剣崎創真の小説は大人気。でもそれは本当に書きたいものではなく、人気のあるテンプレばかりの小説だった。
そんな創真は、ある日異世界に転生し、自分が書いた主人公と同じチートを得る。
だが、魔力は制御できず、力は強すぎて体は痛めつけられる。
ご都合主義の話を書いてきたことで苦しめられる、創真の運命やいかに⁈
人気があるといっても、テンプレのご都合展開に違和感を覚える人は多いのではないだろうか。
本作は短編でありながら、そこにしっかりと言及。
創真が「本当に書きたかった」物語の主人公のように努力して変わっていくところが好ましい。
一風変わった異世界ファンタジー、ぜひお楽しみください。