返信
アサカナさま
その感覚、すごく解ります。
長く書いたものをあらすじに圧縮すると、「これだけの話だったのか」と妙な喪失感があるものですよね。
特に、自分の中では色々な感情や積み重ねがあるからこそ、数行にまとめた瞬間に急に骨組みだけになってしまう感覚と言いますか。
ただ、逆に言えば、小説という媒体は「あらすじでは削ぎ落ちてしまう部分」にこそ価値があるのだとも思います。
同じ「少年と少女が出会って別れる話」。所謂ボーイミーツガールですが、それでも「どう感じ」「どう言葉を交わし」「どんな空気を纏っていたか」で、作品の印象は全く変わってしまいますので。
なので、あらすじにすると単純に見えてしまうのは、ある意味では自然なことなのかもしれません。
編集済
番外編③:小説におけるあらすじ論への応援コメント
拝読致しました。
記事の冒頭で触れられていましたが、あらすじの苦手具合は私は群を抜いています。
タイトルやキャッチコピーと違ってひらめきに頼りづらいですし、あとはプレゼンスキル込みの文章力を求められるせいなのか……さておき、記事の内容は大変参考になるものでした。
苦手分野ゆえにまだ自分の意見をもつまでにはたどり着けていませんが、あらためて思ったことがひとつ。「タイトル・キャッチコピー・あらすじ」という作品の外見を成す三本柱は、やはり補完し合ってこその関係なのだなという点です。
タイトルだけ際立っていても他がおざなりだと訴求力も落ちますし、これはキャッチコピーやあらすじを主語に置いても同じこと。そう思うと、すごくもったいない事をしていた事に気付かされました。
使える武器が三つ用意されているのなら、全部使いこなせた方が作品の魅力って絶対に伝わりやすいですもんね。他作品との差別化を図る意味でもそう思いました。
最後に意見というか単純な気付きになるのですが、ミステリーやサスペンスのジャンルって、他ジャンルに比べてもあらすじを考えやすいような印象です。
というのもたぶん、「事件」や「人の死」という起伏の軸が存在するからだと思いますが……最近の私としてはあらすじの型で紹介されていた、③『独白・エモーショナル型』を掘り下げてみたいです。ラブコメや人間ドラマに寄った筆致が自分には合っている気がして、たぶんこの型がお手本になるのだろうなと。
魅力的なあらすじってタイトルやキャッチコピーと比べてもずっと少ないと思うのですが、他にもいろいろ作品を見て研究してみます。
作者からの返信
だいこんさま
参考になったようでありがとうございます。
>補完し合ってこその関係
おっしゃる通りです。
それ単体で意味をなさなくとも、他がきちんと補えているのであれば、全体としては案外と整うものだと感じます。
逆に、どれか一つだけ強くても、他が噛み合っていないために惜しく感じる作品も多い印象があります。
>使える武器が三つ用意
特にWeb掲載――カクヨムのようなプラットフォームですと、「絵=表紙」が存在しない分、タイトル・キャッチコピー・あらすじの役割はより大きくなるように思います。
できる限り研ぎ澄ませるなら、やはり研ぎ澄ませた方が強いですね。
例えるなら、入り口が雑然としている店には少し入りづらさを覚える、あの感覚に近いかもしれません。
作品の中身を見る前だからこそ、最初に触れる部分には丁寧に目を配ってあげたいところです。
>ミステリーやサスペンスのジャンル
これは本当にそうで、ミステリーやサスペンスは「異常(事件)」が最初から明確に存在している分、あらすじの軸を立てやすいのだと思います。
主人公が何に巻き込まれ、何を追うのかが自然と整理されるので、構造的にも非常に書きやすいジャンルですね。
>③『独白・エモーショナル型』
こちらは、「いつもの日常が少しだけ歪み始める予感」のようなものを前面に置くと、比較的まとめやすい印象があります。
ラブコメなどは特にそうですが、「誰かと出会うことで、何かが変わり始める」という感覚が軸になりやすいです。
いつもと同じ日常の中に、ほんの少しだけ『いつもとは違うもの』が入り込んでくる。
その変化を主人公がどう受け止めていくのか――そういった「感情の予感」を置いてあげると、独白型は形にしやすいように思います。
私もまだまだ勉強していきたいと思っております。
お互いに頑張っていければ何よりです。
編集済
それでも、私はへの応援コメント
私の作品の作品を採点してくださり、ありがとうございます。
全部、なるほどと納得できる素晴らしいものでした。
確かに抽象的で分かりにくいところが多いかもしれません。
「少しだけ」や「――」の使い回しも、見返してみるとたくさんあったので直していこうと思います。
実は、二日前ほどにキャッチコピーを変えていたのです。
本当に申し訳ございません。
自分でもこれは刺さらないなあと思い、書き直していました。
題名やキャッチコピー、紹介文を書いていけばよいのかが分かりやすく教えてくださったおかげで、今後どのように書いていけばいいのかの目途もつきましたので、とってもありがたいです。
確かに「乖離」より「解離」の方がいいですね。
書き直させていただきますね。ありがとうございます……
神山さんの貴重なアドバイスのもと、もう一度自分の作品を読み返し、どんどん磨けていけたらと思います。
「喪失の隣で」のデータをバックアップしていなかったことをずっと後悔しているんですよね……。☆100超えた直後にまさかアカウントを消されるなんて。
理由が本当に分からないのでもやもやしてます。
もう一度書き直そうかななんて考えています。
三鞘ボルコムさん、お願いします……!(ここに打ち込んですみません……)
細かいところまで読み、さらにアドバイスを下さりありがとうございました。
そして、長文失礼いたしました。
作者からの返信
猪本杜奈さま
まずは、参加くださいましてありがとうございます。
色々と耳に痛い意見もあったと思いますが、素直に受け止めていただきありがとうございます。
>抽象的で分かりにくいところ
そうですね。本来はこれもあっての猪本さまの「味」ともいえるんですが、まだそこの域には達していないように私には感じました。
率直に言えば、読者を信じ切れてなくて怖がっていて「説明」や「答え」をあらかじめ用意して置いてしまっている。そんな感じですね。
>キャッチコピー
あら、申し訳ない。気付きませんでした。
では、新コピーの方で批評に触れさせて頂きます。
――――――――――
前のコピーよりも、はるかに強いです。
一文の潔さが際立っており、読者の想像力を最大限に引き出しています。宣言的な口調も、主人公の内面の強度に寄与しているように感じられます。
ただ、タイトル『それでも、私は』との組み合わせで見ると、両者が同じ地点を指してしまっている印象があります。
タイトルが「それでもなお、〇〇する」という選択の問いを立てているのに対し、コピーはすでに「嫌いだ」という感情で着地してしまっている。
つまり現状では、「同じ感情を二度言っている」ような構造に見えるのです。
本来の狙いとしては、タイトルが生む余白を、読者が作品を通して「探し、見つけていく形」だったのではないかと思います。
ですが今の形だと、コピーの段階で作者自身が答えを提示してしまっていて、その余白が少し減っているように感じました。
――――――――――
>自分の作品を読み返し、どんどん磨けていけたら
きちんと自分のやりたいこと・やってみたいことが熱意として伝わりました。
その熱意は決して絶やさないようにしていただければと願っております。
あとは、猪本さまの「技術」でしょうか。耳に痛いでしょうが、筆致、構成といったこれらは――わたし自身もそうですが――創作においては一生の課題ですので、色々と見たり、書いたり、読んだり、聞いたりして学んでいってもらえたらと思っております。
>「喪失の隣で」
ちゃんと印象に残ってますよ。
だからこそ、突然消えてしまったのは読んでいた側としても驚きでした。
バックアップが無いのは本当に痛いですよね……。
でも、☆100まで届いたという事実は、それだけ作品が誰かに届いていた証拠でもあると思います。さらに、完結までしたんですから。
もし書き直すなら、当時とはまた違う形で見えてくるものもあると思います。
>三鞘ボルコムさん、お願いします……!
三鞘さまは私よりずっと老舗で批評している方ですので、私とはまた違った視点で猪本さまの力になるかと思います。私も当該作品がアップされましたら目を通しますね。
改めまして、ご参加くださいましてありがとうございました。
またいつでも、相談しに来てください。
編集済
それでも、私はへの応援コメント
いやぁ、自分が批評した作品を、別の方が批評しているのを見るのは面白いですねw
私の方の公開は、5/10を予定してます。
まぁ細かい内容は「お楽しみに」ということでw
ただ、私は「神山さまほど深読みはしていない」とだけw
浅く、ストレートに本作を受け止めました。……深読みできないだけなんですけどねw
しかし学生さんでしたか……。
こちらを拝見するまで気付いてませんでしたねぇ。
まぁ私は神山さまや梶野さまと違って、最初から「学生オブラート」は実装してないので問題ありませんがww
相変わらずの『超☆激辛』ですwww
作者からの返信
三鞘さま
お、それは楽しみです。
私はこういった批評になりましたが、三鞘さまが如何に切り込むのか楽しみにしております。
>「神山さまほど深読みはしていない」
いえいえ、読書して感じる事は人それぞれですので。
三鞘さまが感じたありのままの読書体験を伝える事も大事だと思います。
>学生さん
いや、どうしても甘くはなりますねw
界隈を考えると、未来を担う子たちですからね。是非とも本気で挑戦しつつ、挫折も味わって、創作というものを「これでもか!」というくらいに楽しんで、自分を磨いていって欲しいなぁ、なんて夢見ます。
>『超☆激辛』
三鞘さまのスタイルはそれですからw
ぶれない三鞘さまの批評を求めていらっしゃる参加者さまも大勢いらっしゃいますから、是非とも私とは違う視点をぶつけてあげてきてください。
番外編③:小説におけるあらすじ論への応援コメント
学生の頃、「自作のCM」を作ったことを思い出しましたw
テレビのCMに合わせて「15秒キッカリ」にするのは苦労しましたねぇ(遠い目w)
それはさておき、全ての「型」に共通するのは「要約」だと感じますね。
短い文章で、いかに「設定」「世界観」「キャラ」「ストーリー」そして「作品の魅力」を伝えるか。それらをいかにまとめ、読みやすくするか。
どのような型であっても、この「要約する能力」が最重要だと思います。
ただまぁ読者に「読みたい」と思わせるためには、「もう一歩」が必要だとも思いますけどね。
「上手く要約されたあらすじ」というだけでは「読みたい」には届きませんからねぇ。
それを得るには「文章センス」「設定・キャラなどの魅力」が必要になってくるかと。
作者からの返信
三鞘さま
自作CM! 面白そうですね。
限られた中で最大限にアピールするってことですから、確かに苦労すると思います。
>「上手く要約されたあらすじ」というだけでは
>「読みたい」には届きませんからねぇ。
おっしゃる通り。
あらすじって総合力が試されるものかもしれないですね。たとえるならば「自分の作品を制限時間内で読みたいと思わせるようにアピールしてね」みたいなもので。
もう、ここは執筆とはまた違う作業――分野になると思います。
編集済
番外編③:小説におけるあらすじ論への応援コメント
あらすじ、キャッチコピー、タイトルは少しは血肉になったかなあと思って……思いたいですが。
脳の別枠を酷使しちゃうんすよね。
昔つけたやつで一番酷いネーミング作品が『色即是空、故、空即是色』ってタイトルです笑
超若い頃に書いたんすけども、やっぱ最初辺りに書いた作品って好きなんすよね。
タイトルに限らず、ネーミング傾向がもうあんまりに変わらない苦笑
作者からの返信
千古さま
こればかりは、執筆とはまた違う作業ですしね……。
センスと一言で言ってしまうの簡単ですが、それも磨ける要素ではあると思います。
書籍に限らず色々なものを見て感じて、できるだけアップデートするのを心がけるといった感じでしょうか。
読者的視点として本当に参考になります。
改めて読み返し、今後の執筆の糧とさせていただきます😊
作者からの返信
いぬねこさま
ご参加くださいましてありがとうございます。
参考になりましたらば幸いです。
私もこの4作品を少しだけ読んできました。
初めにお断りしますが、私はあまりファンタジージャンルを読みません。最近のアニメも全て視聴しているわけではありません。
ですから不勉強であり、直近のファンタジージャンルについて正確に理解しているわけではありません。
以上の点を踏まえて、ざっくり分析してみました。
まず、スマホで読んだ時に、段落ごとの配置が読み進めるのにちょうど良いと感じました。
1スクロールで読み飛ばしても内容が理解できました。
極端な話、会話文だけ追っても話の筋が頭に入ります。
タイトル、キャッチコピーで話の内容がひと目で理解できました。あらすじも一読で頭に入りました。
文章については、情報伝達に特化しており、語り手の視点が固定しているので、語り手視点で世界に入っていけました。繰り返しますが、ファンタジーを読み慣れない私でも、疑問を感じることなく世界観を受け入れ、語り手の体験に乗っていけたのです。
また、5話くらいまでで、物語が面白い所、筆者が読ませたい所まで進んでいくのも、ストレスなく読める要因でした。
つまり、筆者が持つ情報が、過不足なく読者に伝わっている。キャラクターが印象深いが、立ちすぎていない。キャラクター任せで話が進行していかない。
完全に筆者が作品をコントロールしている。しかし、キャラクターがプロットを動かす駒と化していない。
受賞作品の中には、書籍化とウェブ版で設定が異なる物もありましたね。
そして、受賞作品は、コミカライズとセットでもある。
絵で動かしやすいキャラクターと物語かどうかが問われる。
当然、出来事も展開も「絵になる」「生身の役者が(身体、声、あるいは声のみで)演じた時に見ばえがする」ことが重要である。
こんな感じでしょうか。
作者からの返信
アサカナさま
補足ありがとうございます。
私もあまりファンタジーを読まない側の人間ですが、非常に優れた着眼点だと感じました。
>1スクロールで読み飛ばしても内容が理解できました。
>極端な話、会話文だけ追っても話の筋が頭に入ります。
特にこの点は、まさにその通りだと思います。
非常に機能的と申しますか、Web文章としての特性を最大限に発揮されている印象です。
>受賞作品は、コミカライズとセットでもある。
>絵で動かしやすいキャラクターと物語かどうかが問われる。
ここもその通りで、絵で動かせるというのは大きいかもしれませんね。
要は優先すべきは展開。状況をどんどんと進めて、見せる画を考えるというのが大事なのかもしれないと改めて思いました。
とても分かりやすくまとめていて、応募する予定にない私でも理解できました。
ありがたいなあ。
作者からの返信
猪本杜奈さま
ありがとうございます。
こちらは「Web発祥のコンテスト」なんかでも有効になると思いますので、是非とも何かの機会がありましたら、活用いただけたらと思います。
漂流家族――――雨上がりの世界は青すぎるへの応援コメント
囲め囲めー!
気になる作品でしたので批評対象である5話目&もう1話まで読んできましたが……
神山さまの感想通り、5話目=4話までのネタバレみたいになっていて『ここは色々な謎が謎のまま突き進んだ方が良かったのではないか』と思わざるを得ませんでした。
なので『4話読了時点までで採点していたなら何点だったのか』が気になりました。
作者からの返信
川中島さま
新規は逃がすなー!
空気感も良かったですし、キャラが牽引できいていたのも面白かったんですが、やはり謎解きの開示されたタイミングが惜しかったですね。
仮にあそこでネタバレがないのであれば、4.8点くらいだったかなあ、と思います。理由としては「筆致の安定、主人公の造詣、設定の矛盾箇所」といった詰め切れてない部分はやはりありましたので。
最大の課題としてはテーマが見え難かったのもあります。この世界がなんでこうなっているのか、どうして迷い込んだのか。そうした読者が知りたい欲求よりも舞台や雰囲気の方を優先してしまっていた、という感触でしょうか。例えば主人公がそこで思考したり、解明にするために色々と実験したり、とかそういった展開であればキャラクターとしても立ちますし良かったのですが、シゲジイがその役割を担っていて巻き込まれるだけになっていたのは少し弱かったかもですね。
もしもこれが、バディシステムのように――シゲジイが調べる。主人公はそれを補佐する・サポートするのような関係性であれば良かったかもしれません。
ドリーム・コア・コレクターへの応援コメント
それでも俺は……明日が欲しい……!
ふと、ルルーシュが過ぎりました。
勢いって大事ですよね。私なんかはもう、熱量に焼かれちゃうんですけども。
作者からの返信
千古さま
大事ですねー。執筆のための原動力ですから。
ただ、それだけではダメなのもまた事実でして――。その為の企画なのだとも思います。
ドリーム・コア・コレクターへの応援コメント
5話まで読んで批評していただきありがとうございました!
自分は小さい頃から「面白そう!」と思ったことを後先考えず衝動で書いてしまう性格なので、読者に想いを届けたいならその性格をもう少し見直そうと思いました
語彙力が幼稚なのは、自分自身の年齢がかなり幼いことにも関係しているかと思います
そのことをこの批評で改めて確認できて、それにこの年齢でここまで真剣に向き合ってもらえる方に出会って良かったと心から思います!
自分の世界をもっと見たいと思ってもらえるように、それから届けたい想いを余すことなく届けられるように、創作を愛していきたいと思います
またお会いするかもしれません
その時はよろしくお願いします
作者からの返信
すずめさま
このたびは企画にご参加いただき、誠にありがとうございます。
また、厳しい批評となりましたこと、お詫び申し上げます。
学生でいらっしゃるとのこと、存じ上げず失礼いたしました。
私自身の方針として、学生の方には通常以上に配慮するよう心がけておりますため、今回のような指摘はご負担になったかもしれません。
それでも、指摘を受け止め、ご自身の糧にしようとされる姿勢には、心より敬意を表します。
作品からは、書きたいテーマの核が確かに感じられました。あとは、それをより的確に読者へ届けられるよう磨いていかれる段階かと思います。
どうか、今後のご活躍を心より応援しております。
いつでも、相談に来てください。
編集済
漂流家族――――雨上がりの世界は青すぎるへの応援コメント
こちらでお伝えすべきではないかと思いますし、ご本人が確認されるかもわかりませんが……ハマタハマオさまにお伝えします。
そして、神山さまの企画に参加されておられる方・これから参加したいと考えておられる方にも伝われば、と思います。
本当に「厚顔を承知」「勝手なお願い」と考えておられるなら、「続きを読んでください」などと頼むべきではありません。
他の参加者が同じことを思っていないとお思いでしょうか? きっとほとんどの方は「もっと読んでもらえれば面白いと思ってもらえるのに」と考えておられるかと。
そして、神山さまの負担を考えられましたか?
もし同じことを参加者全てが言い、それら全てに応えようとしたらどうなるのか……。
当然、そのようなことはできません。
さらに「断る人間の気持ち」も考えるべきかと。
丁寧にお願いされればされるほど、断る時にも言葉を選ばなければなりません。
それは、どれほどの心労をかけることになるでしょうか?
