第3話:ファールスリー

チャプタ―1

ここは、休憩室である。

私達は、話をしていた。

「今日は、雨だね。」

「暗くならなくても。」

「スリップには、要注意って事で。」

「それは、理解っているって。」

「せめて、もう少し、湿気が無ければ。」

「それを自然に言っても、しょうがないって。」

チャプタ―2

ここは、キエーレビルの17Fである。

そこには、異四とディフェンサーとマリーデが居た。

「青ざめレベルが低いのよ。」

「と、言われましても。」

「あの羊まで。」

「良いわ。任せる。」

「仰せのままに。」

チャプタ―3

ここは、山王である。

そこには、ディフェンサーとマリーデが居た。

「蝶か蛾で、いくとするか。」

「蛾の方で、お願い。」

「出でよ、ブラス獣「ブラスレピドプテラ」。」

ディフェンサーは、ブラスレピドプテラを召喚した。

「羽根で跳ね返しを。」

チャプタ―4

私は、スクーターに乗って、西大井辺りを走っていた。

「後5kmで、帰宅出来るはず・・・。」

その時、私のスクーターが、羊型のスクーター「ファールスリー」と化した。

「私は、ファールスリー。よろしく。」

「こちらこそって、何で?」

「ゆ、揺らさないで。」

チャプタ―5

ここは、大井である。

そこには、ブラスレピドプテラが居て、人々を青ざめさせていた。

「羽根で跳ねる。」

「ウワーッ。キャーッ。」

私は、そこへ辿り着いた。

「ファールクロス。」

私は、シープホーンに変身した。

チャプタ―6

「そこまでよ。」

「な、何者だ?」

「破壊を減らす羊。羊剣士シープホーン。乗車。」

「ダレダッケ。」

ブラスレピドプテラは、十体ものダレダッケを召喚した。

「トクトクトク。」

「はーっ。でやーっ。おりゃーっ。」

私は、拳や蹴りで、ダレダッケ達を一掃した。

「キエーッ。」

チャプタ―7

「はーっ。でやーっ。おりゃーっ。」

私とブラスレピドプテラは、互いに攻撃しまくった。

「この烈風を喰らえ。風幻衝。ブラスウィンド。」

ブラスレピドプテラは、幻衝力の風を放った。

「ウワーッ。氷幻衝。」

私は、氷を想像して術を放ったが、跳ね返された。

「ウワーッ。な、何で?」

「羽根で跳ね返す。なんちって。クククッ。」

「そういう事なら、ファールブラスター。シュート。」

私は、ファールブラスターという名の光線銃で、ブラスレピドプテラを狙撃した。

「な、何ーっ?」

「斬幻衝。ファールブレイク。」

私は、ブラスレピドプテラを一刀両断した。

「ギャーッ。」

ブラスレピドプテラは、爆発して消え去った。

「満開。」

チャプタ―8

そこへ、リヒトルがやって来た。

「破壊のセリ。」

リヒトルは、ブラスレピドプテラを蘇生し巨大化させた。

「グオーッ。」

「召幻衝。ファールアリエス。」

私は、召喚したファールアリエスに飛び乗った。

「カイザーモード。」

私は、ファールアリエスを人型に変形させた。

「ファールフリート。」

チャプタ―9

「はーっ。でやーっ。おりゃーっ。」

ファールフリートとブラスレピドプテラは、互いに攻撃しまくった。

「羽根で跳ねる。風幻衝。ブラスウィンド。」

ブラスレピドプテラは、幻衝力の風を放った。

「ウワーッ。奴に術は、効かないの。」

「だったら、あの羽根をちぎるまでだ。」

ファールフリートは、巨大なステンレスの板のゴミをブラスレピドプテラに

投げ付けた。

すると、ブラスレピドプテラの両羽根は、見事に裂けた。

「は、羽根ぐあーっ。」

「拳幻衝。ファールドライブ。」

ファールフリートは、ブラスレピドプテラに拳を決めた。

「ギャーッ。」

ブラスレピドプテラは、爆発して消え去った。

チャプタ―10

ここは、バスの中である。

私は、車いすの乗客を降ろしていた。

「はい。降ろしますね。」

「いつも、ありがとう。」

「いえ、それ程でも・・・。」

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