二章

第7話

目が覚めるとそこは、また中世ナーロッパみたいな場所だった。

2回目もナーロッパはきついて。


んで今度はちゃんと町の中で起きれたな、まじでよかった。

さて、まずは仕事を探すか。


俺はギルドを探しに第一村人にコンタクトを取った。


『すみません、ギルドってどこにありますか?』

俺がそう言うと、彼は振り返った。

俺は衝撃を受けた。


(え、こいつツノ生えてるやん、ハロウィンの仮装にしたってもうちょい先やと思うぞ。)


『ギルドだったらあの道をまっすぐ行って曲がったところにありますよ。』


『ありがとうございます。』


俺はそう言って、ギルドへと向かっていたが、やはり違和感を覚えた。


(なんかこの町男女問わずツノ生えてるやつ多くね?ここだけ年中ハロウィンなナーロッパとか林先生も初耳やろ。)

(というかツノ生えてる女って大体身長高いな、俺それも性癖やからマジで勃起が止まらんわ。)


そう思ってる内にギルドに着き、早速スキル検査を受けた。

どの異世界にもあるねんなこれ。


『診断結果が出ました。』

『あなたの能力は、特にないですね。』


『は?ほんとにまじでないの?』


『はいそうですね、まぁせいぜい雑兵として頑張ってください。』


辛辣やなぁこいつ、しばいたろか?


『ところで今おすすめの仕事とかってありますか?』


『これですかね。』


そうやって見せられた仕事は、俺にとっては衝撃的な仕事だった。

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