どうか神山さまへの感謝を本当に持っていらっしゃるのであれば、その負担を無意味に与えないようにして頂きたいと願います。
そうでなくても、このような企画を継続すること自体が大変な負担のはずなのですから。
最後に、神山さまへ。
出しゃばった真似をしてしまい、誠に申し訳ございません。
本コメントに問題がありましたら削除してください。
作者からの返信
三鞘さま
いえいえ、ありがとうございます。
まあ、最後まで読んじゃったんですけどね!(笑) ただ、そのお気持ちは嬉しいです。本当に、ありがとうございます。
それで、そうですねー。
最後まで読めば面白くなる、という考えは解りますけども。それは個人的には「甘え」だと思っています。そして、それは批評企画を通じて語ってきた言葉ですので、変わらないです。
それは「序盤で掴めてるからこそ、最後まで読む動機になるから」だとも思っているからです。特にWeb小説って星の数ほどありますから、下手したらプロの世界よりも別の厳しさがあるのではないかと(言い過ぎかもですけど)思うくらいには序盤って大切だなって。そして、仮に書籍化といったプロになったとしても、この考えはひとつの正解だとも感じてます。
かなり自分語りになりましたが、三鞘さまが身を挺してそう言ってくれた事は本当に嬉しいです。
カクヨムご新規さんですから、こいった企画の事に関しても――といった面もあったかもですね。ただ、言って頂いた事は本当にありがたいです。
再三になりますが、私の事を思って下さり、ありがとうございます。
これからもお互いに頑張りましょう。
漂流家族――――雨上がりの世界は青すぎるへの応援コメント
拝啓
神山様、まずは第5話まで精読してくださったことに心より感謝申し上げます。「囲め囲め」という手厚い歓迎の言葉、そして何より、私の至らぬ点へ注がれた真剣な眼差しに、背筋が伸びる思いです。
いただいた講評は、どれもが急所を突くものでした。
特にタイトルにおける先行作品への配慮、そしてサブタイトルとキャッチコピーの役割重複のご指摘には、思わず膝を打ちました。自作への陶酔が「野暮」な重なりを生んでいたことに気づかされました。
また、第5話での設定開示についてのご指摘は、痛恨の極みです。
実は、本作の本質はまさに第5話以降、つまり「ドリームダイバー」としての深淵に触れる領域そのものにありました。しかし、貴殿が「読む動機が薄れた」と感じられたという事実は、私がその本質へと続く道のりで、読者の手を引き、最後まで運びきることができなかったという敗北に他なりません。
ですが、作者としてこれだけは、厚顔を承知でお伝えさせてください。
第5話で魔法を解いたように見せた、その先にこそ、この物語が「漂流家族」として真に描きたかった景色を用意しております。最後までお読みいただければ、貴殿が感じられた「緊張感の欠如」さえも一つの布石として回収し、評価を一変させていただける……。不遜ながら、そんな揺るぎない自信を持ってこのラストを書き上げました。
審査という多忙な立場であることは重々承知しております。
ですが、もしお時間が許すときがございましたら、どうか最後まで彼らの航海を見届けてはいただけないでしょうか。
貴殿のような鋭い審美眼を持つ方に、この物語の「真の結末」をぶつけられないまま終わることは、私にとって何よりの心残りです。
貴重なご助言を糧に、これからも精進いたします。
勝手なお願いとは存じますが、伏してお願い申し上げます。
作者からの返信
ハマタハマオさま
最初に、ご参加くださいましてありがとうございます。
批評に関しましては、内容で語った通りですので、それが少しでも創作の糧になりましたならば、幸いです。
さて、お願い部分ではありますが。
まず、大前提としまして「最後まで読めば面白くなる」という考えは解ります。多くの参加者さま、並びに作者さまがそれを思っている事も理解しております。
であるならば、厳しい事を言いますと「序盤から、終盤まで読ませられるだけの話を設計すべき」です。
そして、個人的にはその考えは「甘え」だと思っています。それは批評企画を通じて語ってきた言葉ですので、変わらないです。
なので、私は企画の上で序盤の重要性を説いています。なぜならば「序盤で面白いと思って貰えたならば、きっと最後まで読んでもらえる」導線になるからです。特にWeb小説って星の数ほどありますから、下手したらプロの世界よりも別の厳しさがあるのではないかとも感じます。
そういった意味では、本作は「最後まで読む動機を自ら手放している」と思いました。これが、本批評での答えとなります。
番外編②:小説におけるキャッチコピー論への応援コメント
現在別サイト(アルファ・ステキブンゲイ)に居ますとタイトルとあらすじしか無いので、キャッチコピーはカクヨムの大きな強みだよなと思います。本で言えば帯に大きく書いてある言葉の部分。
ことにトップページから知らない作品を知る意味においてはタイトルよりキャッチコピーの方がよほど強いので、ここを練る重要性は高いですよね🎵
作者からの返信
川中島さま
おっしゃる通り。カクヨムは特にコピーが目立ちますからね。
ここで一気に引き込む事ができれば、とも思います。
編集済
『MOST』—至高観測テスト—への応援コメント
タイトルインパクト派の私にはこのタイトルとあらすじは「おおっ!」と思わせるものはありました。
でも何の話か全然分からなさはありますね。それが本文読んでもサッパリとなると、設定を描きたいだけなのかなと思っちゃいます。そういう人も一定数いるのもわかりますが…
作者からの返信
川中島さま
そうなのですよねー。
タイトルにしろ、あらすじにしろ、コピーにしろ、何の話かがわからないと「役割が果たせてない」訳でして。
加えて本文もとなると、小説としてはどうしても厳しいと私は思います。
番外編②:小説におけるキャッチコピー論への応援コメント
こんにちは。
以前私はキャッチコピーを学ぼうと書籍を探しましたが、小説用キャッチコピーの書籍は、探すことができませんでした。
とりあえず販売サイトやネット広告用のコピーライティング本で勉強しました。
効果のほどは……まぁ私の努力が不足しています。
ですので、本論はとても貴重です。ありがたく読ませていただいております。
さて、「小説のタイトル、キャッチコピー、概要、本文(文体)が同じ方向を向いてないといけない」という、いわば「パッケージ論」についてなのですが、これをそのものズバリ説明した本やページは、検索しても見つけることが出来ませんでした。
出版マーケやライティングでは常識とGPTは教えてくれましたが……。
(教室でされていることはすごいことだったんだ。と、今更ですが驚いています)
そして、今まで感覚的にそれらを揃えて書いてきましたが、今後は明示的に揃えないと戦っていけないですね。
ありがとうございました。
作者からの返信
風波野ナオさま
コメントありがとうございます。
小説の場合、帯や販促コピーは参考になる部分も多いかと思います。
ただし、それらはどうしても販売を目的とした「市場目線」で作られるため、「目を引くこと」を優先した表現が強く出る傾向もあります。
そのため、風波野さまがこれまで読まれてきた本は、どちらかといえば「市場に向けて売るためのマーケティング寄り」の内容だったのかもしれません。
それ自体も一つの重要な視点ではありますが、創作側の視点とは少し方向性が異なる部分もあるかと思います。
>「パッケージ論」
>出版マーケやライティングでは常識
かもしれませんね。私も繰り返し言われた記憶があります(苦笑)。
一方で、創作側が求める情報と市場側の論理には、少なからずズレがあるのも事実だと感じております。
その点で、私はたまたま創作側の視点に触れる機会が多かったため、こうして少しでも共有できればと考えております。
>今まで感覚的にそれらを揃えて書いてきましたが、
>今後は明示的に揃えないと戦っていけないですね。
その感覚はとても大切なものだと思います。風波野さまご自身のオリジナリティの核になる部分ですので、余計に。
その感覚を大切に育みながら、言語化できる部分を少しずつ増やしていく。
そうした両立によって、より強い風波野さまだけにしかできない「オリジナルのパッケージ」が形になっていくのだと感じます。
こちらこそ、ありがとうございます。
番外編②:小説におけるキャッチコピー論への応援コメント
こうやって「型」から考えてみるのも面白いかもしれませんね。
ただあまりにも意識しすぎて、文字通り「型に嵌る」のも良くないかもしれませんがw
「五つの型」は的確だと思いますが、「自分で考えたコピーはどれだろう?」と照らし合わせようとすると「複合していて断定できない」なんてこともありますし(だいこん様がww)
1つの型にこだわらなくても、良いコピーはできると思いますしね。
私は『世界が終わる一週間前、私はカッパと旅に出た。』というコピー、悪くないと思いますw
ただ1点……。
>タイトル(看板)で足を止めた読者を~
私は「カクヨムでは、コピーで足を止めることも珍しくない」と思いますねぇ。
特にトップページなどでは「タイトルよりコピーの方が目立つ仕様」ですし。
そのため、私個人としては「とにかく目立つワードを優先する」という考えもアリだと思っています。
作者からの返信
三鞘ボルコムさま
ですね。あくまでも型は型なので、そこから発展していくのが良いと思います。
要は基本的な体の動かし方、みたいな感覚でしょうか。
>タイトル(看板)で足を止めた読者を~
ご指摘の通り。カクヨムの仕様上ですとある意味でこちらが「タイトルに相当」しますので、特に念入りに考えた方が良い部分ではありますね。
>「とにかく目立つワードを優先する」
これもその通りかと思います。
要は相手に対して引っかかり(フック)をつくることが大事なので「ん?」と思わせられたらそれだけで勝ち確定なのだとも感じました。
番外編②:小説におけるキャッチコピー論への応援コメント
たまに、神山さんやその他の講評企画に応募されている人の中に、タイトルとキャッチコピーが一緒(文章は違っても、内容・意味合いが同じ)という、せっかくのアピールポイントを潰してしまっている人もチラホラいるんですよね。
カクヨムならば、タイトル・キャッチコピー・あらすじ(冒頭100文字)で、読者にアピールしないといけないんですけど、そのうちの一つを使わないのは勿体ないと思う次第。
作者からの返信
SAIFISUさま
ありますねー。非常に惜しいと私も思います。
何かしら自作に対して自分の想いというのはある筈ですので、もどかしい。アピールチャンスが三回もあるというのに、それを全て同じ言葉で返すというのは勿体ないですね。
編集済
番外編②:小説におけるキャッチコピー論への応援コメント
ここ二、三日、タイトル論を掘り下げていた自分にとって、本記事はまさしく触れてほしかった内容でした。ありがとうございます。全文熟読致しました。
原則や型みたいなものがためになったのは前回のタイトル論と同じなのですが、中でも型のひとつに存在する『カウントダウン』型がほぼ初見かつ新鮮でした。書店でもそうですし、web小説でも私はあまり見かけないなと。
また例に出して頂いたたとえだと一般文芸寄りの青春小説にありそうですが、ミステリー、およびサスペンスのジャンルとも馴染み深そうですね。焦燥感を煽るという意味ではまさにうってつけでしょうし。
それで拝読中、今回もぱっとキャッチコピーが思い浮かんだのですが分類が正確か怪しいです。
・『世界が終わる一週間前、私はカッパと旅に出た。』は④のカウントダウン型?
・『今年の最終選考は、応募者七人によるデスゲームに決まりました。』は①の状況切断型?
タイトルの型と比較すると、直感的に「これだ」と掴みづらい点が厄介だなと。あくまで私の感覚ですが……
最後に個人的な好みなのですが『年齢も性別も関係ない。気に入らない奴は音とダンスでぶん殴れ――!』みたいな、パンチラインがストレートなキャッチコピーが割と好きです。これは⑤の情緒浸食型でしょうか、漫画なんかでよく見かける気がします。
追記:
質問に対する答えと例の提示をありがとうございます。フレーズごとにおける理解度が段違いでなるほどと頷かされました。
説明を削り「感触」だけを置くこと、これは意識してやってみます。
作者からの返信
だいこんさま
ありがとうございます。
後はあらすじも掘り下げる予定でいますので、創作の一助になればと思います。
『カウントダウン』型に関しては、そうですね。
どっちかというと「アポカリプスもの」といった「終わった後の話」みたいなのが主流なので、見かけないのかもしれないです。カクヨム10テーマのひとつでも、そうでしたしね。
では、ご質問に答えさせて頂きますと。
>・『世界が終わる一週間前、私はカッパと旅に出た。』
「一週間前」という期限設定が読者に時間制限を意識させるため、④カウントダウン型が主軸だと思います。
ただし「カッパと旅」という異物感によって①状況切断型の要素も軽く混ざっている複合型になるかな、といった印象です。
>・『今年の最終選考は、応募者七人によるデスゲームに決まりました。』
すでに異常事態が確定している一瞬を提示しているため、①状況切断型が主軸だと思います。
加えて「最終選考」という制度的文脈と「デスゲーム」の落差により、②価値転換型のニュアンスも帯びる複合型になっている、という印象でしょうか。
>『年齢も性別も関係ない。気に入らない奴は音とダンスでぶん殴れ――!』
こちらだと、主軸は②価値転換型かもしれないですね。「年齢も性別も関係ない」という前提提示で既存の評価軸を外し、「音とダンスでぶん殴れ」で暴力の比喩へ反転させていますので。
「気に入らない奴は〜」という言い回しが、鬱屈や反発心を抱える層に直接フックをかけるために、③読者共鳴型も混じっているようにもみえます。
⑤の解りやすい例として他にも挙げますと、
・「夜明け前の台所で、彼女はひとりスープを温めている。」
→ 生活の静けさと孤独の温度を先に流し込む。
・「雨は上がったのに、彼の靴だけがまだ濡れていた。」
→ 心情の残滓を、物理的な濡れに仮託する。
・「約束は守られた。ただし、誰も望まない形で。」
→ 結末の後味(苦さ)を先に提示する。
・「その街では、嘘がやさしさとして流通している。」
→ 世界の空気そのものを定義する。
・「彼女の名前を呼ぶたび、季節がひとつ終わる。」
→ 関係性の儚さを時間の感触で伝える。
共通点は、説明を削って「感触」だけを置くことでしょうか。
読み手がそこに入った瞬間、作品の呼吸が分かるタイプというと想像がつきやすいかもしれません。
番外編②:小説におけるキャッチコピー論への応援コメント
キャッチコピー難しいですよねー、なんか使ってなかった脳の範囲を酷使している感じがするんすよね。
私は台詞型とか多いですね、どんなキャラか分かり易いですし。勇者とかはタイトル不定なんすけど、キャチコピーはあれ以上ないなって固定されてたり。
台詞一つでキャラが立てばええかな、って感じで考えてます。
作者からの返信
千古さま
その小説を一言でお客様に伝えるとなると? という問いに対するアンサーですからね。
私もセリフはよく使います。これが、まあ、温度感とか伝えるのに適しているからともいえますが、利便性高いので尚更といった感じでですね。
ダンゴムシ少女だけどあなたに恋していいですか?への応援コメント
かなり丁寧なご教示、ありがうとざいました。
自分の思っている弱い部分とは別の弱い部分が浮き彫りになりました。
まさに、目からうろこです。
弱い部分が分かればあとはそれを何とかしていくだけです。
とてもワクワクしています。むしろ伸びしろばかりで嬉しくて仕方ありません。
今後どのように活かしていくのか、いただいた批評から分析して考えていきます。
まずは日常積み重ね型を今後も書くかどうか、ですね。
それについては今回軽々しくはやっていませんでしたが、難しい事をしている自覚は全くありませんでした。
恐ろしい限りです。
いずれにしても書いて磨く、これは続けていきたいと考えています。
重ねてお礼申し上げます。ありがうとざいました。
作者からの返信
風波野ナオさま
まずは、ご参加いただきありがとうございます。
おそらく、貴作『ダンゴムシ少女』のように丸まっていたところから一歩踏み出し、批評企画に飛び込んでこられたのだと思います。その勇気を嬉しく思います。
>弱い部分が分かればあとはそれを何とかしていくだけです。
>とてもワクワクしています。むしろ伸びしろばかりで嬉しくて仕方ありません。
そのように言っていただき、ありがとうございます。
批評でも触れましたが、「ダンゴムシ少女」というヒロインの魅力は非常に強いものです。そしてラブコメというジャンルにおいて、ヒロインが魅力的であることは一つの「正義」です。後はその魅力を、是非とも過不足なく読者に届けていただければと思います。
>日常積み重ね型
これはかなり難しい手法だと思います。言ってみれば、「現実の恋愛」を小説に落とし込むようなものなので、難易度は非常に高いと言えます。
>いずれにしても書いて磨く、これは続けていきたいと考えています。
その通りだと思います。安定した筆致を身につけるには、書いては直すことの繰り返しが欠かせません。
また、好きな作家や作品がある場合は、それらを読み込み、自分なりの文章へと昇華していくのも有効です。
余談になりますが、ラブコメというジャンルについてもう一歩踏み込んで述べます。
キャラクター起点でラブコメを書く場合、そのヒロインと恋人関係に至るまでの過程を「人生設計」レベルでシミュレートしてみる手法があります。
これは、ヒロインを徹底的にリサーチし、デートの誘い方や距離の詰め方までを戦略的に組み立てる、いわば「恋愛シミュレーション」の視点を執筆に取り入れるということです。
このアプローチの利点は、主人公を通してヒロインの魅力を的確に伝えられる点にあります。
たとえば、某作品のようにヒロインがロシア語で本音を隠す性質を持っている場合、主人公が「ロシア語を理解すること」が攻略に不可欠な要素となります。それにより、読者だけが真実を知る面白さや、物語を動かす必然的なフックが生まれます。
このように「ヒロインを落とすために必要なピース」から主人公の能力や環境を設計すれば、二人の関係は単なる偶然の積み重ねではなく、必然に支えられたドラマへと昇華されます。
ヒロインを徹底的に掘り下げ、その壁を乗り越えるための「鍵」を物語の根幹に据えることで、関係性はより深く、作品固有の構造として成立していくはずです。
改めまして、ご参加くださいましてありがとうございました。
編集済
ダンゴムシ少女だけどあなたに恋していいですか?への応援コメント
他応募者様の批評ページですが、失礼致します。
【内容について】の項目で触れられていた、『一般的に、現代ラブコメの序盤は概ね「出会い→相互理解→微小な進展」という段階構造として設計されます~』という書き出しの行のお話、心当たりがあり過ぎました。というのもこれまでにラブコメを2作品ほど書いているのですが、どちらともほぼこの流れに沿った展開をしているからです。無意識のうちに。
なのである意味鉄板なんだなというか、明確にセオリーとして存在する点に気付けて学びになりました。書いてみて実際、この構造はキャラを魅せるための話の緩急が作りやすかったです。
それから本記事の作品に関して言うと、なんの捻りもない感想ですが私もタイトルが良いなと思いました。
ダンゴムシ(=昆虫)と少女というワードを組み合わせる発想が、まず自分の中にありませんでしたし……一見結びつかなさそうな単語同士をくっつけるのは、やっぱり印象に残ります。
作者からの返信
だいこんさま
コメントありがとうございます。
>段階構造
おそらく進研ゼミの影響です。きっと。
もしくは起源はもっと古いのかもしれませんが、概ねその系譜が現代まで受け継がれているのではないか、と思います。そして、よくよく考えてみると、この導入は非常にわかりやすく、機能的なんですよね。考えた人はすごいです。
>ダンゴムシ
そうなんですよ。可愛い要素をしっかり拾えていて、魅力的なんです。
ラブコメにおいてヒロインが印象に残るというのは、それだけでほぼ「勝ち」なので、そういった意味でも本作はやはり惜しかったですね。
編集済
ダンゴムシ少女だけどあなたに恋していいですか?への応援コメント
おばあちゃんに恋をしたっていいじゃないか。老人と青年の悲恋を書いた記憶が過りました。いや、懐かしい……。
とかくっ。
事件との分離って実は書いていてめっちゃ楽しいんですが、二人の間に流れる文脈をどう演出するか、これがまあ難儀するんすよね。
ラブコメってめっちゃ難しい。読者は答えを知りたがり、しかし同時に答えを求めてはいない。進展を求めるくせに、結論はいらない不思議な生態をしてますよね。
円周率みたいなもんだなと考えています。勿論、全てが割り切れない訳ではないんですが。文脈で回す場合は主人公がやはり大事ですよねー。
ヒロインはもうどんだけ強烈でも良しとして、事件がないならこの主人公だからって強力の納得が必要で。
ラブコメは奥が深いっすよね。いやぁ、タイムリーで耳が痛い……。もっと思考を回転させつつ、④をどうにかせんとなぁ。
かなり筋肉で誤魔化している自覚はあるので、ラブコメとしてはもっとパワーがないとなあと改めて考えさせられます。
ダンゴムシ少女って良いなぁ……生き物シリーズでマイナスイメージで扱ったので、こうしたプラス変換は凄く惹かれちゃいますね。
作者からの返信
千古さま
乙女はいつだって恋をする! えらいひともいってる!
それはともかくとして、そうなんですよね。難しいんですよね。特に小説は絵がなく、文章の積み重ねなので、より難しい気がします。人間を書けないと厳しいので、なおさらです。
>結論はいらない不思議な生態をしてますよね。
おっしゃる通りで、そこに至るまでのプロセスが大事と申しますか。どれだけ共感・共有を得られるかといった点が重要なのだと思います。ここで一番良いのは、感情に訴えかける――思春期特有の「悩み」に特化することではないか、とも考えます。
例として、千古さまに伝わるかどうかは不明瞭なのですが――「赤い実はじけた」などは傑作ではないかと。
学園ラブコメにおけるキャラや主人公は、基本的にはなんだかんだと――「りぼん」か「なかよし」が強いと思います。男子でも楽しめるラブコメが多い印象です。恋をするプロセスが自然になるよう、事件の起き方や感情の運び方など、学べる点が多いように感じます。
逆に、少年誌のラブコメは女子受けが悪い場合もあるので難しいところですが……。ヒロインダービーが多いですし、それ自体を好まない人もいます。ギャルゲーやエロゲーも良いのですが、こちらは演出も絡むため、一概には言えないのですが。
>④展開
ラブコメに限らずですが、ここは重要ですね。読みたくなる動機といいますか。ラブコメなら、「この二人どうなっちゃうんだろう(ドキドキ)」といった感覚でしょうか。これが成立すれば、かなり強いです。
それと機能面の話ですが、
――――――――――
①パンを咥えて飛び出す(流れるような自己紹介)
②曲がり角でぶつかる(唐突な出会い)
③学校で再会(お互いを認知)
④なんだかんだと隣同士になる(険悪ながらも何故か気になる)
――――――――――
という、いわゆる進研ゼミの漫画にあるような序盤の流れ・出来事は、理に適っているんですよね。良し悪しは脇に置くとして、要素を内包しつつ、きちんと関係が進展している。
>ダンゴムシ少女
ここは素直に良かったです。作者さまの「好き」が溢れていて、魅力的でした。
ただ、それを十全に伝えるにはやや不足していた印象です。特に序盤ですね。
編集済
道は続いていくどこまでも・・・への応援コメント
他応募者様の批評ページですが、失礼致します。
そして本作品の作者様である夢蜻蛉さまには、あらかじめご容赦願いたく思います。というのも私が神山さまに質問を投げかける上で、どうしても御作を引き合いに出さざるを得ないと判断したためです。重ね重ねになりますが申し訳ありません。
前置きもほどほどに本題となる質問の内容なのですが、今回、私が批評された作品と夢蜻蛉さまの作品。ふたつの作品の、総評の間に生まれた0.2点分の差が、どこで生まれたのかについてお聞きしたいです。
まだ全話ではありませんが夢蜻蛉さまの作品も拝読致し、本記事の批評にももちろん目を通させていただきました。
それで私の作品宛ての講評と内容(主に長所や短所、課題点など)が共通する部分も少なくなかったので、ふと気になった次第です。数字にしてたったの0.2点分、しかし一言一句の違いが意味合いの齟齬に繋がる小説の世界では、見過ごしてしまうのも怖い数字だなとも思っていて。
また一応添えさせていただくと、題材というか素材の強度、キャラ同士における距離感や、夏の雰囲気と村っぽさが漂う文章の空気感などは個人的には本作の美点だと捉えています。くわえて言うなら、謎の匂わせ方なども。箇条書き気味で恐縮ですが……
長くなってしまいましたが、些細な点でも構いません。教えていただければ幸いです。
作者からの返信
だいこんさま
ご質問の件ですが、そうですね……。
0.2点の差を個別の要素に分解して説明することは難しく、評価はチェック項目ごとの加点ではなく、作品全体から受けた総合的な印象で決めています。
その上で申し上げると、今回の二作品は方向性や強みの違いがあり、私の重視する点との噛み合い方にわずかな差がありました。
一点だけ触れると、構成面での処理に違いを感じました。
一人称で進行する中で、読者に解釈を委ねるか、ある程度説明で補うかのバランスです。私は前者をやや重視する傾向があり、その差が反映されています。
道は続いていくどこまでも・・・への応援コメント
神山様
ご講評ありがとうございます。
的確に問題点を指摘されていると思います。
まず、健一についてですが、問題点はふたつで、
一つ目は
「達観しすぎている」という点
二つ目は、彼自身に語らせる部分を他の人に語らせている点
(付け加えると、私自身が述べたい設定を彼に語らせてしまっている点。青墓あたりの設定を語りたいという作者自身の考えを投影している点ですが、これはどちらかというと浅い問題なのでおいておきます)
これは実は同根の問題でもあります。実は健一と纏は同種の問題を抱えているのですが、特に健一についてはあまり感情を出しすぎると、最後にやりたいことが薄れてしまうのでできなかった部分もあります。
他人に語らせたのは結構苦肉の策で、ご指摘の通り、私の技術面での拙さの表れでもあります。結構こねくり返した結果の産物です。
もう少し分解して、どこで何を語れば(あるいは語らなければ)、最終的な話を崩さずに、より読者を引き込めるかを考えるのが今後の方針になりますね。頭の整理が少しできた気がします。
題して「健一の魅力向上計画」でしょうか。
さて、それ以外に、一番の問題である、一話一話の長さについてですが……
これは、恐らく私自身が全く長い文章を読むのを全くと言って苦にしない人間なのが起因しているところもあります(笑)
分割されてしまうと、情報の連続性が途切れて今一つ、乗れないんですよね。
ひとつひとつの起伏を大きくされると4コマ漫画見ている気分になってしまいます。とは言え、この視点も変えないといけないですね。
また、カクヨムで最初に投稿した小説であることもありますね。やり方がよくわからなかった。
ただ、これ、今から分けたらどうなるのかちょっとわからないのですが、どうすればいいんでしょう?(コメントとか応援とかついてるし)
分割しなければならないと思いつつ、踏み出せない理由でもあります。
作者からの返信
夢蜻蛉さま
まずはご参加くださいましてありがとうございます。
問題点について、そう言って頂きまして安堵いたしました。
>「健一の魅力向上計画」
本作は一人称であるため、「制約を受けるべき範囲を超えてしまっている」点が、より目立ったのだと思います。
三人称であれば、そこまで感じなかったかもしれませんが、一人称ではバイアスがかかりますので。
>健一についてはあまり感情を出しすぎると、
>最後にやりたいこと薄れてしまう
夢蜻蛉さまのお考えはよくわかります。
ただ、これを通してしまうと、今度はキャラクター都合ではなく「作者都合」になりかねず、難しいところだと思います。批評でも書かせていただきましたが、その点はやはり目立っていました。
>一話一話の長さ
短編であれば、一万字のまま掲載される方もいらっしゃいます。
ただ、長編はある程度区切った方が良いかと思います。これはWebプラットフォームに適した編集・改訂とお考えいただければ幸いです。
こうすることで間口も広がり、読者流入する可能性も増えますので、ぜひご検討ください。
>分割しなければならないと思いつつ、踏み出せない理由
拙作の話になりますが、『ゴーストシンガー』の際には、一度近況ノートでお知らせしたうえで非公開とし、最適な分量に解体・再構成しました。引きも意図的に作り、改訂しています。
その際にいただいた「コメント」や「いいね」はそのまま残してあります。
ありがたいことに、改訂後は読者も増えたため、やって良かった事例でした。
改めまして、ご参加くださいましてありがとうございます。
『MOST』—至高観測テスト—への応援コメント
神山様
ご講評ありがとうございました。
一点だけ認識の補足をさせていただきます。
本作の投稿は、評価者を選ぶ意図や、いわゆる「抽選的な試行」ではなく、神山先生の視点を信頼した上で、同一評価軸による継続的な観測として行っているものです。
その点についてのみ、意図の共有としてお伝えさせていただきました。
ご指摘いただいた内容については、参考にさせていただきます。
作者からの返信
wosopuさま
ご参加くださいまして、ありがとうございます。
意図は理解しました。
そして、更に当惑しております。というのも、私としては指摘箇所に変更点が見られなかったので、出てくる答えも変わりません。これは自然な事だと思います。
ですが、本作は「そのまま」に提出されています。となると、どう受け取ればいいのか。そこが不明瞭でした。なので、「抽選的な試行」を繰り返しているだけではないかと疑念が出た訳です。
『MOST』—至高観測テスト—への応援コメント
『設定が先にあって物語が生まれるのではありません。物語があり、その「物語を成立させるために設定」があります。』
という部分に(私自身、よく考えているところというのもあり)非常に共感しました。
作者からの返信
浅雪 ささめさま
良く陥りやすい点ではあるのですよね。
面白い設定が先に浮かんで、それを見せたいのは当然理解できるのですが「小説という小さな箱に収めた場合に入り切れるかどうか」という設計段階から考えないといけないとも思います。
めちゃくちゃ簡単に言うと「朝食バイキングに行って何も考えずに食べていたら、パンクする」みたいな感じでしょうか。
『MOST』—至高観測テスト—への応援コメント
個人的に三体とか、ああした作風に近いっすよね。本作は宇宙恐怖、コズミック系ではないんですが作風としてそうした印象があります。
作品への思想設計自体がちょっと違うので新鮮ではありましたね。次は、桜とか。
キャラクターに深く感情移入するタイプではないですよねー。ハヤカワとして読むとその点は少し不利になるやも。
作者からの返信
千古さま
個人的には「三体」との明確な違いはドラマがあるかないかだと思います。
壮大な設定をぶん回してはいますが、よく読んでみると「やってることは、そう難しい事ではないよな」というのがないと確実に離脱します。
ただでさえ、SFとは小難しいというイメージが先行しているので余計にです。
本作にはそれがないので、商業的観点からいえば、思想設計自体が端から間違っている。不利だと感じました。
番外編①:小説におけるタイトル論への応援コメント
Pixivに投稿するならイラストと併せる事でサムネ一本釣りができたり、即売会で実際に本で出すなら表紙やポスターで目を引いたり呼び込み宣伝できるのですが、カクヨムとかなろうの大半のweb投稿サイトは、タイトルという「文字」だけで目を引かないとですからねぇ。
どうしても、説明よりになりがちになるもので。
カクヨムで連載中のも、準備中の新連載も、タイトルこれでいいのか最近悩み所なんですよね。
一方、逆に言うと「絵」で引けるものがあるなら、タイトルは説明系にせずとも何となく伝わるので、抽象的なのでも付けやすいもので。
この辺り、どのプラットフォームで勝負するのか、もキモとなりますね。
作者からの返信
SAIFISUさま
そうなんですよね。
絵があれば最強なんですけど、プラットフォーム上それはないので、文字で呼び込むしかなく、これってかなり難易度が高いんですよね。だからこそ、それ以外の方法が蔓延っていたりで、なんともですが。
まあ、絵があっても「サムネ一本釣り」みたいなのもありますから、ね。
お話を聞いてて、仮に即売会とかで出したら……と想像してしまいました(最初に参加した同人誌イベントの記憶が蘇る)
編集済
番外編①:小説におけるタイトル論への応援コメント
とても参考になります。
タイトル、どうしても欲張ってしまうのです……
②と③が多いかもしれません。
小説を読んでいただいたあとに「あ、そういうことか」って思わせるタイトルづくりを日々研究しています。
私が書くとだいたい静かで重めな作品になるので、雰囲気を壊さないようなワードチョイスが難しい。
リズムも大切ですよね。呼んだときに語数が変だと覚えづらい、という経験をしているので。
大変ですけど、楽しい!!!
作者からの返信
猪本杜奈さま
欲張るのは解らないでもないです。ただし、食べた分だけ贅肉がつきます。
つまり、理想のスタイルから遠ざかります。お気をつけてください。
>②と③が多いかもしれません。
猪本さまの作品タイトルたちを拝見した限りですと『感情の純度で勝負するタイプ』という風に私は見えました。②(主)+③(情緒化した補助)で構成された情緒特化といった感覚でしょうか。要は「言語化できない情緒を出したい」のだろうなあ、といったテーマ性を感じました。その感性はとても素敵だと思います。
>リズムも大切ですよね。
もちろんです。
読みやすい、口にしやすい。これって大事で、耳から覚えるのは基本的に強いです。
やはり、純粋な執筆とは違う作業ではありますが、楽しめるならば大丈夫です。お互いに頑張りましょう。
番外編①:小説におけるタイトル論への応援コメント
とても参考になります。
ただ⑦で勝負してますが⑦がオススメなのは何処にもないのですね( ; ; )
作者からの返信
川中島さま
いやいや、⑦不遇説ではないです(笑)
⑦は説明型みたいに即伝達ではないぶん、ハマるとめちゃくちゃ強いです。覚えられますし、口に出したくなる題名は正直かなり強いです。
①や⑨のように内容説明を肩代わりしてくれる型とは、役割が違うというだけですね。⑦は初見でじわっと惹きつけて、読後や口コミで効いてくるタイプだと思います。
編集済
番外編①:小説におけるタイトル論への応援コメント
以下は全てタイトルだけをぱっと思いついたものなのですが、
・『ごめんな母さん、』は②の感情刺激型、あるいは句点に物語としてのヒントを含めるなら③の謎提示型にもなれる
・『大トロ大行列』は⑦の音響優秀型
・『エリンの空はまだ遠く』は③の謎提示型……?
という括りになるのでしょうか。三つ目だけ少し自信がないです。
それから少し考えて気付きましたが、私としては①の内容伝達型や⑨の物語装置型のタイトルがさっぱり思いつきませんでした。このあたり、人の嗜好や嗅覚によって如実に出力されるものが違うのだろうなと。
また個人的に「良いタイトルとは、単に洒落ていることではなく、作品の勝ち筋に合った型を選べていること」という言葉は金言でした。タイトルにも勝ち筋があるのだという視野が抜けていた気がするので。
お昼休みのちょっとした暇つぶしのつもりで拝読しましたが、いいトレーニングと勉強になりました。神山さまはどのタイプのタイトルが思いつきやすいとか、傾向のようなものはありますか?
作者からの返信
だいこんさま
『ごめんな母さん、』『大トロ大行列』は、私もおっしゃる通りだと思います。
『エリンの空はまだ遠く』については、私は②感情刺激型が主軸で、補助として③謎提示型かな、という見立てです。謎そのものより、「届きたいものに届いていない」という情緒が先に立つためです。
>私としては①の内容伝達型や⑨の物語装置型のタイトルが
>さっぱり思いつきませんでした。
先ほど挙げられた三題を見る限り、だいこんさまの発想は「情緒・余韻・響き・含意」の方向に寄っているのだと思います。ですので、①や⑨が出にくいのは弱点というより、作風の重心ではないでしょうか。要は何を大切にしているかみたいな指針ですかね。
①や⑨は比較的、機能性の高い型です。作品の気配を伝えるというより、内容や仕掛けを分かりやすく示す方向ですね。たとえば――
『エリンの空はまだ遠く』
①内容伝達寄りなら
→『翼を失ったエリンの空はまだ遠く』
→『飛べない少女エリンの空はまだ遠く』
⑨装置型寄りなら
→『七日ごとに記憶を失うエリンの空はまだ遠く』
→『空を奪われた少女エリンは三度目の旅に出る』
――といった整理になるかと思います。
>どのタイプのタイトルが思いつきやすいとか、傾向のようなものはありますか?
私は②感情刺激型、③謎提示型、⑧象徴型あたりが出やすいですね。
何の話かを説明するより、「どんな余韻の話か」「少し気になる」と感じてもらう方向に寄りがちです。情緒と引き、それから少し知的な遊びは、わりと意識しています。
それと、勉強になった、トレーニングになったと言っていただけて嬉しかったです。ありがとうございます。
編集済
番外編①:小説におけるタイトル論への応援コメント
タイトル悩みますよねー。私の新作だと8と10の組み合わせですね。まあ、その代わりキャラクターとか色々見えないんですけど。
プロットエンジンを外して、文脈パワーだけで走っているので、どんな話って言われたらタイトル通りとしか言いようがなかったり苦笑
キャッチャー路線なら語感パワーっすよねー。
追記
たしかに、ニュアンスが大事なのかなと思ってますね。結局。宿借りや金蚊は路線が違いますが、それでもニュアンスですねー。
昔っからネーミングセンスがないんで、かなーり閃きのまんまか、そのまんまかにしてますね。
作者からの返信
千古さま
悩みますよねー。私なんかは空白のまま書き進める事が多いです。
千古さまの作品タイトルを見る限りでは、個人的には「情報を伝える人ではなく、温度を伝える」方かな、といた印象です。
>キャッチャー路線なら語感パワーっすよねー。
んー。なんとなくですが、千古さまの場合は語感は手段で本質は空気の提示じゃないかな、と思います。どっちかといえば、読者に、世界観説明や設定提示をするよりも、「ノリ」「毒」「哀愁」「ねじれ」「文体感」を先に渡していくスタイルだな、とも。
『この世界の思い出を君に!』への応援コメント
>キャラの知識量と読者が受け取る情報量の乖離が、物語への違和感や疑念を増幅させています。
>「因果」ではなく「展開の都合」で動かされているため、キャラクターとしての実在感に欠け、空虚な印象を与えてしまっている
カクヨムコンテスト中さまざまな小説を読みましたが、共通して上記のような作品を多く見かけました。
言語化していただき、「私だけではなかったのだ」と、胸のつかえがとれた思いがします。
また、このような小説であっても、人づきあいに長けた作家ならば評価が高くなります。そして中間選考を通過した作品も多かったようですが、現在、その方々は活動を控えめにされているようですね。
作者からの返信
アサカナさま
そう言って頂けてありがとうございます。
キャラに関しては「配置」の仕方ですかね。
私なんかはキャラ駆動じゃなく、事件駆動ではあるので、キャラが総じて弱いのが致命的ではあるのですが……。それでも「こうしないといけなかった」「このキャラじゃないとダメなんだ」という因果関係には気を付けて書くようにしています。
要は『代替の効かないこのキャラならば有り得る行動』を一貫して書くようにしているという感覚でしょうか。
極端な解りやすい例ですと、こち亀の両津勘吉。彼ならばどれだけ何をしても「まあ、両さんだし」で許される空気があります。それを構築するようにすると、どれだけ突飛な行動であろうとも読者は「納得できる」かと。
後半に関しては、カクヨムコンテストの仕様上として今後の課題ではあると思います。
様々な方と意見交換したりしましたが『読者選考で星を競う場である以上、内容を磨くのではなく、営業活動こそに意味がある』という風潮にはなっているかもしれないです。
ですが、たとえそうだとしても。
私たちがやるべきことは、面白い作品を書くこと。――そう信じております。
編集済
『この世界の思い出を君に!』への応援コメント
ご講評いただきありがとうございます。
ただいま記事の全文を拝読致しましたが、率直に言って納得に足る内容でした。反論にふさわしい意見も私の手元にはありません。
代わりに浮かんだのはひとつの疑問で、なぜ総評において私の作品は3.8点もの評価を獲得する事が出来たのでしょうか。
10点満点中での評価が下される本企画おいて、この数字はパーセントにして表せばおよそ4割。シミュレーションRPGであればもしかしたら攻撃が当たるかもしれないとプレイヤーに思わせる、絶妙なラインです。半分は越えてない、けれど楽観視できるほど低くもない数字であると個人的には思っています。
さらにもう一点、私が事前に挙げさせていただいたアピールポイントのことごとくは、本批評において見事に粗としての側面が浮き彫りになっています。
特に設定と世界観、キャラクターに関しての項目に書かれている内容・問題点は、客観的に見ても致命的と呼べるのではないでしょうか。仮にそうでないにしろ、その一歩か二歩手前のラインまでは来ているのではという予感があります。
前置きが長くなってしまい申し訳ありません。
ただ私がもっとも気にしているのはすごく単純なポイントで、神山さまは、この作品のどこに3.8点分もの魅力を感じたのだろうという点です。
講評いただいた身で大変恐縮ではありますが、私が今回批評に応募させていただいた作品はせいぜい1点か、良くて2点程度が妥当ではないかと予想しておりました。ところが蓋を開けてみれば思いのほかギャップがあり、悪い意味で戸惑っているのが実情となります。
私が本当の意味で、今回の批評に納得するために。
神山さまの考えを今一度お聞かせ願えれば幸いでございます。
追記:
返信ありがとうございます。ご提案に甘え、以降のやり取りは神山さまの近況ノートの方でさせて頂ければと思います。
後ほどコメントにうかがいますので、その際はよろしくお願い致します。
作者からの返信
だいこんさま
まずは、ご参加くださいましてありがとうございます。
厳しい批評だったかと思いますが、それについてご納得いただき、ありがとうございます。
さて、ご質問についてお答えいたします。
点数に関しましては、素養として光るものがあった、という点が大きいかと思います。発想や、やろうとしている、あるいはやりたかったであろうテーマは感じ取れました。要するに、アイデアの部分です。
ただし、それを魅力的かつ明確に読者へ届ける段階において、不足している部分がある。そうした認識での点数でした。
また、だいこんさまの別作品も拝読中でして、そちらを見る限り、「キャラクターや文章、文体そのものは書けているが、情報伝達に甘い部分がある」という前提もありました。ここはもしかしたら精度としては「甘い」ととられかねない部分かもしれません。そこは申し訳なく思っております。
>設定と世界観、特にキャラクターに関しての項目に書かれている内容・問題点
おっしゃる通り、設定や因果関係といった部分は致命的であり、整理は確実に必要です。ですが、下地(ベース)はある、と考えています。つまり、直せる作品です。
本当に点数が振るわない作品というのは、直しようがない、手の施しようがないものです。これに尽きます。
要するに、だいこんさまにしか書けないもの(アイデア)はある。それは十分に汲み取れましたので、この点数に反映されていると受け取っていただければ幸いです。
さらに踏み込んで申し上げますと、点数が振るわなかった作品には、日本語そのものが破綻していたり、設定資料集のようになっていて物語になっていなかったり、アイデアがテンプレートだったり、そもそも何がしたいのかわからなかったりと――「小説という形になっていないケース」もあります。それは過去の批評をご覧いただけると確認いただけるかと思います。
改めまして、ご参加くださいましてありがとうございます。
またご質問などがございましたら、近況ノートへのコメントや外部ツールなどで、お気軽にご連絡いただければと思います。
『この世界の思い出を君に!』への応援コメント
き、厳しい……!
修正の例についてさくっと補足。実はこれ視点が変わってるんですよね。方向性として、大衆向けでは一元を使う場合が多い(誰に感情移入すれば良いか提示されるから)んですが、神視点の場合は群像劇で『物語のテーマ』なりを語るのに適してます。
ハードボイルド、或いは海外系の長編ファンタジーは神視点が多めですね。これのメリットは特定のキャラに読者を置くか、肩を組んで観客席に座らせるかの違いなんすよね。
利点をざっくり言えば、キャラの食い違いなりを俯瞰して笑ったり、これは悪趣味だなって拍手させたり、メタ的な要素に読者を叩き込むなら神視点が有利。
作品の空気も一元より神視点は硬派になります。神視点(語り部独立)は一元にもなれるので、どこまで『この子、こんなドジなんだぜ?』するかは裁量によりますよね。
カメラワークとして、水たまりを飛び越える。走る女の子の背後では、ひとひらの桜が水たまりに落ちる。花筏っぽい感じですよね。
このカメラワークは主人公を俯瞰する語り部視点なので、主人公が知らない『背後の出来事=水たまりにひとひら浮かぶ』が出来てます。このカメラワークは非常にダイナミックでありつつ、走る去る演出が効果的にキマるんすけども。
個人的に、それならチャイムの仕掛けに質感を忍ばせるリライトもありだなあとも思ったりしつつ。音に背を押されているイメージを付ける感じっすね、そうすると主人公のやんごとなき理由と、迷いを振り切りながら春一番に駆ける爽やかさも保たれるかなとも。
って、思ったりしながら講評を読んでました。あー、活字を読んで構造を考えるとヒソカみたいに興奮しちゃ(蹴
失礼、これは単なる欲望の露悪なんで気にしないでくださいぃ苦笑
作者からの返信
千古さま
読んでいて、動機と結論が結びつかなかった。つまり、因果関係が解らなかった。故に、作品に入り込めなかった。こういった感覚でしたので、厳しめになりました。
アイデアは面白いと思いますが、魅力的に届けるにはまだ足りない。ここに尽きるかと。
>補足部分
ありがとうございます。逆に勉強になります。
個人的には、作風から見るにライトノベル方向に振った方が確実に良い作品でしたので、文学的な要素を残しつつも、割とライトな文体を構築して修正させて貰ったといった感じです。ここら辺は、私自身もまだまだ精進が足りてない部分でもありますが……。
キャラ駆動で進めたのも、どちらかというと共有・共感を強めたいからといった意図がありました。感情で読者を掴む。こっちのがいいかな、と。
編集済
『この世界の思い出を君に!』への応援コメント
こちらの作品、私も読ませて頂いておりました(改稿前ですが。本作は大きく改稿されたようです)
昔は自他共に認めるガノタであり、10年以上『スパ〇ボ』をプレイしていたロボット好きの私の意見としては……。
本作は「ロボットもの」と呼ぶには少しムリがありますねぇ(作者さまには伝えられませんでしたが、この機会に)
決して本作が悪いというわけではないのですが、少なくともロボットが好きな読者の期待に応えられる作品ではないと思います。
私は本作の近いジャンルは『デジ〇ン』や『スーパードール リ〇ちゃん』(古い上にマイナーwww)ではないかと思いましたね。
「主人公は直接戦わず、しかしパートナーとの絆が重要視される作風」がそのものではないかと。
そちらの方面で特化し、強く推せば悪くはないと思うんですがね。
もちろん神山さまの仰られる「キャラの動機」「設定面」も強化が必要だと思いますが。
作者からの返信
三鞘さま
なるほど。そうでしたか……。
私も、ロボットものジャンルとしては「なし」ですね。「ロボットである必然性が見られなかった」という設定とか構造的な話です。
>『デジ〇ン』や『スーパードール リ〇ちゃん』
>「主人公は直接戦わず、しかしパートナーとの絆が重要視される作風」
あー、なるほど。言われてみますと、確かにそっち方面ですね。
ポケモンとか、そっちに近いかもしれないです。もしくは、もう少し拡張してカードゲーム形式で自分のユニットを強化する(パーツを呼び出す)みたいなのだと映えるかもしれないですね。
霊視探偵の報告書への応援コメント
神山さん
丁寧なご講評をいただき、誠にありがとうございます。辛口と伺っておりましたので身構えておりましたが、想像以上にお褒めの言葉をいただき、大変驚いております。
私自身、本作の完成度には一定の手応えを感じておりましたが、ご指摘いただいたとおり、商業作品と比べた際に「あと一歩」及ばないため、その差を埋めるために本企画に参加させていただきました。
【9】までお読みいただいたとのこと、重ねて御礼申し上げます。第二幕に入ると説明が増える構成になっているため、その点が冗長に感じられなかったか、ご意見を伺えますと幸いです。(尤も、大きな難所はこの先に控えておりますが……)
また、いただいたご指摘や解説は、自分でも言語化しきれていなかった部分を的確に捉えてくださっており、神山さんの読解力の凄まじさを感じました。大変勉強になります。
お時間のある際で構いませんので、ぜひ最後までお読みいただき、ご感想を頂戴できましたら幸いです。
引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。
作者からの返信
石野 章さま
こちらこそ、企画へのご参加ありがとうございました。
また、丁寧な返信をいただき、重ねて御礼申し上げます。
【9】段階までの批評となりますが、率直に申し上げて非常に面白かったです。筆致、キャラクター、展開ともに文句なしのエンタメ作品でした。特に筆致は素晴らしかったです。
懸念点としては、講評でも触れた通り今後の「解決編」でしょうか。期待値が高まっている分、ここが上手く機能するか否かで全体の評価が左右されるかもしれません。
>ぜひ最後までお読みいただき、ご感想を頂戴できましたら幸いです。
その点も含め、現在は他企画の進行中のため即座には叶いませんが、時間を作ってぜひ最後まで拝読したいと考えております。その折には、改めて感想をお伝えします。
>第二幕に入ると説明が増える構成になっているため、その点が冗長に感じられなかったか
また、ご質問への回答ですが、もう少しホラー要素(緊張感)に振れる余地があった点は、一読者として惜しいと感じました。
たとえば、遥香が精神的に摩耗し、赤いものを身にまとって周囲を赤く染めていく場面などは、より不気味に演出できたかもしれません。現状では語り手の冷静さが勝っており、「観察」の側面が強いため、もう少し感情に寄り添い深化させることで、より恐怖が際立つはずです。そうすることで、冗長になり得る説明臭さは取れて、緩急も掴めたのではないかとも感じます。
改めまして、この度はご参加いただき誠にありがとうございました。
本当のお姉ちゃんならよかったのにへの応援コメント
ご感想ありがとうございます!せっかく参加させていただいたのに伺うのが遅れ申し訳ございません。
なるほど……。確かに素材に甘えている部分は多分にあるかも知れないですね。
別側面……。非常に挑戦してみたいですね。中々上手くいかず悪戦苦闘しておりますが……。
この度も大変丁寧に読み込んでいただけてありがとうございます。励みになります。ありがとうございました!
作者からの返信
間川さま
ご参加ありがとうございます。
>素材に甘えている部分
悲劇は並べられているので、もう少しその視点を変えてみたりするといいのかもしれないですね。本作の場合は「知的な方向での虐待」でしょうか。歪んだ愛ともいえますが、当人には伝わる事がないみたいな。
>別側面
是非に。とはいえ、筆ノリが大事ですからね。あくまでも提案くらいで思って頂ければと思います笑
改めてご参加ありがとうございます。
博士とわたしの凍り漬けの日々への応援コメント
下読みとして作品を読むのと、趣味で読むのとでは、大きく違うんだなと思いながら読んでいます。
けれども、読んでいて感じる疑問点については、もしかしたら共通項が多いのかもしれないです。
読者に「自分の作品を読んでどう思ったか」について聞きたいと思っているうちは、もしかしたら「小説を書いて他人に読ませる」という行為の玄関口にすら立っていないのかもしれない、と思いました。
作者からの返信
アサカナさま
そうかもですね。特に下読みの場合は、その人の「人生」が掛かっている場合があるので……割と真剣に(と言うと大げさですが)読んでしまいます。講評も、そういった意識があるのかもしれません。
>読んでいて感じる疑問点
これはあると思います。引っかかるポイントの多くは共有されるかと。
>読者に~
……うーん、そうですね。創作行為って、実際には「自分に向けた創作」と「他人に向けた創作」という、矛盾する二つのベクトルが同時に存在していることが多く、これが話をややこしくしているのかもしれません。
ただ、私自身としては、究極的にはもっと「自由」で良いのだと感じています。
もちろん、ここに金銭やお客さまが絡むとまた話はややこしくなります。「自分のために書く」行為がいつのまにか「他者のために書く⇒売れるものを書く」となり、それはそれで悩みの種になるのでしょう。
自己満足のための創作も間違いではありませんし、他人に向けた創作も間違いではないと思います。
理想は自分の書いたものが全部認められることですが、現実はなかなかそうはいきません。
そして、自己満足では飽き足らずに他者に感想を求めることも、何も間違いではなく自然なことです。滅茶苦茶に言われて「なにくそ、この野郎、絶対面白いものを書くぞ!」と燃える方もいれば、響かずに筆を止める方もいれば、反応は人それぞれですね。
私の場合は、自分の書きたい欲を優先しつつ、相手に伝わるように、一筆一筆置いている感じです。
なんだかうまく言えませんが、少しでも参考になれば幸いです。
くっころ女騎士を妻に迎えたへの応援コメント
めっちゃわかります。web小説にはこの、使えばそれだけで全て語った気になる『記号』というものが乱用され過ぎてると思うのです。シチュなんかも記号的。とりあえずこのシチュ出しておけば読者は喜ぶだろうなんて意図が透けて見えるものもよく見かけます。
違うんですよ。やはり癖を語らないといけないんです。自分にしかわからなくてもいい、そんな癖。神山様の電池舐めたみたいなやつ。
別の創作界隈ですが、私が鎧フェチを全面に推したことで、鎧フェチに堕ちた界隈の人が居ました。胸に掛かるポールドロンだとか、キドニーダガーで刺そうと捲った鎖鎧の下のお腹の白さとか、なんかそういう癖が小説にも欲しいのですけど分ってくださる人って少ないです。あ、全然関係ないですけど、受〇すると電池味じゃなくなりますよね。
作者からの返信
あんぜさま
そうなのですよね。今のWeb作品はいわば「均質化」が進んでいて、ファーストフードやファミレスが乱立しているような状態といいますか……。味そのものより、価格帯や手軽さで勝負している感じがします。
もちろん、それ自体が悪いわけではないのですが、そればかりだと舌が肥えてしまい、結局は飽きてくるのですよね。もっと刺激のあるものを食べたくなるというか、均一な「記号」ばかりでは物足りなくなってしまう。
我々は紳士ですから、流れてくる均一なものばかりを食すことには、やはり飽き飽きしているのです。そのシステム(手軽さやコスパ)には感心しますが、「味」そのものに惚れ込んでいるわけではない……といったところでしょうか。
>やはり癖を語らないといけないんです。
まさにおっしゃる通りです。創作こそ「癖」をさらけ出して良い場所ですし、むしろそのための創作だとも思います。
特にラブコメは顕著ですね。「このヒロインに会うには、この作品を読むしかない!」と思わせる力は、やはり作者固有の癖から生まれるものですから。
>鎧フェチ
ほう……いいですな(眼鏡くいっ)。
やはり、そういう「偏愛」こそが必要なのだと思います。自分の好きなものを語り、相手をもその沼に引きずり込むことができれば……最高ですね。まあ、そんな作品ばかりだと今度は胸焼けもしそうですがw
あ、ホルモンバランスが変わるかららしいですね、それ。
くっころ女騎士を妻に迎えたへの応援コメント
ありがとうございます!
とても納得のいく指摘ばかりで、「確かにぃ〜」と声が溢れてしまいました。
文章力に関して少し不安でしたので、十分と言っていただき安心しました。ありがとうございます!
今回指摘していただいた部分も、今後の参考にさせていただきます。
よろしければまた、別の作品で参加させてください!
作者からの返信
緑茶さま
ご参加くださいまして、ありがとうございます。
また、講評を心地よく受け止めていただき、恐縮です。
>文章力
Web読者向けでしたら、十分だと思います。
この路線で磨いていくなら、「見せたい感情は行動に変換して見せる」ことがポイントになるかと思います。描写は、行動の意味や読者の想像を補助する役割にとどめる、というイメージでしょうか。たとえば:
【描写重視(紙媒体向け)】
彼女の心は不安と期待で揺れていた。目の前の人が何を考えているのか、どんな表情をしているのか、まるで透けて見えるようで、しかし一方で理解できないもどかしさが胸を締め付ける。
【行動重視(Web読者向け)】
彼女は手を握り直し、視線をそらす。呼吸が早くなり、指先が震えた。目の前の人が口を開くと、思わず後ずさりする。
といった感じです。あくまで参考までに。
改めまして、ご参加くださいましてありがとうございました。
また、ぜひよろしくお願いいたします。
くっころ女騎士を妻に迎えたへの応援コメント
なんだか今回の講評……やけに熱が入ってませんでしたか?ww
いや作風を考えれば仰ることはごもっともですし、その「熱」で作者に伝わるものもあると思うんですがねw
いや、過去一面白い講評でしたwww
短編のようですし、サクっと読みに行ってきますw
作者からの返信
三鞘ボルコムさま
HAHAHA。きのせいですよ、きっと。ええ。
我々は豚ではないのです。安易なエサが蒔かれているカクヨムという戦場の中で本当に食べたいものだけを食べるグルメな紳士なのです。看板に釣られてはいけません。クマー。
>過去一面白い講評でしたwww
ありがとうございますw
くっころ女騎士を妻に迎えたへの応援コメント
少女万歳! 少女万歳! ひゃぁー!
失礼、狂いました。でもやっぱりフェティッシュな固執や執着は大事ですよね。え? プロット……? 構造、少女の前には無力よ(みてみなよ我が娘を面
作者からの返信
千古不易さま
つ「処方箋」
Web読者を対象とする場合は特にそう思いますね。
何せ似たような店が立ち並んでいますので、我々――紳士としましては数少ない時間を支払うに相応しいかどうかを極めて短時間で見極めなければなりません。安いエサで満足する豚ではいけません。ぶひ。
ゼロの英雄への応援コメント
ありがとうございました。
ご指摘いただいたのは、私自身も懸念していた点ばかりだったので、手直しする覚悟ができました。
とはいえ今後どう直すかはまだ全然まとまっておらず……。
日を置いて、コメントあるいはXにてメッセージを送らせていただきたく思います。
一点だけ、「整いすぎている」とのご指摘をいただいた文体についてです。
これは私の偏った読書経験の影響だと思います。
文体という観点において、ダークファンタジーらしく書かれている参考作品を、何かぱっと思いつくものがありましたら教えていただけないでしょうか。
作者からの返信
鈴華圭さま
ご参加くださいましてありがとうございます。
>懸念していた点
おそらくは設定や展開の部分かと推察しますが、どうしてもダークファンタジーを描く以上、描写は増えがちになります。しかも本作はW主人公構造ですので、進行は通常よりも二倍三倍ほど時間がかかる部分もあるかと思います。
>コメントあるいはXにてメッセージを送らせていただきたく思います。
いつでもお待ちしております。
また、悩んでいる点などを具体的に言っていただければ、僭越ではありますがアドバイスできるかもしれませんので、お気軽にどうぞ。
>「整いすぎている」
>ダークファンタジーらしく書かれている参考作品
詳しくは近況ノートにまとめるつもりではありますが、正直に言えば日本の場合、ダークファンタジー、特にソード&ソーサリー(S&S)の構造は、小説よりも漫画やゲームの方で発展したジャンルのため、「文体の代表作」がやや少ない印象です。代表例としては『ベルセルク』や『ソウルシリーズ』といった視覚メディアが主戦場になりがちです。
ですので、厳密にはダークファンタジーとは呼べないかもしれませんが、参考として挙げるなら次のあたりでしょうか。
『吸血鬼ハンターD(菊地秀行)』
⇒ 荒廃世界+怪物退治+孤独な剣士で、構造的にはかなりS&Sに近いです。
『魔界都市〈新宿〉(同じく菊地秀行)』
⇒ 剣と魔法ではないですが、「怪異の巣窟に踏み込む剣士」という点でダークヒーロー物の系譜です。
『十二国記(小野不由美)』
⇒ S&Sというより政治神話ファンタジーですが、重厚な世界観の日本ファンタジーとしてよく参照されます。
『屍鬼(小野不由美)』
⇒ やや読みにくいのが難点ですが雰囲気はかなり出ていますので、こちらは雰囲気づくりの参考になるかもしれません。
日本語小説でダークファンタジーの文体を見るなら、この二系統が参考になると思います。
もっとも、日本では小説に限定すると「S&S → TRPG系」「ダーク → ホラー寄り」に分かれてしまっていて、ベルセルク/ソウル系の交差点が少ないのがやや難しいところです。
あとは、ニトロプラスの『鬼哭街/虚淵玄』が、ライトノベルとしては比較的手に取りやすい位置かもしれません。この頃のニトロプラスは『Phantom』『デモンベイン』といったダーク寄りの作品も多いので、参考にしやすいかと思います。
ただし、虚淵先生や鋼屋先生は小説家というよりも「脚本家」「シナリオライター」が主戦場ですので、文章そのものというよりは構造面を参考にする、という捉え方でもよいかもしれません。
改めまして、ご参加くださいましてありがとうございます。
喪失の隣でへの応援コメント
自分にも当てはめながら読んでいます。
私もカクヨムで他の方々が書かれた小説を読みながら、様々な考えが浮かびます。
「話の内容が頭に入ってこない」
「なんでこんなにつまらないんだろう?」
「話のテンポが遅い?」
「これを読んだら星3つつけないと文句言われそうだよな」
「話の整合性が取れてないけど、読者の感情を文章のみで操作するのは巧いよな。下手に文章が巧いから厄介だよな」
「このキャラがこんなこと言う? する?」
しかし、自分の好みが基準なので、また、公募の選考にすら残れない実力なので、ひと様に講評できる立場も資格もないと思っています。
だから神山さんのような取組を見ると、凄いなと思うのです。
このような企画に参加する書き手は、自信があるのだと思います。
だからこそ、恨みを買う危険性もありながら、続けているのは凄いことだと思います。
引き続き応援しております。
作者からの返信
アサカナさま
温かいお言葉、ありがとうございます。
講評は、自分が下読みをやってきた経験があるからこそ「きっとできるはずだ」という、妙な自信に支えられているのかもしれません。
このように他者さまの作品をお借りして分析し、言語化していくことは自分の研鑽という面もありますが、「こうしたらきっともっと面白くなるのにな」という祈りに近い願いと、創作界隈へのささやかな恩返しの気持ちもあるのだと思います。
あくまで一読者・一講評者として綴っておりますので、少しでも参考になる部分があれば幸いです。
こうしてコメントをいただけるだけでも、大きな励みになります。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
編集済
本当のお姉ちゃんならよかったのにへの応援コメント
お、これまた文芸っ!
んー……こいつはかなり難題。
これ比喩や表現、そうした部分じゃなくて、人間は段差で躓いて簡単に死ぬようなスペランカーみたいではない事実。人は呆気なく扱われるが、安々とは死なない事の直視かもなあ。
文芸ってどうしても解像度が求められますよね。誰かを歪めてやるってくらいの。その点、個人的には好ましく思っていたりしますけども。
追記
完成度は高い、伝わる。辛さ、痛み、やるせなさ。
方向性によりますが、私の知る文芸は物語(悲劇にしろ過去にしろ)を経て、今どうなの。にあると愚考してます。
文芸は物語(悲劇)にはないじゃないか、とかいうと語弊が発生しそうですけども。
追記の追記
凄まじい極論なんですが、私も言語化が不完全なんすけども。ニュアンスとして。
物語(悲劇、喜劇でも構わない、過去)の形のまま終わり、読者に悲しかったや辛かっただけを提示するのはエンタメなんですよね。大変な過去があったんだ、って消費にこそある感じで。
これを文芸では物語を『経た姿』にある、みたいな。
うーん、ニュアンスの話にしか纏まらないし、一つの正解でしかないですけども。
昨今、文芸とエンタメの境界が曖昧になりそれは喜ばしくもあるけれど、やっぱり違うんだよなあと。こう、なんだろ、もう感覚的な話になるから嬉しいやら困るやら苦笑
作者からの返信
千古不易さま
こちらの作品は、文芸としては「良い意味で解りやすい」例だと思います。読み手が主人公に共感しやすく、追体験しやすいので読みやすい。形式的には「私小説」に近しいかもしれませんね。勝手ながら、千古さまの「リライト」に送ってみると、ちょっと面白い題材になるのではないか、と考えました。
>文芸ってどうしても解像度が求められますよね。
賞目線で見ると、先人たちが積み上げてきた歴史があるため、要求水準はどうしても高くなりがちです。加えて、ただ「面白いとは何か」を研ぎ澄ませるだけでは足りないのが文芸の難しいところであり、同時に興味深いところでもあります。
※追記
少し整理して考えてみますと、個人的にはこういう流れだと思います。
元々、エンタメ(大衆向け娯楽作品)と純文学は、表現の方向性や読者層の面で対極に位置していました。しかし現代では、エンタメ作品にも文学的視点や高い描写力が入るようになり(例としてライト文芸というジャンル)、両者の境界はだいぶあいまいになっています。これは「開口が広がった」ともいえますし、時代の流れとも考えられます。文学作家がライトノベルや娯楽作を書いたりする背景には、需要と供給という現実的な問題もあるでしょう。「売れる作品を書かねばならない」という生計上の切実な理由が存在するわけです。その結果、読者はエンタメ作品の中に潜む文学的価値に気づき、そこから純文学に興味を広げることもあると思います。
要するに、現代の読者は、エンタメ作品の中で自然に文学的な余韻や微妙な感情の揺れを体験することで、かつては「訳がわからん」と敬遠されがちだった純文学の読み方を、知らず知らずのうちに身につけるようになった――。そういう意味で、娯楽を楽しむことと文学を味わう力は、かつてよりずっと近くなっているのかもしれません。
>私の知る文芸は物語(悲劇にしろ過去にしろ)を経て、今どうなの。
ですので、千古さまの言う「今どうなの」という視点は的確だと思います。ただ、その感情の整理や読み取りの力は、まだ若い芽のような状態にあり、現代の読者や文芸の文脈が、徐々にその力を育んでいる最中にあるのかもしれません。
>文芸は物語(悲劇)にはないじゃないか、とかいうと語弊が発生しそうですけども。
そこは、ないとは言えないと思います。比重はどうあれ、過去の悲劇的物語と余韻や思索の両立は十分可能でしょう。
同じような話題かはわかりませんが、カクヨムには「円城塔応募作品」のような、境界線上の実験的思考作品もあります。一読では良く分からない作品です。読み方が全く分からない――ロジックは存在する暗号のような、でも小説とは言い切れない。文芸なような、いえ、もしかしたら別の形なのかもしれない――作品ともいえます。
こうした作品も、現代小説の多様性を示す面白い例かもしれません。
編集済
イデアの海への応援コメント
私の場合、台詞は言葉足らずや食い違いが大好きなのでそこをちょっとやさしくしてますね。逆に。台詞だけで話の展開を分からなくする癖を抑えてます。
いやあ、会話って価値観の摩擦と火花だしぃ。お互いなにを言ってんだこいつって反応が大好物で。なので、意識しているのは解釈の二重化とか。
食い違いを強調したり、或いは価値観の共有がある二人とかは要約したりしてます。以前神山さんに指摘を受け、自作の一部を大幅に構造から変えたのが良い例。
プロット上、内容が分からなくても極論良い話ってのが好き過ぎるのがネック。でも内容はもっと分かり易く知りたいか、って改めまして。
価値観の共有があると人間は端折るので、その場合は地の文で支える。価値観の相違があれば互いに理解をしようと会話を組み立てようとする。
日本語は特に、言語学的にも末まで言わないと内容が分からんもんで、未来と過去形が同列に扱われるからこそ文脈は汲み取り易くしようかなとも。
まあ、主人公が自らの世界観に引き篭もるタイプだとまじで文脈大事なので。その文脈を汲み取り易くする方針にしたり。後は逆に、説明の割合を増やす(血涙
正確には必要か否かをより親切に提示する、ですね。これは流しても良い、これだけは覚えよう、みたいなのにもっと強弱を付けて寄り添うイメージ。
幻想文学系はこの辺りがもっと大事なんかなあとも思います。一万文字で大体なんとなくイメージ固まらせつつ、ですね。私はもうちょい飾りを、情緒を考えないとなあ。
説明よりその場を優先しているものの、極論プロット進行には不要ですし。
うーん、考えさせられますな
作者からの返信
千古さま
食い違いや言葉足らずの会話が面白い、という感覚はよく分かります。会話って価値観の摩擦が出るところですし、そこにドラマが生まれるというのも確かにそうだなと思いました。
ただ一方で、「内容が分からなくても成立する」というところについては少し考えてしまいました。例えば文学的な表現として、あえて混乱や断片性を読者に体験させるような作品もありますよね。そういう方向なら成立するのも分かる気がします。
ただ、物語(特にエンタメ)として読む場合だと、「謎としての分からなさ」と「単に状況が掴めない混乱」は結構違うのかな、とも思ったりしました。
セカイ系の作品なんかも、一見すると分かりにくい境界線を歩いている印象がありますが、キャラクターの関係や感情の流れ自体は追えるようになっていたりしますし。
なので、食い違いや省略の面白さはあるとしても、どこまで読者に状況を掴ませるかのバランスはやっぱり難しいところですね。
イデアの海への応援コメント
>神山様
この度は精度いただき、熱意のこもったご指摘と改善案までいただきありがとうございました。
参加表明をしておきながらその後一切の補足ができず申し訳ございません。
せめて私のスタンスや何を見ていただきたいかを書くべきだと思っておりましたが、少々忙しくしており、参加後に更に忙しくなり心身ともに弱ってしまい叶いませんでした。
全体として、4話までが如何に〝足りてりない〟のか、誰を、何を遮ってしまっているのかとてもよく理解できました。ダメダメにもほどがありますね。
あらすじやキャッチフレーズは思い付きのまま取り敢えず書いてその後考え直しも添削もしておりませんでした。内容と不一致になっている点はご指摘の通りです。
そして、他の評者の方からも同様の指摘を受けたことがあるのですが、書き出した際の設定のバランス感やキャラクターの決まり切っていない部分、動き出しの遅さなどには自覚があり、ご指摘いただいた内容が突き刺さっております。全て正しいと感じており、返す言葉もありません。
比喩も言葉選びも私が好ましいものを配置しているだけで、読者様のことを考えたものではありませんでした。
キャラクターの視点に重なって描こう/書こうとした節はありますが、「設定を喋らせるための口」になってしまっていたのですね。
この程度の文章と構成で、既にある程度の文字数を書いてしまったこともあり、これだけのご指摘を序盤からごっそり書き直しきる時間はもう残っていないと思うのですが、真摯に受け止め、改稿の際に少しずつでも取り入れようと思います。
また、本企画のような「読みます」系の企画への参加判断も考え直します。
重ね重ねとなりますがこの度は貴重なお時間とエネルギーを割いていただきありがとうございました。
作者からの返信
kinomiさま
ご参加下さいましてありがとうございます。
>せめて私のスタンスや何を見ていただきたいか
こちらについては、参加時にも「補足などあれば」程度のものでしたので、どうかお気になさらないでください。
今回の講評も、あくまで一読者として作品を拝読した感想になりますので、そのくらいの気持ちで受け取って頂ければと思います。
>参加後に更に忙しくなり心身ともに弱ってしまい叶いません
創作は何よりもまずリアルが優先だと思っています。
どうか本当にお気になさらないでくださいね。
>全体として、4話までが如何に〝足りてりない〟のか、
講評の内容は耳に痛い部分もあったかもしれませんが、あくまで一読者として感じたことを書かせていただきました。素直な感想として、本作にはまだ改善できそうな部分がいくつか見受けられるように思いました。
特に、比喩や言葉遊びの部分ですね。これが世界観や設定に寄与しているのであればとても魅力的になる要素だと思うのですが、本作の場合は必ずしもそこまで結びついていないようにも読めてしまいました。
作品の雰囲気づくりにはなっていると感じましたので、ここぞという場面で効果的に使われると、読者としてもより印象に残るのではないかと思います。
>キャラクター
実際に読んでみて少し気になったのは、お互いの「やり取り」の部分でしょうか。
会話というより、それぞれが説明をしているような形に見える場面もあり、それがキャラクターの輪郭を少し掴みにくくしているようにも感じました。
時間の問題もあると思いますし、無理に全部直そうとしなくても「ここは使えそうだな」という部分だけ拾ってもらえれば十分だと思います。執筆、応援しています。
イデアの海への応援コメント
こちらの作品は、私の『激辛批評』にも参加してくださった作品ですね。
私は文学への理解が全くないので、そちらの方面には深く突っ込まずに批評させて頂きましたが……w
やはり神山さまの目から見ても、少し厳しい作品でしたか……。
私の時に、作者のkinomiさまとお話させて頂いて「『多くの読者に楽しんでもらいたい』とも考えていません」と仰っておられましたが、結局のところ「それを目指さないのであれば、ただの作者の自己満足」だと私は思いますね。
丁寧なやり取りをしてくださる方でしたが、ここだけは考え直して頂きたいものですねぇ。
こんなことを考える私は、結局エンタメ思考しかできないのですがねww
作者からの返信
三鞘ボルコムさま
なるほど、そういう経緯があったのですね……。
もっとも、文学作品には「広く読まれること」を必ずしも第一目標にしないものもありますので、その点は作者さまの志向として理解できなくもありません。しかしながら、
>「それを目指さないのであれば、ただの作者の自己満足」
厳しいご指摘ですが、仰る通りかと思います。
設定資料集的な楽しみ方ならアリなのかもしれませんが、小説となると、設定や世界観は物語を駆動させるためのものだと思います。逆はない、というのが私の考えですので。
編集済
83番目の軌跡への応援コメント
神山様、感想を書いてくださりありがとうございます。
今までキャッチコピーやあらすじのことは、正直あまり考えていなかったので、今回その大切さを改めて感じました。キャッチコピー詐欺になっていたのかもしれないのですね……。気をつけます。
どの点においても具体例を挙げて詳しく説明してくださったので、とてもわかりやすく、ためになりました。推敲や続編を書く際に活用させていただきます。また、『物語の「骨組み」にモチーフを組み込む』など、他の作品にも通じることも教えていただいたので、これからは今回いただいた感想を意識しながら執筆していきます。
わざわざビスマスについて調べ、読んでくださり、ありがとうございました。そして、素敵な企画をありがとうございます。反応が遅くなってしまい申し訳ありませんでした。
作者からの返信
@koruzirineさま
ご参加下さいましてありがとうございます。
また、丁寧なご返信をいただき感謝いたします。
タイトル、キャッチコピー、あらすじは「外装」というイメージで捉えると良いと思います。本でも表紙に気を配ったものの方が売れ行きが良いのと同じで、やはりここは意識して整えておくに越したことはありません。
>『物語の「骨組み」にモチーフを組み込む』
そうですね。これがないと、どうしても「雰囲気だけ」のように見えてしまう可能性があります。題材自体はとても面白いものだと思いますので、ぜひ取り入れてみて下さい。
改めまして、このたびはご参加ありがとうございました。
83番目の軌跡への応援コメント
私も読んでいて惜しいなぁと。ビスマスってほんとに綺麗で、自然物とは思えない造形をする。簡単に融解するので実験キット、製作キットもありますし。存外手頃。
ただ、ビスマスの数学的な美しさがまあ堪らない。色も、性質も。作ったりすると、固まった表面が氷みたいに張るんですがね。これを突っつくと銀の液体が玉虫みたいに揺れてまあ面白い。
作る際とか、なにか結晶化する起点になる核を入れるんすけども。
って、癖がダダ漏れに……。これらを踏まえて、もっとメタファーの貫徹が欲しかったなあと。良い作品だとは思いますが、折角のビスマスだしもっと癖を煮詰めたい。カナブンみたいに。あ、ビスマス良いなぁ……石も好きぃ。
作者からの返信
千古さま
題材はかなり良かったです。ホラーにもミステリーにも文学にも何にでも転用できますが、それゆえに、惜しいといった感じですね。
素材がそのまま出てきたといった感覚でして、そこから、何かに落とし込めないとやはり厳しいかと思います。
編集済
勇者のオレの妻が全員NTRれている件への応援コメント
内容的に文芸系レーベル狙いなのかなぁ。読んでいて構成が面白い。ただ扱う内容がラノベで許されるのか、ちょっと難しい。際どい……うーん、面白い。
作者からの返信
千古さま
全体的にはWeb発祥のラノベといった感覚ですかね。内容はマーダ・ミステリーぽいなあ、と思いましたね。面白かったです。
普通に生きたい私は、今日も他人のドラマに巻き込まれるへの応援コメント
非常に貴重なご意見をいただき、誠にありがとうございます。
web小説のスタイルに合わせたいと考え、あえてこのような強めの導入にいたしましたが、結果として読者を迷わせてしまう欠点になっていたようです。ご指摘いただき、感謝しております。どのように修正すべきか、改めてじっくり考えたいと思います。
神山先生の講評を拝見し、書き始めた当初の勢いを思い出しました。おそらくその勢いのまま進めてしまったことで、物語の構成や設定を十分に整理しきれなかったのだと思います。その点は少々心残りです。
現在の最大の課題は、自分の頭の中で構築している物語を、いかに正確に読者へ伝えるかという点だと感じています。文章表現やレイアウト、一人称視点の扱いなどについては、早急に見直してまいります。先生のご意見のおかげで、自分の至らなさをしっかりと認識でき、改めて作品を磨き上げようという意欲が湧いてきました。
正直なところ、神山先生に楽しんでいただけなかったばかりか、ご負担をおかけしてしまったことを心苦しく思っております。今後も精進してまいりますので、もし差し支えなければ、行き詰まった際や疑問が生じた際に、またご相談させていただけましたら幸いです。
最後になりますが、改めてご講評に深く感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
作者からの返信
莧子さま
ご参加いただき、またお気遣いいただきありがとうございます。
あくまでも一講評者・読者としての意見に過ぎませんので、あまり気に病まないでいただければ幸いです。
>web小説のスタイルに合わせたいと考え、あえてこのような強めの導入
そのお考え自体は素晴らしいと思います。ニーズに応えようと挑戦すること自体に間違いはありません。ただ、私にはその結果が少し「ギャグ」のように見えてしまい、本作が伝えたいテーマ性は見えにくく感じました。改めて、莧子さまが何を描きたいのか、どのような物語にしたいのかを意識されると、より読者に伝わる作品になるのではないかと思います。
>現在の最大の課題
そのようにお考えになられていることをお聞きできるだけで、講評者としても、創作者としてもとても嬉しく思います。
>ご負担をおかけしてしまったことを心苦しく思っております
いえ、全く負担ではありません。むしろ、厳しい意見を申し上げてしまったことの方が心苦しいくらいです。それを真っ直ぐに受け止めていただけたことに安堵しております。いつでも相談にいらしてください。「今日の夕飯なに食べた?」くらいの気軽な気持ちで構いません。
改めまして、ありがとうございました。応援しております。
勇者のオレの妻が全員NTRれている件への応援コメント
この度は拙作、詳しく講評くださいまして、ありがとうございます。
すみません、7時の時間帯はちょっと読めない時間帯でいま読みました! ★1こ来てたので、ああこれはおもんなかったんだ……とか思って読みましたが、評価が高すぎてビックリしてます。そもそも、良くて4/10くらいかなと思ってましたし。
心理ドラマ……ミステリ要素……なるほど。そんな風に読まれたのですね。私としては、コメディ主体で笑っていただいて、最後にエロコメでほんわか程度のつもりでした。ミステリ的構造はおそらく、私が伏せカードを多用するからじゃないかなと思います。読者(というかプレイヤー)を驚かせるのを趣味にしていた、かつてのゲームマスター(TRPG)の悪戯癖だと思います。
>あえて「シーツに残った鮮血」といった直接的な暗喩を用いるのはいかがでしょうか
ああ、実はそういうのは私としては普通かなと思いまして、読者にバ〇ブで調教済みと勘違いさせておいて、次の話でアレのリングと種明かししたかったのです。
ディジエは、聖女の価値を夫の蘇生のためくらいにしか考えていないので、夫が望むのであれば、どういう結末でも受け入れたのだと思います。ディジエを襲った回の引きは、後から読めば意味が分かる――程度で、強い引きは考えていませんでした。
>本作の文章は、Web読者のニーズに合わせて非常に洗練されています
よかったです。そこがいちばん心配でしたので。
>時に「緊張感のタメ」を削いでしまっている場面も見受けられました
なるほど。もうちょっと溜めた方がよかったですか。コメディのつもりでしたので、あまり気にしてませんでした……。『煽り』をあまりしないようにして、コメディの『(気の)抜き』のつもりでやってる部分が多かったです。
タイトルとあらすじは、本編と方向を食い違わせて、笑ってもらおうとした結果でした。コピーも笑えるコピーにしたかっただけなんです……。コピーだけは自信があったんですけどね……。タイトル読んでから、コピーを読んで「ええ……」って思ってもらえれば最高だったんです。
ただ、細かく読んで頂けて参考になるご意見、たいへん嬉しいです。十二分に参考になります。ときどき、目を通させていただきます。なかなかこうやって、深く読んで頂けることは無いものですから、自作品の方向性を決める際にありがたいです。
しかし、心理ドラマと評価いただけたのは、ほんと想定外でしたし、新たな方向性を考えることができました。こちらこそ、ありがとうございます。
方向性のご提示も頂き、ありがとうございます。私、とんでもなく飽きっぽいので、似たような既存作品があるジャンルや、前に書いた物と同じものって書けないんですよね。なので、本作の改稿は行いませんが、新しい方向性のご提示は嬉しいです。
ちなみに私は。心理面の描写よりも生々しいスプラッターが大好きで、好きな小説家もクライヴ・バーカー、好きな作品は『血の本シリーズ』なんです。そのくせ、エロコメ落ちのハピエン好きなので、かなり特殊だと思います。
>正義も救いも通用しない世界で、抗いながらも無残に崩壊していく人間
たぶん、拙作の『シャーレの中の彼女』が方向性としては近いと思います。直接的な絶望ではなく、じわじわとくる不条理な絶望ですけどね。『暗黒の中でダイヤモンドのような輝き』というと、拙作の他のNTR復縁モノはほぼそんな方向性かなと思います。
>作者様の嗜好である「食」や「酒」に焦点を当てた、需要の安定したジャンルです
一般受けしそうな食の日常ドラマは実はあまり興味がなくて、恋人同士の朝のご飯だとか、夕食の準備だとか、料理と女の子の反応的な、癖のある描写が好きなので……。『僕の彼女は押しに弱い』とか『かみさまなんてことを ~陽だまり~』でよくやってます。
しかし、心理ドラマにミステリーとは、私が最も向いてないと思っていたジャンルで、新しい発見でした。
この度は本当に楽しい時間をありがとうございました!
作者からの返信
あんぜさま
ご参加いただき、ありがとうございます。
>コメディ主体
なるほどです。私としては、NTRがうまく「不倫調査劇」と重なり、伏せカードも良い感じでミステリー的な要素になっていた印象です。
ある意味、作者と読者との食い違いのようにも思えますが、私としてはそれも面白く感じられました。
>「シーツに残った鮮血」/「緊張感のタメ」
こちらも、ミステリーというより「不倫調査劇」としての読みという意味合いが強かったかもしれません。
こうした描写を入れると「謎」としてより直截的にわかりやすいかな、という印象です。もちろん、玩具で調教されているかもしれないという解釈も、わからなくはないです(笑)。
>タイトルとあらすじ、コピー
ここは少し齟齬があるように見えましたので、思い切って「NTR」というジャンルで統一してしまうのもありかと思いました。嘘ではありませんので、自然に読者に伝わると思います。
>心理ドラマと評価
伏せカードが徐々にオープンしていく様子が、「調査が進んでいく」ようで面白かったです。例えるなら「マーダーミステリー」のように、手がかりを集めて推理していく感じですね。
>方向性
私が読んでみたいと思っただけです(笑)。もちろん、参考までにという話です。
>心理ドラマにミステリー
改めて考えると、あんぜさまは「マーダーミステリー」的な手法が合うのかもしれません。本作はコメディと仰っていましたが、私には調査劇として読めましたし。
TRPGや伏せカードがお好きであれば、大きな謎を置いてそれを調査させ、徐々に明かしていくスタイルは相性がよさそうです。
そこに『暴力と性』や『飲食』などの好きな要素が加わると、さらに筆が進みやすいのではないでしょうか。
改めまして、ご参加いただき、ありがとうございました。
公募応募の注意点と重要ポイントへの応援コメント
電撃に出していた別作品のあらすじを額面通りに冒頭部のことしか書いていなかったことにこのエピソードのおかげで気づくことができました!
ありがとうございます😭
作者からの返信
@kobemiさま
間に合ってよかったです。
あらすじは軽視されがちですが、一応規約で定められているものなので、守っている人と守っていない人ではやはり印象も違ってきますからね。
編集済
カウンター・ウェポンへの応援コメント
丁寧に読んでいただき、ありがとうございます!
たしかに、自分でもなんだかふわっとしているな、と思うことがあったのですが、それがなんなのか、掴めずにいました。おそらく神山さんのおっしゃっていることが私の中にも違和感としてあったのだろうなと感じました。
なんだか、公募までに書くのが無理な気がしてきました。
とはいえ、目標は目標なので、ギリギリまで踏ん張ります!
それはさておき、ちょっと書かれていることでわからないことがあったので、質問させてください。
神山さんのおっしゃる必要な土台となる世界観とは、どういうことでしょうか? 一応、設定自体はあるかもしれないのですが、私の頭がふわっとしているので、何を入れていいかわからないです。
もしよければアドバイスをもらえませんか?
以下、設定です(長くてすみません)
なんとなく頭の中にあった設定を言語化しました。
・この星が政治的辺境かつ、地理的辺境(磁気嵐が激しい箇所かつ重要交易中継星がない)に当たる場所であるという設定
(政治的辺境は以下の設定↓)
・産業上重要ではないけど、比較的安定政権が続く帝国の保護下にあって、先住民による自治を保っているという設定
・自治と言いつつ、半ば放任されていて、警察組織も一応存在するけど、帝国人以外にはあまり適用されない設定
・帝国人でこの星に来るのは、自然や野生動物が好きなよっぽど酔狂な人か、産業や仕事上仕方なく来るひとか、左遷された人が来るかしかないという設定
・故に、帝国からの技術的資源はこの星の民にはとても魅力的だけど、帝国の通貨を手に入れる方法が非常に限られている(公共インフラ職員か、ガイドか、工芸品の販売)上、反乱等防止のために、入れられる技術にも帝国法上の制限がかかっている設定
・技術的には、この星の民が欲しいものから入ってきているので、技術力にばらつきがあり、動物保護の観点から、近未来的銃の使用が許可されていない設定
・定期船はあるものの、帝国人の輸送が主で、星を出たことがある帝国人がほとんどいないという設定
・地軸の傾きが大きく、季節による日照割合が極端なため、比較的冷涼な気候が保たれている設定
・冷涼な気候から、作物の栽培が難しく、主に狩猟採集をして生活している設定(モンゴルのようなところを思い浮かべたらわかりやすいかもしれないです)
・教育は高校にあたるところまでの教育を受ける権利があるものの、生活のためにいかない人もいる設定
・これらの背景から、帝国の仕組みについて、この星の人の理解はふわっとしているという設定(なんせ基本的に自分たちの生活に影響しないので。もちろん詳しい人はいる)
なお、磁気嵐はわかりにくいかなと思って書いてしまいました。
しかし、これ、追加で聞きたいことある場合はどうすればいいでしょうか?
作者からの返信
鶴橋振夫さま
まずはご参加下さいましてありがとうございます。
そしてこれだけ厳しい事を申し上げておりますができるならば「完結」までは書ききった方が良いと思います。
理由はもう単純で。
自分がどれくらい書けるかの今後の目安にもなるからです。これは体力的にも精神的にもという意味合いでもあります。
>必要な土台となる世界観
……なるほど。正直に申し上げますと、今あげられた点の全てが基礎的な世界観に必要な土台ですね。というよりも、これが解らない事にはキャラクターが立ち上がらないかとも思います。
ただし、読者に設定を説明するために羅列する必要はなくて、キャラクターの行動や会話、描写を通して自然に見せるようにしないといけません。
でないと情報過多に感じられてしまうので、必要な情報を必要なだけ、キャラクターや描写を通して自然に見せるイメージで書くとよいと思います。
一つ良い例がありました。空から女の子が! なのでラピュタの導入を参考としてあげさせていただきます。
こちらは主人公の日常に自然に組み込んで世界観を見せるお手本だと思います。
・パズーが市場で金を払う → 金銭制度、物価、生活水準、文化の断片
・炭鉱での暮らし → 労働環境、社会構造、階級感
・これらを一度に羅列せず、行動や会話を通して自然に提示
この手法だと、主人公の視点が「当たり前に知っていること」として描かれるので、読者は自然に世界を学んでいけるかとも。
>追加で聞きたいことある場合
正直に言えば、XでのDMか、ディスコードといった外部ツールがあると有難いです。そちらの方が詳細に詰めれますし、リアルタイムでやりとりできるのでこちらとしても助かります。
それが難しいとなれば、近況ノートにコメントをいただければとも思います。
公募応募の注意点と重要ポイントへの応援コメント
周知助かります。
しかし、これを読んでいるだけで自信がなくなってきました。
や、やばい
あと、小説の要旨を書くってやったことがないので、難しそうですね
起:出会う+謎
承:謎+仲が深まる
転:謎に襲われる
結:謎が全て解けた!
とかで分けてから、項目ごとに書きたいことを短くまとめた後で、全体をまとめて書き直した方が良さそうですね
作者からの返信
鶴橋振夫さま
最後に書きましたが、究極的には面白ければいい。そして、その自分の中の「面白い」を信じる。これです。
>小説の要旨
具体的な方法としては、一話ごとに100字くらいで出来事を「超圧縮」して並べ、それを整理する方法があります。
貴作の一話で言うと、
「金儲けを求める主人公アシュパが銃の手入れ中に宇宙船の救難信号を受信する。報酬1000万ホァンという大金に惹かれ通信を試みると、ステルス船が空間の歪みから現れて砂浜に墜落。通信と墜落の因果関係に不安を感じつつ、アシュパとマスコットのアイヴァックは様子を見に向かう」
となります。
これを完結分まで全て行い、最後に重要な項目をまとめながら起承転結で整理すると、過不足なくあらすじとして伝えられるかもしれません。
神罰の星剣への応援コメント
なんというか、よくわかります。世界観ってものを作り始めた頃って、どこか遠い世界を思い描くようなもので、細部はぼんやりしてる。なので、どうしても抽象的な表現を使いたくなるんですよね。
ただ、現実に存在した古い時代や遠い場所の人々の生活や風俗、思想なんかに触れると、狭い地域にもいろんな要素があって、じゃあ自分の考えた世界はどうなんだって振り返ると足りないものだらけ。そこに人が立っていない。そこからそれっぽさを演出し始めると、世界ってもっとずっと重くて複雑で考えることだらけ。
なんというか、慣れないうちは世界全体で町内か市内くらいの世界観しかなくて、逆に町内、なんならご近所をしっかり描いた方が世界が見えるみたいな。
その辺を考えると、web小説定番の一人称視点での転生モノって優秀なんですよね。本人が見て感じた事だけを書き連ねていけば、ちょっとずつでも世界が見えてきますし。
作者からの返信
あんぜさま
ですね。身近なものから描き始めると、驚くほど世界は広がるように思います。「路地からパンの匂いがする」「石畳を叩く音が心地よい」といった語感で訴えかけると、世界が立体的に映ってきますね。
>web小説定番の一人称視点
仰る通りです。五感に訴えやすく、読書体験が「主人公と共有する」という形になり、世界を歩くという体験に優れているように思います。
一方で、抽象的表現は美しいのですが、それを重ねすぎると読者の実感が遠ざかり、読書体験が「世界に入り込む」というより「世界を眺める」にシフトしてしまうように思います。
マトリョーシカのいた季節への応援コメント
面白そうでしたので読んで参りました。マトリョーシカというギミックと、せつなくもどこか温かな雰囲気がよかったです。
確かに、情報の出し方とか構成を工夫すれば、もっと感情を煽った商業作品にも仕上げられそうな秀逸な作品だと感じました。個人的には、強い余韻を残すよりも、今のままの、何というか死の世界との境界が曖昧な、だけどやさしく静かな構成も好きですけどね。
巡りあわせて頂きありがとうございました。
作者からの返信
あんぜさま
ご感想ありがとうございます。
こちらの作品は、マトリョーシカというモチーフを単なる設定ではなく、きちんと「ギミック」として機能させていた点が非常に印象的でした。
短編に必要な要素が過不足なく組み込まれており、講評の立場から見ても、完成度の高い、面白い作品だと感じています。
>巡りあわせて頂きありがとうございました。
その一言をいただけたことで、企画者として、また講評を行った側としても、良かったと素直に思えました。
こちらこそ、ありがとうございました。
宿借りへの応援コメント
丁寧で、作品のことを確り受け止めて頂き感謝申し上げます。先ずは、ありがとうございました。
そして『ヒャッハァー!』みたいな内なる世紀末子供が暴れそうです苦笑
○
いろいろと書き分けができていらっしゃる。
A
存外に器用ですが、ありがとうございます。私の基盤が三浦哲郎さんや森鴎外さんなどの純文学だったのが大きいかなと、なんとなく考えてます。
本作の『書き方』が最も得意な文体、なんだと思います。徹底して冷徹で、物理的。これは他の作品でも滲んでいて、活かす場を誤っている自覚はありましたからね苦笑
🔳 タイトルについて
一つのアプローチとしていっそ『やどかり』と平仮名にすることで、物語の象徴性を二重化し、情緒的な柔らかさや読者の解釈の余地を拡張できる可能性もあるかもしれません。
A
それはありだと思います。しかしその場合『ヤドカリ(生物)』のニュアンスが強くて『宿借り』のストレートな話が伝わり難いかなって考えたんですよね。
実際、年代によっては『宿借り』自体を知らない人もいる訳で、そうした背景がありました。これはあらすじやキャッチコピーとのバランスも含めて一考の余地ありですね。
🔳 キャッチフレーズについて
個人的にはこの作品を読んだ時に思ったのは『離れないで。でも、触らないで』というこの微妙な距離感だな、と感じました。傍にいて欲しいのだけれども、触ってはほしくないみたいな感覚です。これが、落とし込めたら――。とはいえ、これは私の好みにもなるので割愛とさせていただきます。
A
これは正直、苦手科目な気がしてました。『カルシウムのニオイに誘われて』とかも考えたりして、どうも抽象的になるのがネックで。個人的に最後のカズヤの文言をぶっこむか……? とかいっそ思ったりしてました。キャッチコピーがまあ、難儀なんすよね。
主管に寄せるか、寄せないか。カズヤにぐっと寄るイメージにすべきか、また悩ましい。『手にした貝殻の温度はどうですか』みたいな、問いでもありだなと考えてはおります。やっぱ引き込みとして問い形式なのかなあと、指摘から再考してます。
うむ、難しい。
🔳 あらすじ
「貝殻。ヤドカリが新たな宿を借りられるのは、古びた貝殻が海へとカルシウムを溶け出させるからだそうだ。そして、今日もまた、誰かの心は自分の宿を探している」
懸念としては、ヤドカリから「海」や「そのもののイメージ」が連想される、いわゆる「事実誤認」のようなケースに陥る場合もありますが、後に続く文脈でコントロール可能な範囲と考えられます。
A
あらすじ、超、苦手!
今回は簡潔にそのままを、が、首軸にしてました。同時に、あらすじから読みたいって引き込むには不足しているのも理解してます。冒頭は本作の鉄骨ですので、それを提示する発想はあまりなかったです。あらすじ難しい……こればっかりは器用になれない……。
走れメロスみたいなシンプルさに、ちょっと一工夫を、なら神山さんの意見を採用する形が良さそうです。方向性が見えたので、少し考え直します。ありがとうございます!
🔳 タグ
①:作風や作品内容の補強・表現
②:読者誘導・発見性の向上
正直、正解はないので難しい部分もありますが、敢えて言えば『貝殻』『シリアス』『死別』『喪失』『家出』『孤独』といったタグが適しているかと思います。
ここでは「宿借り」「ヤドカリ」は消し、比喩表現は『貝殻』に集約します。
A
宿借り、ヤドカリは浮かばなくて取り敢えず付け……ごほん。そう、私はタグ管理も分からないんですよね。
カクヨム歴半年未満の初心者なので←
特に『シリアス』や『貝殻』の発想はなかったです。ありがとうございます! いやほんとに、タグ分かんない……昔からテキトーなんすよね、ガワ……。これも作品を良くする為、逃げ回っていた私を捕まえて克服せねば。
『大人向け』とかってどうなんでしょうね? あ、そうか、検索すれば良いのか。自己解決しました苦笑
🔳 文章と文体
総じて本作は、言葉を尽くして説明することを美徳とせずに、鋭利な描写と計算された余白を積み重ねることで「沈黙に語らせる」という文学の本質を突いています。
五感を媒介に、読者の皮膚感覚を直接揺さぶるその文体は、凄まじいまでの実在感と強度を誇っている。文体そのものが物語の必然性を生み出しており、一編の文学として昇華しきっている筆致にただただ圧巻しました。
A
いやほんと、過分な評価で……あわわ……。
ぶっちゃけ、ビクビクしてました苦笑
どんだけボロクソになっちゃうだろう、今回ばっかりは退路なしだからアーマーがねえ! とか考え震えてました苦笑
そろそろ本気で『書きたい』と『書かねばならん』を両立した作品を神山さんにも、無論、皆さんにも届けたかった思いでしたので。ありがとうございます。
万人向けと言いつつも、頭が可笑しい執念で『説明を消し飛ばす』ように吹っ切ったのもあり、Web向きとは呼べないなと自覚してはおります。二回とも神山さんから指摘された部分を、今回は完全に真剣のままに袈裟懸けに参った次第で……。
ほんとじゃじゃ馬で申し訳ない限り……。
私は本来、こうした作品を書く人間で、マリアや勇者がちょっと異質な面があります。Webだとほんとに読まれないし、かと言ってそうした私の業を書かないのすらもどかしく……で、エンタメの面をして轢き潰そうとしちゃうんすよね。私の悪い癖です。ほんまに悪癖、作家性と言われたらそうなんですけど……薄めたくない欲が……強いのが問題ですね苦笑
🔳 内容
本作は、肉親の死という精神的な破局を、工場のグリースや鉄粉、冷えた缶コーヒーといった「物質の質感」に置き換えて描く、極めて身体性の強いリアリズム小説です。
全五話を通して描かれるのは、通夜を目前に控えた和也という不器用な男が、妹の死という事態に対し、喪服の欠如という不備を盾に立ち往生する姿にあります。
この「喪服がない」という設定が、単なる準備不足ではなく、彼がまだ妹を死者として受け入れるための「外装」を整えられていないという内面的な欠落を鮮やかに象徴している。
A
流石ですね、その通りでございます。ヤドカリは、脱皮する……ともあれ。ガッツリ、大真面目にフルパワーの構成となってまして『宿借り』『ヤドカリ』『貝殻』『宿』と、まあヤドカリさんに関わる全てが繋がって、溶接みたくバチっとなるように書いておりました。
「カルシウムが溶け出した貝殻のような姿」という表現について
神山さんはー……ご存知の通り、本作は昔書いた中編をコンテストに向けてブラッシュアップしたものです。それで、ヤドカリってなんで貝殻見付けてんだ? が本作の始まりだったんですよね。
詳しく調べるとですね。ヤドカリは海中に溶け出したカルシウム(風化した貝殻はカルシウムを海中に溶解させる)を辿り、見付けているそうで。そこから構成を練ったので、やっぱ豆知識や雑学は大事やなと思ってます。
▷ 深化の可能性
欲を言えば、本作が持つ文学的な深度を、もう一段極められたかもしれない箇所があります。
『白檀』を扱うさらなる整合性について。
いや、鋭過ぎる! 読みました!? 可笑しいな、中編は四百詰めにしかないのにぃ! なんで殆ど正解答えちゃうかなぁ!? こほん……。
えー、仰る通りで。白檀は本来整合性があり、繋がります。説明的になるなと端折った上で、敢えて残したのは『背景をみんなはどう読み取るかな?』って期待や、戦略もありました。白檀は御香、仏具とかで香るもので、これを二人の少女達は違う匂いとして描き、二人の背景を行間の奥にそっと置いてました。いや、ほんとするどいな……。
殆ど書いてないのになあ←ヤリスギ
本作のストーリーは、目が肥えた方なら見慣れた部分があるかなと思いますが、逆に利用して作品として成立させている部分があります。だって、ほら、私は殆ど言ってねえんですよ?
神山さんにここまで読み解いていただけて、ちょっと薄ら寒くなってきたかも……。
○
第二に、完璧にコントロールされた文体の中で、たった一箇所でいいので和也の理性が零れ落ちる瞬間が見たかったです。例えば、その匂いが鼻腔を物理的に「焼く」ほどの強度で彼をかき乱し、ハンドルを握る手が震えて止まらなくなるような、理屈を超えた「肉体が記憶に敗北する瞬間」が刻印されていれば、本作の質はさらなる高みへと到達していただろうと考えます
こうした「構造の必然性」と「肉体の真実」が、それぞれ独自の強度を持って配置されていれば、本作は読者の皮膚感覚を永劫に揺さぶり続けるような、圧倒的な深度を獲得したと思います。
A
凄く分かります。正直迷ったんですよね。でも、そう……経験則で。私は祖父が壺になった日にも、現実ってもんが曖昧で。日に日に肌が荒れたりとか、そうした積み重ねはあって、気付けたのはやはりもっと後だったのです。
で。本作はその『揺るぎない現実を実感するのも、肉体に出るのも、曖昧で朧げだよね』みたいなのを書き切れたなって満足してます。
🔳 別のアプローチ
さて、褒めてばかりでは講評として成立はしないので、こうしたら別の解釈にも繋がったのではないか、という方法を示したいと思います。
A
イエス、アイアム! カモーン!
◯
本作が持つ「迷子の共鳴」というテーマをさらに鋭利にするための改善案として、時間軸の再定義による構造的深化を提案したい。
つまり、時間軸を「通夜前」から「四十九日の前夜」へとスライドさせる構成について。
A
これは近況で話した通りで、ほんまガチ鋭いなと苦笑
短編になるように当日にしたのは、中編の頃からの名残りもあります。とは言え、やっぱり冷徹で三人称みたいな一人称で書き抜く技量の面からも選んだ部分がありました。
○
「宿借りを求め、彷徨い続けるしかない」という夜気に溶けていくという終わりも文学として非常に美しい強度を持っている。
A
届けたいこの温度、届いたのを実感します。本当に、素晴らしい講評でした。
ありがとうございます。タグやあらすじ、キャッチコピーは早急に対処したいなと思います!
作者からの返信
千古不易さま
ご参加くださいましてありがとうございます。
まずは、素直に面白い作品でした。
文学的な余韻も響いて、きちんと読者へと届く素晴らしい空気感だったと思います。
>タイトル
本作は文学・文芸寄りなので、この平仮名表記もありなのかなといった感覚です。作風はかなり違いますが、響きとしては「こゝろ」みたいなイメージですかね。
>あらすじ
本作の核をここで投げても、あらすじだけでは中身を到達できない。あるいは、読み終えたとしても帰結しない可能性もありますので、だったら、もう、最初からオープンしちゃって「ここに帰るんだよ」みたいな設計にしてもいいのかも、という考えでした
あらすじは作品つくりの一環ではありますが、また、違った畑の仕事でもありますからね。苦手なのも仕方ないのかもしれません。
>タグ
>カクヨム歴半年未満の初心者なので←
HAHAHA。同じくですが?
まあ、私もこのタグはまだまだ見識が非常に浅いのであれこれ言えませんが、構造としては読者が作品を見つける為の検索用語ぽいので、その導線の価値と作品の雰囲気の補強に使うのが、適切なのかな、とも。
>エンタメの面をして轢き潰そう
ここは作家性もあるかもですが、それは千古さまだけの個性ですので。そこを潰すのも惜しいです。要は、バランスができあがればいいのかなぁ、と思います。太宰や芥川がライトノベル書いたらどうなるんや? みたいな感じなのですかね。何か、多分。そんな感じ。
>殆ど書いてないのになあ←ヤリスギ
ここは匂わせれると良かったかもですね。説明を省くのもわかりますし、書くと野暮やろ! という気持ちもありますが、察せれるように配置するのが、ベターだったかもしれません。
>ちょっと薄ら寒くなってきたかも……。
いえいえ、私などただの一読者に過ぎませんよ……。ふふ。
>『揺るぎない現実を実感するのも、肉体に出るのも、曖昧で朧げだよね』
ここは申し訳ない。私の読みが浅かったです。確かに、通夜前ならば、躰に異常をきたすには早かったかもしれません。
改めまして、参加くださいましてありがとうございます。
面白かったです。
この度は丁寧な講評、ありがとうございます。
10枠が埋まっている段階だったにもかかわらず、受け付けていただき感謝しております。
丁寧に読み込んでいただき、かつ、的確なご指摘非常にありがたいです。
「タイトルについて」の部分でご指摘いただいたサブタイトルに関して、おっしゃる通り間口を広げたいという狙いはありましたが、置いてみたはいいが自分の中でもしっくりいっておらず、実際問題として読者に対する訴求力も大して強くないと感じていました。
中途半端なことはせず、最初に考えた通りメインタイトルのみでいればよかったかなぁ……と今更ながらに思います。
「あらすじ」の部分につきましては、非常に納得できる内容で耳が痛いです。私事ながらあらすじでまとめるのが苦手で、どの程度読者に対して情報開示すれば伝わるかなど、手探りの状態ではあります。その中でもわざわざ配置した「一個10ルビー」がフックとして機能していなかった……よく考えればわかったことですが、読者には直感的にわかりにくい表現をあえてとってしまったという意味では、読者の共感を得られなくても仕方なかったかと。
あと、どうしても装飾過多になりがちな点は注意していきます。言葉の正確さについても、しっかり精査してから配置するよう心掛けるつもりです。
「文章と文体」部分につきましては、おっしゃっていただいた通り……全体的に描写やキャラの存在感が薄くなっています。意図したことではないと言いつつ、薄々は感づいていたことも多々あり……中途半端なものをお見せして申し訳ないです。
三人称一元の利点をうまく機能させられなかった理由として、一人称的な表現により過ぎてしまったことは事実です。その弊害で情景を含めた描写が薄くなったのでは元も子もないですが……俯瞰視点がすっぽり抜け落ちたことで、余計に周囲の状況やキャラの動きなどがわかりづらくなった点は今後の課題として取り組みたいと思います。
「キャラクターについて」に関しては、主人公の受動的な態度も問題ではありますが、キャラとして必要な背景や過去が不足していることは理解しておりました。言い訳となりますが、後半の設定と絡む部分もあり……とはいえ、目を通していただいた段階での魅力の不足は事実です。ラシュカに関しても人物像に深みが足りないという点はおっしゃる通りで、描き切ることが出来なかったのは、単純に作品構成の粗が絡んでいると思います……。
「設定・世界観」については……世界観ベースとなるものは存在するのですが、描き切れたかと言われると自信がありません。正直、今回の作品で明確に足りていない要素の一つです。筆力の不足、というと逃げなのですが、今回は特にそれが顕著に出たようです。羊に関しても、背景説明がなされていなかったため、良くない意外性を感じさせてしまいました。
「内容」に関してはその通りですとしか言いようがない……。
人間関係やドラマの積み重ねがないという点、主人公の内面変化が感じられない点。第一章時点での提示が出来なかったことは完全に失策だったと思います。
構成が甘いことは事実としてあり、それを何とか再構成しようとして出来ていなかったことは、私の作品作りの課題であり、長くぶつかっている壁でもあります。
しばらく書いていなかったせいもあり、表現など適切でない部分もあったかと思います。
それでもこうして読み込んでいただき、講評いただいたことには感謝しかありません。
次に書くときはご指摘いただいたことを活かせるよう、努力していきます。
長くなりましたが、この度は本当にありがとうございました。
作者からの返信
雨色銀水さま
企画に参加くださいましてありがとうございます。
10枠はいつも大体超えますのでお気になさらずにいてくださいませ。
>メインタイトルのみ
こちらの方が情緒もあって良かったように思います。サブタイトルはそれこそ、あらすじでも語れる内容でしたのでなおさらに。
>「一個10ルビー」
こちらは即刻にでも修正をした方が良いと考えます。貨幣価値が読者に共有されておりませんので、どうしても本来の意味が伝わりません。
>描写やキャラの存在感が薄く
代名詞もそうでしたが、男か女かも文体から立ち上がってこなかったので、それと分かるようにしていただけますとキャラクターが像となって立ち上がると思います。
>キャラクター
ジャンル故に、三話ないし五話の冒頭以内ではある程度キャラを立てないと読者離脱などの懸念もありますので、やはり序盤にしっかりと立てないと厳しいかと思います。
>設定・世界観
こちらが明確に解らなかった部分です。時代背景、宗教観など、そういったものが見えませんでした。
講評でも触れましたが「物語は書けてますがキャラまでには行き届いていない」といった印象でした。なので、それに付随する設定や世界観の輪郭も朧気だったかとも感じます。
改めまして、ご参加くださいましてありがとうございます。
おや、私も覚えがありますね苦笑
情報や設定の割り切りとか。私は逆で、人に極振り過ぎる気がありますし。
意図通りとは言え、キャラのパワーありきで『語らない』でいられるのは確かです。Webでは特筆して一頁目、四千文字以内になにかしらのフックが必要だなとしみじみ思っていたり。
四千文字位ってのが味噌で、この字数で読者が一番知るべき人物、方向性が示せないといけない。これがまあ、大変なんですよねー。
四千文字前後。1シーン(プロローグ)として、過不足なく書ける字数でもあるかなと思ってます。どう圧縮しよう、せや、説明やーめよ。ってのが私の悪い癖。
実際問題、私はキャラパワーを信じ切って振り切ってしまったので。
『こいつ! なにかやらかすぞ!』って共犯みたいな立ち位置へ読者を据えたり、そうした工夫はしてますが……いやぁ、私も耳が痛い。
奇しくも私の作品も記号が似通っているので、かつて神山さんから頂いたボディブローが……深く響くものです。
読後の一人称のような味わい、これ凄く興味深いです。なんとなく私と真逆で、似ているのかなと推察してますが。
って、部外者がすみません。あんまりにデジャヴで、つい苦笑
作者からの返信
千古不易さま
序盤のフックは必須ですね。
それが事件でありキャラであり、何かしら読む理由を与えなければやはり離脱してしまうように思います。特に長編を視野に入れるならば、尚更でしょうか。
>キャラパワーを信じ切って
もちろん、これも正しい選択だと思います。しかしながら、肝心なのは読者が「納得できるかどうか」が設計されているのか、かもしれません。有体に言えば、このキャラクターならば有り得る、と読者が共有できるだけの知識を与えているか。極端な例で卑怯かもしれませんが、こち亀の両さんなら何をしても、許される。そういうキャラを構築できるかどうかなのではないかと思います。
>って、部外者がすみません。
いえいえ。講評に関してのものですので、全然。ありがとうございます。
編集済
次は、桜 第二部番外編 鈴蘭抄への応援コメント
鋭いご講評をいただき、誠にありがとうございました。
また、企画の趣旨とはやや異なる作品を持ち込んでしまった点につき、失礼いたしました。
本作が、一般的なWeb小説の読者層を強く意識した作品ではないことは、私自身も承知しております。
創作論と物語を縫合しようとした結果、どちらにもなりきれない、やや歪な作品になってしまったのかもしれません。
それでもなお、その歪さに惹かれてしまう自分がいることを、今回あらためて自覚いたしました。
そして神山様のご指摘の通り、「補足のための補足」が重なり、結果として情報が過密になってしまった部分があったことを、あらためて実感いたしました。
それでもなお、本作を神山さまに読んでいただけたことを、心よりありがたく思っております。
誰かの視線に触れたことで、この物語が確かに読まれ、確かに存在したのだと実感できたからです。
あらためまして、丁寧なご講評に深く感謝申し上げます。
今後のご健筆とご活躍を、心よりお祈り申し上げます。
【追記】
再びすみません。
神山様
率直なご講評、ありがとうございました。
ご指摘いただいた内容について、私自身も否定するつもりはありません。
確かに、講評企画に参加すること自体が、結果的に作品の露出や宣伝につながる側面を持っているのは事実です。
それは私に限らず、カクヨムという場の構造そのものでもあると考えています。
また、本作が「創作姿勢の表明」や「自作への言及」を内包している点についても、ご指摘の通りだと受け止めています。
物語と同時に、自分自身の創作行為を対象化しようとした結果、純粋な人間ドラマとしての厚みが相対的に弱くなった――
その評価は、理解できるものです。
ただ一方で、私にとって『鈴蘭抄』は、単なる宣伝や自己主張のための装置というよりも、
「作品を書くとは何か」「読まれるとはどういうことか」を、自分なりに確かめようとした試みでした。
講評を受けることも、読まれることも、結果として作品の外側に作用する行為です。
それらを意識的に物語の内部に取り込んだとき、どのような歪みや違和感が生じるのか。
今回の作品は、その実験の延長線上にあったものです。
もちろん、その結果として、作者の意図が過度に前景化してしまったという点についても、率直に受け止めています。
私は意図的に、主人公の独白や内省を「評論」という形式に置き換えました。
同時に、現在主流となっている「内面描写を過剰に積み重ねる語り方」そのものを、物語の中で試してみたかったのです。
ご講評を通じて、自分自身の作品の輪郭が、より明確になりました。
その意味でも、今回のやり取りには感謝しています。
率直に言えば、私はすでに神山様に対して、少なからず無礼にあたる行為をしてしまっているという自覚があります。
本質的に見れば、私はこの場における「正統な書き手」というより、外部から入り込んだ異質な存在に近いのだと思います。
だからこそ、遠慮や配慮よりも、自分の考えをそのまま言葉にすることを選びました。
それでもなお、神山様の講評が私に与えた衝撃や刺激を、私は忘れていません。
あれは称賛というよりも、思考を叩き起こされるような経験でした。
天満葵は、最後まで辿り着かなければならなかった存在です。
彼女が結末に到達して初めて、この作品と主人公は成立する。
私はそう考えています。
いずれにせよ、物語の最後まで読んでいただけたことには、心から感謝しています。
それは私にとって、一種の解放でもありました。
改めまして、企画と講評に対し、御礼申し上げます。
作者からの返信
wosopuさま
企画へのご参加、ありがとうございます。
読者として拝見した印象ですが、「作り手の意図が透けるあまり、共感や人間ドラマとしての厚みが薄い」と感じました。近況ノートを踏まえて10話まで読了しましたが、講評の核心は変わりません。
整理すると、主に二点に集約されると思います。
―――
1.自己の創作不変性の表明
誰に褒められようと、誰に否定されようと、作者という個は創作を続ける。葵の死というドラマも、あくまで「その事実を通じて示すメタ的な装置」に過ぎない。
2.自作の宣伝・アピール
「私はこんな作品を書いた」「この作品はこういう価値がある」という主張。感情や人間ドラマは、それを補強する手段に過ぎない。
―――
以上の二点が、読後の率直な印象です。
また、
>誰かの視線に触れたことで、この物語が確かに読まれ、確かに存在したのだと実感できた
失礼ながら、私はお断りした際に疑念がありました。それは、本講評すらも『宣伝のための手段だったのではないか』というものです。
そして、この一文でそれが更に深まった、という印象を受けました。意図は違うのだとは信じたいのですが、正直なところ、その印象を完全に拭うことはできませんでした。
改めまして、ご参加くださいましてありがとうございます。
竜の聖女は、薄明の旋律を彩るへの応援コメント
拙作の批評が他の方にも被弾していて、なんだか申し訳ないです。
改めまして、批評いただきありがとうございました。
すでに三鞘様からご指摘があるように、批評をいただいておりまして。
その際、厳しいご指摘を受けて、何とか立て直して、神山様に見ていただいたという経緯がございます。
タイトル、キャッチコピーについては、三鞘様からもご指摘があった通り、迷子状態でして。
小説家になろう、にも掲載しているので、ものすごく苦慮している次第です。
ですが、少しずつは良くなってきたのかな、と思うところもありますので、さらに検討・改良を加えて「作品らしさ」を追求できればな、と思います。
また全体的なまとめで恐縮なのですが、正直なところ、4.2もいただけるとは思ってもみませんでした。
(0.6と評価されたので、2.5とか3.0いければいいと思っていたくらいなので)
展開が遅い、世界観倫理が欠けている、等々自覚はあるのですが、どうすればいいか、といったことが見いだせずにいたので、神山様のご指摘をいただいて、何とか自分なりに方向性を見つけられたような気がします。
基礎はできてる、あとは自分なりの言葉で世界を魅せる、主人公と一緒に模索できればと思います。
モーツァルトから新曲をもらえるような(笑)そんなステージづくりを目指します。
最後になりましたが、神山さまのお言葉を糧に更に作品を改良します。
丁寧に読み解いていただきありがとうございました。
作者からの返信
綾野あやさま
企画に参加くださいましてありがとうございます。
いろいろな講評企画などに参加して自分の作品を良くしたいという気持ちは自然ですからお気になさらずにいてください。向上心の表れですので。
>タイトル、キャッチコピー
強味である独自性が消えてしまっているのが勿体ないと思います。もちろん、流行の「なろう系」や「カクヨム系」に並ぶ必要はないのですが(むしろ、この作品ですと並ぶと霞むと思います)、是非ともこの作品でしか語れない言葉は出てきますとより強くなると思います。
>方向性
講評において語りましたが、やりたい事に対して設定が整理しきれていないといった印象を受けます。
「アイドルオタクがコンサートのように光で演出する」が主軸にあるのでしたら、主人公が立ち向かう事件や出来事はここに集約するように設置してあれば、遅々として展開が進んでいないと思われないかとも。現状、竜と聖女がそれに関係しているように見受けられないので、進んでいないように見える、といったテンポを生んでいるのだと感じます。
>モーツァルトから新曲をもらえるような(笑)
彼であればその光の動きですらも、音として曲として昇華しそうですので、是非に。
改めまして、ご参加くださいましてありがとうございます。
投稿して頂けるのは金曜だと思って油断しておりました……w
まずは講評頂きまして、ありがとうございます。
自分では「1万文字に収める前提なら、これが最適解だ」と考えていたのですが……これは甘い部分が多かったですかね。
「描写不足」「説明に頼る」などの指摘は、これが原因だった部分も多いのだろうと考えております。(実際に削った部分はかなり多いですし)
🔳 タイトルについて
ここは「メインタイトルは語感を優先」「サブタイトルで内容補完」という形でしたね。
「主人公の名前をタイトルに」ですか……。
名前そのものに意味やギミックがあるなら同感なのですが、本作の主人公名にはそこまでの意味はありませんので……。
そこまで目を惹くような特徴的な名前でもありませんし、「主人公の名前はシオンだ」と伝える以上の意味はないように感じます。
個人的には、初見の読者に真っ先に伝えるのに優先すべき情報だとは思えませんでした。
🔳 キャッチフレーズについて
ここはお褒め頂き光栄ですw
実はコメントで「『例え~としても』という使い方は誤用です」という指摘を受けまして、現在は少し変更を加えています。
文字数の制限から表現を変えてしまいましたが……「あの地」を「南極」にすれば1字浮きますね。
取り急ぎ、再修正しますw
🔳 あらすじ
ここは完全にご指摘の通りです。
ジャンル詐欺を避けるために舞台・設定・物語の流れを、誤解が生まれないように、かつ簡潔にまとめようとしました。
その結果、情報密度が高くなってしまいましたねぇ。
ここは長編となっても同じ課題がありますし、どうしたものか……。
🔳 文章と文体
「読みやすい」「疲れずに読み進められる」「テンポも良好」
いずれも、本当に嬉しい誉め言葉です。
私は常々、「読者の読む負担を少なくしたい」と考えながら執筆しておりますので。
指摘の「文章の淡白さと文体の厚み不足」に関しては……言い訳をするなら「文字数制限」ですね。本作は現状でも9,900文字を超えていますので……。
真摯に受け止めるなら「力量不足」です。他の方も同じ条件で、厚みのある文章表現の作品を出されておられますからねぇ。
🔳 構成面
まずは、本作の基本構造はお褒め頂きありがとうございます。
いちおう書籍化を目指して書いた作品ではありますので「商業的なポテンシャルを強く感じる設定」というお言葉には自信を与えられますw
一方で「研磨が甘い」というご感想でしたね。
こちらも「まだ改善ができる」「その上でなら書籍化もあり得なくはない」と思って頂けたものと、前向きに考えさせて頂きたく存じますw
1. SFからファンタジーへの接続
ここも言い訳になってしまうのですが「文字数制限」ですね……。
「転生した主人公の戸惑い」を描写する尺がありませんでした。
2. 中盤の展開
ここは、ある程度「わざとテンプレに寄せた」という部分はありました。
設定が少し特殊なので、ここはあまり捻らない方が分かりやすいかと考えまして。
3. 引きの強度
これは騎士の養成学校という「新たなステージを見せただけで終わった」のが「打ち切りエンド感」を強めてしまったということですかね?
言われてみれば確かに、と頷けなくもありません。
ただ「マスター呼称の拒否」は、思いついたら書かずにはいられなかったんですねw
ここは「全体構成」よりも「ネタの面白さ」を追求してしまったかもしれません。
反省が必要かもですねぇ。
🔳 設定と世界観
ここは本当に「文字数制限」が枷になったと思います。(何度目の言い訳?w)
でも、せめて「ABの大きさ」くらいは書くべきだったとは思いますねぇ……。
ただ全体の文字数もそうですが、第1話だけで約4,000文字を使ってますので……。
第1話の文字数を僅かでも削ろうとした結果です。(悪い方に出てしまいましたが)
ただ「ネーミングが魅力的」と仰って頂けたのは慰めになりますw
🔳 キャラクターについて
ここは「長編の設定を見せるだけの作品」となってしまったと言い換えても良さそうですね。そのために「人間ドラマを見せる作品」にはなれなかったと。
確かに仰られる通りですね……。
長編の導入ならば「単にAIの能力を持った少女」から始まっても良いかとは思いますが、短編で完結する作品ならば「それだけ」では魅力が足りませんよね。
短編用にコンバートしきれていなかったのだと分かりました。
🔳 内容
まず冒頭の導入ですが、これも文字数を少なく・物語の前提を簡潔に述べる為でしたね。
「物語の進行やキャラクターのやり取りの中で、必然性を持って語られるべき」というお考えには同意ですが、本作の設定・構成・文字数制限から他に手は思いつきませんでした……。
「テンションコントロール」も、描写を極力削った結果ですね……。
長編を書くなら、現状の第1話を3話分くらいに分割したいものです。(それはそれで問題もありそうですかね?)
「引き」に関して、第1話のラストは「あらすじ」での指摘と同じですね。
ジャンル詐欺とならないように、第1話で転生まで持っていこうとした結果でした。
これも判断を誤りましたかね?
🔳 総評
くっ、もっと高い点数をもらえると思ってました。悔しいです……っ。
いやホントに悔しいです。自分では「かなり良い出来だ」と感じていましたので。
私も色々な作品を批評させて頂きましたが、自己評価になるとサッパリですねぇw
頂いた再構築案の「別れから始める」ですが……それは現状の「第1話を丸々使って」ではなく、「冒頭の数十~数百文字で」という意味ですよね?
本作は前提の設定が多く、特に「主人公がAI」だということは最初に明示しなければなりませんので……難しくありませんかね?
むしろ長編の際には「現状の第1話を2~3話に分割」とすら考えていたのですが……(現状の第1話を流用も考えてますが)
ともあれ、指摘点の多くは「文字数制限による描写不足(もしくは単に力量不足)」だと分かりました。
土台(設定・コンセプト等)は良いと仰ってくださったことを感謝します。
今後は設定を煮詰め、長編用のプロット作成に取り掛かろうかと思います。
今回は本当にありがとうございました。
梶野さまと同じく、いつか神山さまにもギャフンと言わせたいと思いながら執筆して参りますww
作者からの返信
三鞘ボルコムさま
こちらこそ、ご参加くださいましてありがとうございます。
まず本作についてですが、三鞘さまの自己分析通りで、設定段階で短編に落とし込むのは非常に困難だと思います。ジャンルも複合的で、もし短編で全て語ろうとすると、どうしてもダイジェストになってしまい、読後の印象も薄くなりかねません。
たとえるなら、制限時間内に料理を作らなければならない状況で「材料は豊富だが、全部使うには時間が足りない!」といった感じでしょうか。
>タイトル
本作はジャンルがやや特殊なので、それをタイトルに落とし込むのは難しい……。
だったら思い切って、ライトノベルらしく「シオン」というキャラクターやその属性に寄せてしまう方がわかりやすいのでは、という考えでした。
「機心機巧のヴァルキュリア」は語感こそ強いですが、具体的な世界観や内容が読者に伝わりにくいです。
そこで、シオンがSFとファンタジーの両方を内包していることを活かし、彼女を物語の顔として看板に据える――そんなイメージです。
これは「涼宮ハルヒの憂鬱」や「灼眼のシャナ」のように、名前だけで作品の雰囲気や世界観を連想しやすくする感覚に近い考え方です。
ここまでうまく説明できず、申し訳ありません。
>3. 引きの強度
>打ち切りエンド
ですね。ここはもっとドラマチックに余韻をもって、南極の方を見詰めるシオンを描写する方が良かったかもしれません。映像的にも綺麗ですし。
>内容
>長編を書くなら、現状の第1話を3話分くらいに分割したいものです。
転生後の世界に「バクズ」が影響ありそうなので、ここは丁寧に書いても問題ないと思います。特にここは、前世との繋がりもあるので、大きさとか質感といった情報を読者とも共有するためにも、やはり詳細な描写は欲しいと感じました。
>これも判断を誤りましたかね?
んー、難しい所ですが。難しいところですが、本作は転移ではなく転生で赤ん坊から始まるため、ここで引きを作る意図も理解できます。
ただ、アキラの背中をじっと見つめて暗転――とする方が、ドラマとしての余韻はより大きかったのではないかと思います。タイトルの意味ともリンクしますし。
>「別れから始める」
言葉が足りず、申し訳ありません。意図としては、短編としてカット割りを組む場合の話です。設定が多いため、回想を使って背景を補う手法になります。
―――
・冒頭は強い情景で引き込み、アキラとシオンの別れや戦場の絶望感など、読者がまず感情で掴まれる部分から始める。
・背景は最小限に絞り、後から回想やセリフで補完する。つまり「なぜこうなったか」は段階的に理解させる。
・見せ場を選んで構成し、戦闘や感情のピークを中心に描き、余計な説明はカットする。
―――
こうした流れです。ただし、この方法でもどうしてもダイジェスト感は否めず、短編としてまとめるのはやはり厳しかったかもしれません。混乱させてしまい、申し訳ありません。
>「文字数制限による描写不足(もしくは単に力量不足)」
これは、もともと長編用のプロットなので、短編に落とし込むと無理が生じました。結果として、「短編としての完成度と質」と「長編化を見据えた引き」のバランスにおいて、いくつか課題が残った、といったところだと思います。
土台(設定・コンセプト等)は面白いです。フックもあります。後はどれだけドラマを持続して描けるか――これが長編化の鍵かと思います。
是非とも、頑張ってください。応援しております。
改めまして、ご参加くださいましてありがとうございます!
竜の聖女は、薄明の旋律を彩るへの応援コメント
こちらの作品ですが、私も批評させて頂いたことがある作品でして……。
その際にはタイトルは別物だったんですね。私の批評時のタイトルはこれです。
『サイリウム?いいえ、光魔法です。〜ドルオタ聖女、夢みるステージをプロデュース!〜』
この時、私は「コメディ作品のようなタイトルだ」「ライ〇セーバーを持ってオタ芸しながら敵を打ち倒す主人公の姿を連想した」と言って、変更を強く推したんですよね。
タイトルだけに限りませんが、本当に「どういうものを見せ、表現するか」は難しいものだと思います。
目指すものが違えば見せるべきもの・表現するべきものも変化しますしね。
作者からの返信
三鞘ボルコムさま
あらすじを最後まで拝見すると、別のタイトルが存在したようですね。
ただ、そのタイトルですと、読者層との相性や文体・構成との整合性の面で、少々難しい部分があるかと思います。
>「どういうものを見せ、表現するか」
やはり、そこに収束してしまいますね。
折角の独自性が損なわれている点は、非常に惜しいと感じました。
竜の聖女は、薄明の旋律を彩るへの応援コメント
私も効く講評だっ!
キャラ立ちには悩まなくても、書きたいものがWebの流れに乗れない自覚はありますね。一頁目、二頁で引き込めなければ次がない。ミステリーとかのジャンルは特筆してWebだと修羅の道ですよね。
作者からの返信
千古不易さま
お店が違うというイメージですね。
とちらが良い・悪いとかではなく、求めている客層が違うみたいな。手軽にさっさと食べたいのに、ドレスコードが必要なフランス料理屋に連れていかれてもこっちとしては戸惑う、といった感覚に近いかもしれません。
>ミステリー
Webだと確かにそうですね。人間ドラマもそうですが、流行は「ファンタジー」ですので、本格派に落とし込むと、どうしても反応は少ないと思います。
編集済
竜の聖女は、薄明の旋律を彩るへの応援コメント
「ライトノベル(小説)」と「web小説」の書き方の違いであり、構成や展開スピードの違いは、陥りやすいポイントですよね。
それまであまり活躍していなかった主人公が、終盤で一気に爆発させる展開は、一冊を読んでもらう前提なライトノベルならば有効なんですが、「数話切り」が当たり前なweb小説では、展開の遅さや足踏みは致命的になりうる。
代表例が、1話目から主人公の積極性や自発性を示し、3話目くらいまでには、自発的行動による「成果」であり読者への「褒賞」を提示しなければならない風潮。
私も、ほんのつい最近まで、気付いてないまま連載してたので、色々と染みますね。
作者からの返信
SAIFISUさま
コメントありがとうございます。
>「ライトノベル(小説)」と「web小説」の書き方の違い。
>「数話切り」が当たり前なweb小説では、展開の遅さや足踏みは致命的になりうる。
異世界ファンタジーというジャンルでは特にその傾向を強く感じます。個人的な見解ではありますが、
・「ロード・オブ・ザ・リング」のような重厚なファンタジー
・2000年代に台頭した電撃文庫のようなライトノベル
・昨今のWeb小説
主にこの三つの区分があり、それぞれで読者が作品に求めるものが異なると思います。特にWeb小説では、ファーストフード感覚の手軽さが求められる印象が強く、それを提供できないと読者はすぐに別の作品へ流れてしまう。
そのため一つの工夫として「タイトルでの誘導」があり、読者が見た瞬間に「求めているものはこれだ!」と分かる視認性の良い長文タイトルが流行したのではないか、とも考えます。ファーストフード店だと思って訪れたら懐石料理屋だった、というようなギャップは、読者にとってがっかり体験になり、定着まで届きにくい――そうした感覚に近いと感じます。
ですが、ライトノベルも昨今のWeb小説も共通しているのは、できるだけ早く「キャラクター」を立ち上げるという点だと思います。どちらもキャラありきですから、いち早く読者に関心を持ってもらうことが重要です。
つまり、この物語を読むことでしか「彼/彼女に会えませんよ?」というセールス・アピールをする必要がある、という感覚です。
編集済
>>タイトル
簡潔に説明したつもりだったのですが、それゆえにただ等列に羅列しただけになっていたとは……。
物語の核心ですか……
主人公の成長が今作の主題ですけど、シナリオとしては記載の通り「ドラゴンをなんとかする(倒すなり封印するなり)」のがストーリーの最終地点なんですけどね……。
主人公の成長する、ってことが分かる要素を盛り込んだ方が良かったんでしょうか……。
>>キャッチフレーズ
すみません……真面目に講評していただいた手前、申し上げにくいことではあるのですが……
キャッチフレーズに関しては、正直なところそのときの完全なノリで決めたもので、特筆する意図はありません……。
ただ、よくよく考えれば作品の看板の一つを無意図決めるってのも今思えば極めて勿体ない話ですので……一考してみます。
>>あらすじ
世界観や歴史を端的に説明した方が入りやすいかなという意図で、あえて入れていたのですが、まさか逆効果になるとは……むしろ何を目的で動くのか入れた方が良かったんですね……プロローグを読めば分かる情報だと思い、軽視していましたね……。
やはりフックが弱いですか……参加申請する前からそんな気はしていたのですが、特に改善案が思いつかず、変に修正しても尚更悪くなると考えて、結局そのままにしてしまったのですよね……
主軸が見えづらい……ですか。
タイトルでもそうでしたが、核心部分は「実際に読んでみてくれ」の気持ちが強く、あえて伏せていたのですが、ある程度は開示した方がいいんですね……。
>>戦略・構成
正直に申しますと、序章のシナリオが一番完成度に自信がない部分だったりするんですよね。当初の自分でも少し不満に感じる程度には……。
私って少し前までは「一度掲載すると決めたものは何があっても大規模な修正は行わない(理由としてリメイクする精神的余力が基本的にないのと、完成品を弄りたくないという私独自のこだわり)」という、聖帝サウザーを彷彿とさせる思想の下で執筆を続けていたのですが……最近はその思想が弱体化してきたのもあり、こうも明確に問題点を指摘されるとリメイクしたくなってきましたね(´・ω・`)
>>文章・文体
説明に傾倒している点、それゆえに演出面が乏しくなっている点は、現状私が抱えている課題ですね……ついこの間、意識し始めたばかりなものでして……。
>>設定・世界観
どっちつかず……一番精神的にくる!
そして会話劇の意図もバレている……!
これはいけませんね、失態です。前作読んでなくても読めるようにしたと豪語した手前、それを作品を通じて証明できなかったのは実力不足ですね。無念。
改善ポイントも見るに、序章はリメイクした方が良いという結論により収束している……。
>>キャラクター
これは、前作を読まなくても入れるように配慮したことによる弊害ですね……。
私が行った配慮がキャラクターにまで裏目に出ているとは……。
やはりリメイクした方g(殴
>>内容
前作の最終章で至った主人公たちの結論を端的に説明したつもりが、また裏目に出てしまっている……!
それらの疑問に答えようと思えば、全て説明可能なんですけれども……ここで答えてもなんの意味もない……!
と、各項目に関しての返信を行いましたが、まとめると私が前作を読まなくてもよくするために行った配慮が、結果として弊害になっていることが伝わりました。
第二部からPVが激減したのでなんでだろうなとは思っておりましたけれども、その弊害によって情報の厳選や主軸の明確化等が不足している割に、全体的に冗長気味な構成になっていることによって読者が途中で離脱もしくは読まずしてブラバしていくという結果だったわけですね……。
前作を読まなくても読める内容にしたと言った手前、それを作品を通じて証明できなかったのは己の力不足が致すところです……ご期待に添えず、申し訳ありません。
作者からの返信
ANGELUSさま
ご参加くださいましてありがとうございます。
また、丁寧な返信も重ねてお礼申し上げます。
>タイトル
成長が物語の主軸であるならば、そうですね。「ドラゴンを倒すために⇒就職する」という流れは、文脈的に少し理解しづらいかもしれません。「倒すために力を求める!」ならば納得できますが、「就職……?」となると、物語の立ち上がりは理解できるものの、成長の観点からは少し見えにくい印象です。
>キャッチフレーズ
>作品の看板の一つを無意図決めるってのも今思えば極めて勿体ない話
カクヨムというプラットフォーム上ですと、ここはある意味で『タイトルよりも目立つ仕様』となっております。そのため、ここはクリックを促すために特に力を入れたほうが効果的かもしれません。
>あらすじ
>「実際に読んでみてくれ」
むしろ、ここは「プロローグ」をクリックさせるための導線であり、読ませるためセールスポイントの場所ですので、ここはできるだけ端的に解りやすく、インパクトをもって、伝えるのが効果的だと思います。
確かに「実際に読んでみてほしい」という本音も理解できます。私自身もそう思います。
ですが、これだけ娯楽に溢れていますので、中々に難しいといったところです。
タイトル・あらすじ・キャッチコピーの三点は「購買意欲を喚起するセールスポイント」と考えるとわかりやすいかもしれません。読者の手を動かす理由を明確にするイメージで、物語の主軸とフックもきちんと盛り込むことが効果的だと思います。
>戦略・構成
ここはタイトルと乖離しておりましたので、特にそう感じました。是非ともご検討いただければと思います。
>設定・世界観
続編であるため、前作に触れるのは仕方ない面もあります。ただ、「今、ここで必要な情報かどうか」を整理できていないと、読者の頭に定着しにくくなる印象があります。
>前作を読まなくても読める内容にした
場合によっては、世界観を地続きにしたまま新しいキャラクターを立てるほうが、読者にとってスムーズかもしれません。シリーズものの別作品としても読める一方、前作の主人公との因縁を絡めると面白さも増します。
例えば前作の主人公を悟空、別作品の主人公をベジータに置く、といった関係性の設計などです。
改めまして、この度はご参加いただき、ありがとうございました。
神罰の星剣への応援コメント
丁寧な講評をありがとうございます。
本作序盤の情報過多は私も問題と思っていた所です。今回の講評では神山様ならどうするかを提示して頂けたのが嬉しかったです。
設定の提示ではなく、それを自然且ついかに登場人物の内面描写含め表現するのか、今回の講評を糧としその課題を解決出来ればと思います。
ただこれは個人的な主義なのですが、タイトルに関しては「読む前にある程度の内容が分かるもの」では無く「完結まで読み終わった時、その本質が理解出来るもの」を目指したいと思っているので、WEB小説にありがちなタイトルやキャッチコピーは付ける事が出来ません。ですがその理念の行き着く先、一意見として今回の講評、それ自体は非常に為になりました。
改めて講評ありがとうございます。物語がひと段落してからにはなりますが、今回の事を踏まえ推敲を行い更なる作品のクオリティ向上に生かしたいと思っております。
作者からの返信
キララさま
企画にご参加くださいましてありがとうございます。
また、丁寧なお返事痛み入ります。
>情報過多
情報は「見せる」のではなく、演出で「語る」、または登場人物の感情に寄せたほうが伝わりやすいと思い、このように提案しました。
例えば戦闘描写で「これにはこういった意図があります」と説明されると熱が冷めますが、場面そのものを描写して読者に「今、こういうことが起こっている」と体験させる方が面白いのではないか、と考えます。「見たらわかるだろ! 忙しいんだ! 話しかけるな!」のような感覚です。わかりにくかったらすみません。
>タイトル・キャッチコピー
タイトルに関する理念、非常に共感し尊重いたします。私自身も理想と現実の狭間で右往左往することが多くあります。
>WEB小説にありがちなタイトル
誤解させたならば申し訳ありません。
もちろん、本作は「なろう系」「カクヨム系」の形式的なタイトルに寄せる必要は全くありません。内容と乖離しますし、それとは異なる読者層を想定すべきだと思います。
ただ現状のタイトルは抽象度が高く、読者に意図が伝わるまでの余白が大きいかもしれません。物語の軸をタイトルに反映させることで、作者さまの理念がより伝わり、読み手に深く響く形になるのでは、と考えての講評でした。
改めまして、ご参加くださいましてありがとうございます。
ハッピーエンドはありえないへの応援コメント
神山様
このたびは拙作のご講評にお時間を割いてくださり、ありがとうございました。
以前、第4回を実施していらっしゃった際にお見かけして、これまでのご講評も拝見させていただいておりました。
講評にあるべき厳しさを持ちながら、攻撃的になることなく作品に対してしっかり寄り添ってくださる方と感じていました。
機会があればと思っていましたが、それが叶ったことがまず嬉しく思います。
ご講評に関しまして。
・「生々しさの欠如」
もっともだと感じました。この作品に限らず、書き手としての課題です。美しく描写することに関してはある程度の自信があるのですが、それに頼りすぎる傾向があり、お話として当たり障りない内容になってしまっているとは思っていました。読者を巻き込み、沼に引きずり込むような力ある小説を書いていきたいところです。
・「大学生という設定」
高校生の方が良いのではないかとのご助言でしたが、私としてはこの物語に通底する「諦観」を描写するうえで、高校生は若すぎてリアリティがないのではないかと考えました。
今の形の物語においては、大学生がベターだと思っています。
一方で、高校生の設定を取ることで、その若さに引っ張られて、私ももっと冒険心を持った心理描写ができたかもしれないとも思いました。
高校生の設定でリライトしてみたくなってきました。ありがとうございます。
・「文章と文体に関するご評価」
内容を蔑ろにしているわけではないですが、日頃から文章の美しさだけで感動させることのできるレベルを目指したいと思っています(恥ずかしい大言壮語ですが)。
ですので、文章についてお褒めいただけたのは、ほっとしました。
軽重のバランスは、おっしゃる通りかなり独りよがりになってしまっており、反省しています。
最近になって私もカクヨムでWeb小説を読むようになりました。これまで書籍に倣ったレイアウトで書いてきたので、カクヨム(あるいはWeb小説全体)の独特なレイアウトも頭を悩ませる要素と感じています。
現在、長編を執筆しておりますので、今回いただいたご助言を活かして、連載に向けて準備をしてまいります。
誠にありがとうございました。
作者からの返信
鈴華圭さま
ご参加くださいましてありがとうございます。
また、大切な作品をお貸しくださいまして感謝申し上げます。
>「生々しさの欠如」
逆にここを描けるようになりますと、文学としての観点にもなりますが、作品に「コントラスト」が生まれると思います。美しい文体を真っ白い光だと仮定すれば、人間の欲望や醜い部分が露出するのが、真っ黒い闇の部分です。
そうした感情と心理のバランスを配置できれば、作品自体の質は何段階も上がるのではないかと感じます。また、単純にそちらの方が人間らしいとも思います。
>「大学生という設定」
仰る通り、リアリティの観点では大学生の方がベターかもしれません。高校生ですと、教師と生徒のような関係になってしまいますね。
書きながら思ったのですが、パラレルの可能性として「もし、もっと若いうちに告白していれば?」という時間軸に焦点を当てるのも、案外面白いかもしれません。
>日頃から文章の美しさだけで感動させるレベルを目指したい
非常に素晴らしい姿勢だと思います。私自身も心理や情景の描写には力を入れる方ですので、とても共感できます。
先ほども書きましたが、鈴華圭さまは光を描けていますので、逆の闇の部分を深めることができれば、作品はさらに面白くなると思います。
>カクヨム(あるいはWeb小説全体)の独特なレイアウト
あー、そうですね。少し土俵が違うと申しますか。Web小説の読者は、手軽に読める「ファーストフード」感覚の体験を求める傾向があります。対して書籍レイアウトは、どちらかというと「フルコース」や「懐石料理」のようなものです。
どちらが良い悪いではなく、提供形式や読者層が異なるため、根本的に変える必要があるのが悩みどころです。
改めまして、ご参加くださいましてありがとうございます。
また、長編執筆に活かしていただけるとのこと、とても嬉しく思います。
崩壊世界で書を紡ぐへの応援コメント
神山さま
まずは、とても素敵な企画と、明瞭に問題点を示していただき、ありがとうございました!
あらすじは作品のCM!
この考え方をベースに、もう一度書いてみます。
正直、今まで誰を手本と定めるでもなく、フワフワと執筆してしまっていたので、参考になりました。
僕はどうやら自分の中だけで情報を結論づけてしまう癖があるようで、世継の育ての親にまつわるエピソード(結構物語の核に近い)もなかなか出せずじまいになっています。
あとは、やはり「読者からの視点」が足りないことが大きな課題になっている……
改善すべき点の、最上級とも言えるものだと感じました。
ご指摘いただいたとおり、構成段階から見直してみます!
素晴らしい企画に参加させていただき、さらに今後のアドバイスまでいただいたこと、重ねて御礼申し上げます。
追伸:かなりのハイペースでこの高いレベルの講評をされていますが、どうかご自分のお体についても気になさってください。
作者からの返信
廻る猫さま
このたびは企画にご参加くださいましてありがとうございます。
また、作品を快くお貸し頂けましたこと、重ねて感謝申し上げます。
>「あらすじは作品のCM」
そのように意識していただけると、読者の視点もより自然に整ってきますし、物語の核に迫るエピソードも出しやすくなると思います。
もう一つアドバイスしますと、プロ編集者の言葉に【CMは物語を説明しない。物語を欲しがらせる】という鉄則があります。是非とも「読者に欲しがらせてあげて」いただけましたらばと思います。
>僕はどうやら自分の中だけで情報を結論づけてしまう癖
>「読者からの視点」
ご自身の書き方の傾向に気づかれたのも、とても大きな前進です。
後は、廻る猫さまがその情報という素材を丁寧に調理して、料理として「作品」を提供できましたならば、読者は美味しく頂けると思います。
>構成段階から見直してみます!
構成段階から見直す作業は地味に思えるかもしれませんが、物語の説得力や読者への伝わり方に直結しますので、ぜひじっくり取り組んでみてください。応援しております。
>追伸
お心遣いまでいただき恐縮です。
お互い、体調に留意しつつ、執筆を楽しんでまいりましょう。
改めまして、ご参加くださいましてありがとうございます。
おと・と・おと・と・おとへの応援コメント
神山さま
ご講評、まことにありがとうございます。きめ細やかで深い読解に回を追うごとに驚かされ、勉強させていただいております。
>タイトル
これは本当にいつも悩みます。ご指摘の通り、エピソードタイトル以上の意味は込められていません。最初は「怨霊ヤマトタケル」にしようかなと思っていたのですが、ネタバレかなあとやめた経緯があります。もう一度考えてみようと思いました。
>あらすじ
日本神話に触れるのいいですね!さっそく取り入れようと思います。
>恐怖の本質は「不可解さ」にあります。
なるほどと思いました。設定に耽溺しすぎて、とにかく語りたい・説明したいというのが前面に出てしまいました。自分の語りたいことありきで、ホラーを楽しみたいと思ってページをひらくであろう読者さまのほうを見ていなかったなあと思います。
もともと洒落怖っぽいものが書きたくて、後半のデウスエクスマキナ的と言いますか、住職/神主による説明を入れることにとらわれすぎたというのもあるかもしれません。書くのはすごく楽しかったのですが、それだけではダメですね。
>ホラーにおいて重要なのは、超常的な属性そのものではなく、「異界へ誘い、代償を支払わせる」という役割の提示
>ホラーは「よく分からない」からこそ怖いものであり、意味を与えすぎると恐怖は減退
>「次は、あなたの番かもしれない」という、フィクションの枠を超えて読者の現実を侵食するようなメタ的恐怖
これらの文章が、額に入れて飾りたいくらいの重要な指針と感じます。デスクトップに貼らせていただきます。肝に銘じてこれから改良していきたいです。
このたびは本当にありがとうございました。心より感謝申し上げます。
作者からの返信
青出インディゴさま
こちらこそ、ご参加くださいましてありがとうございます。
また、作品をお貸しくださいましたことにも感謝申し上げます。
>タイトル
タイトルは作品の顔であり、看板でもありますので悩まれるのは当然かと思います。私自身もタイトル決めは非常に苦手で、最後に作品が完成してから改めて決めることが多いです。
本作はホラー作品ということで、傾向としては「怪異の名前」「村や土地の名前」「設定の由来」といった定型が見られます。ここから発想を広げることで、設定の補完にもつながるかと思います。
>恐怖の本質は「不可解さ」にあります。
そこに至るまでの計略や設計が、少しだけ甘かった印象は受けました。しかし筆致自体は素晴らしく、私自身お手本にしたいくらいです。
ですので、次の段階としては「構築」や「見せ方」を意識することでしょうか。推定読者の心理テンションまでコントロールできれば、さらに作品が引き立つと思います。勝手ながら、青出さまは既にその領域に近い作家だと感じております。
>書くのはすごく楽しかったのですが、それだけではダメですね。
これが一番大事です。まずは楽しむことを優先して良いと思います。
しかしながら、そこからさらに一歩踏み込むには、やはり「葛藤」や「苦しみ」といった「痛み」も必要なのかもしれません。
>ホラー
>指針
本作はホラーというジャンルであり、私自身もこのジャンルが好きであるが故に、つい熱が入りました。耳に痛い部分もあったかもしれませんが、そのように受け止めていただけますことが何よりありがたいことです。
改めまして、ご参加くださいましてありがとうございます。
無情の鵺への応援コメント
こんばんは。
この度も丁寧な指摘をありがとうございます。
主人公が「鵺」ということは、確かに平安をイメージさせてしまいます。しかし細かく設定を決めてしまい、これでないといけなくなり、書き直す事が難しいので、少し納得ができるような描写を入れようかと思います。
また、キャッチコピーなどの名前を決める事に苦手意識があるので、直せばさらに悪化しそうですが、もうひと単語加えてみようと思います。
あらすじも「大雑把な説明」であるという認識でしかなく、人を惹きつけられるような物という意識がありませんでした。せっかくなので、神山様が仰る通りにこの小説のテーマを前面に押し出そうと思います。
また感情がないにしても、感じることはできることは本当に仰る通りです。それで淡々とした文章になるよう心がけ、その後に書こうと思った小説が、これ以前に書いていた文章に戻れなくなってしまったのですが、全くの無駄であると痛感しています。もう少し工夫して書こうと思います。描写も同じように、一度見直します。
また「風の噂」というのが正解でした。間違ったまま使って放置していました。すぐに書き直します。
構成についてですが、三人称にすると主人公が霞んでしまう気がします。確かに完全な主人公視点で書けば、読者が世界に置いていかれるという結末を招きましたので、雰囲気や見える景色などの描写表現(できるだけやってみるが)、そして聞いた話などとして入れることで解決しようと思います。
この夜鳥の方の主人公には葛藤というものがなく、その場限りの言葉を発するということを徹底した、非常に共感性のないキャラクターとなっている為、魄を二人目の主人公と置くことで、共感できるようなキャラクターにしています。三人称にした方がよいのですが、主人公がいつのまにか消えてしまう事が頻繁に起こってしまうので、なかなかに難しいです。
「懲罰や解決のある旅」は物凄くネタバレとなりますが、魄は前代の将軍であり、夜鳥は自分を殺そうとしてきた人物を殺した罪によって、首都圏(妖登)のほうでお探し者となっている為、むしろこちらが罰せられる方であり、目立ってはまずいというのが難点です。
小さな事件という物が狭間編からあり、そもそも起承転結の「起」が30話程まであるという非常にダラダラとした物なので、マニキュア作るのをやめようか、と考えている最中でございます。
この度はわかりやすい批評をありがとうございます。
糧にさせて頂きます。
作者からの返信
このたびは『作品を育てる小説採点室』にご参加くださり、誠にありがとうございます。
また、丁寧なご返信をいただき、重ねてお礼申し上げます。
>主人公「鵺」
ジャンルの特性上、どうしても時代考察やイメージが読者側に立ち上がりやすい題材だと感じました。
そのため、鵺である必然性や理由が補強されると、作品全体の「質」や「厚み」がより増してくるように思います。
ご負担にならない範囲で、ご検討いただければ幸いです。
>タイトル・あらすじ・キャッチコピー
この三点は、漫画で言えば表紙に近い役割を担っていると考えています。
ここで読者の関心を引けるかどうかが、読み進めてもらえるかの分かれ目になりやすい部分です。
「この作品は、ここが面白い」「他と違う魅力がここにある」
――そうした点が端的に伝わると、読者にとっての【 読む理由 】が生まれやすくなります。
可能であれば、「続きが気になる」と思わせる設計を意識できると、なお良いかと思います。
>感情がないにしても、感じることはできる
本作は全体として淡々とした語り口が徹底されており、それが不気味さや独特の雰囲気を生んでいる点は魅力でもあります。
一方で、読者によっては感情の起伏や盛り上がりを掴みにくく、平坦に感じられる可能性もありそうです。
雰囲気を保ちつつ、どこに山や変化があるのかを意識して配置されると、読みやすさが増すように思いました。
>構成面/魄
ジャンル的に時代考察や情景描写が活きる作品だと感じましたので、その点では三人称視点も一つの選択肢として考えられる、という意図で触れさせていただきました。
一人称の場合、情景描写が語りに制限されやすい点もあり、その補助としての提案です。
ご指摘の通り、三人称にすると主人公が霞む懸念は確かにあります。
ただ現状でも、描写量や焦点の関係で主人公像がやや掴みにくく感じられる部分がありました。
そこに厚みを持たせる手段として、筆致や視点の工夫が有効ではないか、と感じた次第です。
場合によっては、「魄」を主人公側により強く添える、あるいは実質的なもう一人の軸として扱う、という方法も考えられるかと思います。
鵺という存在にはどうしても制限が多いため、三人称視点に強い抵抗がなければ、一案として検討してみる余地はありそうです。
>小さな事件/「起」が30話ほど
なるほど、かなりゆっくりとした立ち上がりなのですね。
小さな事件や区切りとなる出来事は、読者を飽きさせないためのフックとして機能しやすく、特に序盤では有効な手段だと考えています。
読み進める動機を少しずつ積み重ねていくことで、読者が作品に定着しやすくなる、という観点からの提案でした。
あくまで一読者・講評者としての所感ですので、最終的な取捨選択は作者様の感覚を最優先していただければと思います。
本作がさらに魅力的な形へと深化していくことを願っております。
改めまして、丁寧なご返信をありがとうございました。
厄災の魔法少女への応援コメント
お読みいただきありがとうございました。キムオタです。
貴重な批評を賜り感謝いたします。
さて、
>>古くは『ひみつのアッコちゃん』
魔法少女について。『リボンの騎士』から、リアルタイムで見ている私の観点では、『マッチ売りの少女』でさえも魔法少女です。願いを魔法で叶える少女、はたまた呪いを魔法で叶える少女もあります。いずれにしろ、可愛さと妖しさが両立する存在。拙作は、そんな魔法少女を意識してます。
>>高度なメタフィクション
仰る通り、実はこれが非常に難しい。1970年代に、流行したメタフィクションですが、これが成功している例は少ないと思います。成功例として考えるもののひとつとして、『つる姫じゃー』があり、実は拙作はそれを目指しています。ですが、ご指摘のとおり、まだまだ未完成であり反省するところです。
>>『デウス・エクス・マキナ』的な安易な結末
これを回避するために、作中では、魔法少女のママたちがいます。ママたちは、ストーリーテラーであり、いずれ物語を完結させます。ある意味、モモたち魔法少女は、ママたちの操り人形です。
>>不快な霧の中を迷子になったような読書体験
これが合うか合わないかで、確かに読者を選びます。拙作のテーマである、魔法少女の可愛さと妖しさ。…… 悩むところです。
以上。ご指摘いただいた点について反省するとともに、改善するべく努力していきます。あろがとうございました。
作者からの返信
このたびは『作品を育てる小説採点室』にご参加くださり、誠にありがとうございます。
>魔法少女
なるほど、キムオタさまの観点を教えていただき、ありがとうございます。
しかしながら、現代の読者が「魔法少女」という語から受け取る期待と衝突してしまうのではないか、という危惧もありました。
>高度なメタフィクション
これは……正直に言えば、非常に難しいと思います。漫画やアニメという媒介であればまだしも、活字のみとなると……難易度が爆発的に上がるのではないか、とも感じました。
もちろん、志を否定するわけではありません。ただ、寄り添うことが難しかったのはこちらの落ち度であり、反省すべき点だと考えております。申し訳ありません。
>デウス・エクス・マキナ
キムオタさまのお考えも理解できますが、私としては、ストーリーテラーが誰であろうと、物語の外から終わらせに来るのであれば、読者にとっては同じに見えてしまうのではないか、と感じてしまいます。メタフィクションである以上、作者も絡むことになりますので。
>読者を選びます。
そうですね。確実に読者を選ぶ作品だと思います。設計がそういうものですので、こればかりは……。
改めまして、ご参加くださいましてありがとうございます。
少しでも今後の創作の糧となりましたら幸いです。
大好きな幼馴染に捧ぐ文への応援コメント
ご感想ありがとうございます!いやー、なるほどです。ううむ、と唸らされながら読ませていただきました。ご指摘、ごもっともだと思います。次作でこそ改善を図りたいものですね…。
大変丁寧に読み込んでいただいた書評、ありがとうございました。勉強になります
作者からの返信
間川 レイさま
ご参加くださいまして、ありがとうございます。
不幸や絶望の積み重ね。取り分け、肉体的な痛みを伴う描写の質感は素晴らしかったです。
ですが、出口戦略の方ですね。こちらが、少しだけ惜しかったです。前半の熱量に比べ、後半はやや失速していたと思います。もう一歩、踏み出せたかと感じました。
>大変丁寧に読み込んでいただいた書評
そう言って頂けますと、講評者冥利に尽きます。
こちらこそ、ありがとうございます。
改めまして、作品をお貸しいただきありがとうございました。
少しでも今後の創作の糧になりましたら幸いです。
マトリョーシカのいた季節への応援コメント
講評ありがとうございます。
お言葉を一つ一つかみしめているところです。
タイトルは響きの良さと語呂の良さだけで決めたものですので、そこを認めていただけて嬉しいです。
あらすじについて、私はあらすじを書くのが得意ではありません。そこで、何を言っているんだと言われるような、本文中の個人的オモロシーンを切り抜くことにしました。
表現の端々に、講評で書いていただいたラッピングのような、その人だけの愛情表現を散りばめられたらと考えていました。私のなかで、恋というのは「日常の中の無意識」であるので、そこを意識しました。
正直この作品はマトリョーシカって中空洞だし、骨壺として使ったら回想と相性よくね? と思いつき取りかかった作品です。設定としては私としても満足しています。
高評価いただけて、とても嬉しいです。
改めて、ありがとうございました!
作者からの返信
浅雪 ささめさま
このたびは『作品を育てる小説採点室』にご参加いただき、誠にありがとうございます。
このような作品に関わることができたことは、私にとって大変貴重な経験でした。
>タイトル
「マトリョーシカ」という言葉がやや強すぎる印象もありますので、扱い方を誤ると火傷しそうですが、本作の内容には非常に合致しており、【あり】だと思いました。
これ以上ないくらい、ぴったりのタイトルだと思います。
>あらすじ
ここはもう少し工夫ができると感じました。
講評でも述べましたが、CMや映画広告のようなポスターを意識して、もう一度練り直してみるのも良いのではないでしょうか。
>恋というのは「日常の中の無意識」
この部分は非常に伝わりやすい文体でした。
作風とぴったりマッチしており、情景をよく捉えていて、染み入るような文章でした。
>設定
骨壺ももちろんそうですが、「マトリョーシカ」を使って回想が浮かび上がり、「空白が埋まる」という構造自体が非常に強い要素です。
読んだ瞬間に「天才か……?!」と背筋が伸びるくらい秀逸で、素晴らしかったです。
惜しい点としては、講評でも述べた通りですが、【懸念点部分】と【最後のギミックの扱い】です。
前者については、読者に何かしらの理由を提示して納得させられれば問題ないので、特に重視しませんが、後者についてはもう少し掘り下げられていれば、すべてがうまく繋がったのではないかと個人的には感じました。とはいえ、浅雪さまの好みもありますので、強くは勧められません。こういう考えもあるのだな、と頭に留めて頂ければとも思います。
>高評価について
いえ、講評でいろいろとアドバイスさせていただきましたが、ただただ面白かったです。
こちらこそ、このような素晴らしい作品を生み出してくださり、ありがとうございました。
改めまして、作品をお預けいただき、誠にありがとうございました。
本作に巡り合い、講評の機会をいただけたことは、私にとって得難い経験でした。心より御礼申し上げます。
前書きへの応援コメント
初めまして、中川隼人様から神山さまの開催されている企画をご紹介いただいた廻る猫と申します。
次回の企画に参加希望です。なにとぞよろしくお願いします。
作品⇩
「崩壊世界で書を紡ぐ」
https://kakuyomu.jp/works/822139839827161842
作者からの返信
廻る猫さま
はじめまして。よろしくお願いいたします。
畏まりました。
次回の開催は来月中旬ごろを予定しております。その際、私の近況ノートにてお知らせを掲載し、事前エントリー枠を設ける予定です。
もしその枠でエントリーいただくか、企画始動時にエントリーしていただければ、優先的に講評させていただきます。ご了承のほど、よろしくお願いいたします。
『Web小説におけるテンプレート形式の極致』に笑いました笑
質は高くないのに評価だけは高いという作品の批評はもうなんと言ったらいいか分からず地獄ですよね。ウケてるんだからいいだろ!と言われたらそこまでなので。
面白さ、人気、小説とはなんだろう……と考えさせられます。
作者からの返信
中川隼人さま
お読みくださりありがとうございます。
>『Web小説におけるテンプレート形式の極致』
昨今のカクヨム・なろうといったWeb小説上のマーケディングをしっかりと取り込んだ作品ではあるのです。
ただ、現実の市場に出るとそうではないというのが、難しい所なのですが……。たとえメディアミックス展開しても、埋もれますしね。
>ウケてるんだからいいだろ!
いや、もう、講評者泣かせではありますね(苦笑)
ですが、挑む以上は真剣にという事でこのような提供形式でした。やはり、キャラクターなどを見て欲しいでしょうから、そこを重視しましたね。
>面白さ、人気、小説
不屈の名作・快作・奇作とは、初恋に似ています。やはり忘れませんし、あるいはふと思い出すものだと思います。
多分、そんな感じです。きっと。
前書きへの応援コメント
僕も似たような企画をやっていますが、なるほど……こうやって一つのスペースとして、まとめてしまうという手法、ナイスですね
ずっとその作品のコメ欄に書いちゃってました
参考にさせてもらいたいです!
作者からの返信
中川隼人さま
はじめまして。
中川さまの企画、存じ上げております。作家はやはり、誰かに自分の作品を見てもらいたいと思いますし、指摘をもらいたいと思う方も多いものです。それに寄り添っておられるその姿勢には、深く敬意を表します。
先にお断りしておくと、今回、千吉さまがお悩みのようでしたので、中川さまの企画が思い浮かび、恐縮ながらお借りして、コメント欄の方に出張させていただきました。
>参考にさせてもらいたいです!
いえいえ、むしろ、こちらが中川さまのアイデアをお借りしたようなものです。もう、是非ともという感じです。本当にありがとうございます。
あとがき:第七回を終えてへの応援コメント
今回も読み応えがあって面白かったですー。いやー、早い。流石ですね苦笑
作者からの返信
千古さま
ありがとうございます。無事に終わりました。
筆は早いのですが、推敲が大変でしたね。まあ、普段の小説でもそうなのですが(苦笑)