第5話 レッドドラゴンのすみか
僕達はレッドドラゴンのすみかに足を踏み入れた。
あたりを見わたすだけで広さがわかってしまった。
突然
「ゴォーー!」
という雄叫びが聞こえ、なにか赤いものがこちらに向かってきていた。
最初それがなにかわからなかったのだが、次第に赤いものがこちらに近づいてきていた。
その正体は、(炎)ドラゴンブレスだ!
だが、レッドドラゴンは周りにはいなかった。
もしかすると、奥にいるのかもしれない!
金縛りのように固まってしまった。
レッドドラゴンが奥にいることと、ドラゴンブレスが恐ろしくて
身体が言う事を聞かなくなってしまったのだ。
僕が幼いころ想像していたドラゴンブレスとは桁違いに恐ろしかったのである。
幼い頃の僕の想像を壊すかのように!
僕は、一瞬固まってしまった。
体が感じてしまった。
止まったら終わりだと・・・
ものすごいスピードでドラゴンブレスが迫ってくる。
僕は諦めていた。
「やっとレッドドラゴンのすみかまで来たのに、なんで死んじまうんだ〜」
と思ってしまった。
突然、僕は明るい広い場所に移動していた。
ほっぺを叩いてみたが、何故か痛くなかった。
これはお迎えが来たのだなと、思ってしまった。
だが、ある声がどこからかきこえてきたのだった。
「諦めたら、死ぬぞ!動けー!」
僕は神が言っているのかと思ってしまった。
その正体は、ナナシだったのである!
そのままナナシは僕を押し出してくれた。
ナナシも間一髪助かったのだった。
だが、ポンタは間に合わずドラゴンブレスに包まれてしまった。
悲しみの涙が流れた。
僕らが泣いていると、驚きの景色が目の前に写った。
ポンタが僕達の前に立っていた。
僕とナナシは、呆然としていて数分、固まったように動かなかった。
僕はまだ、ポンタが生きているという実感はなかったのだが、
先ほど流れた涙が微笑みに変わったのだった。
序盤で僕達はドラゴンブレスにやられかけてしまったが、
レッドドラゴンがこの奥にいることだけわかったので、
ひたすら奥に歩いていくことにした。
歩いていると、僕に一つ疑問が浮かび上がってきたのだった。
それは、ポンタがなぜ生きているのかという疑問だった。
ある考えが浮かんだ。
もしかすると、ポンタの体の装甲が厚いからではないかと思う。
または、たまたまポンタがいたところだけドラゴンブレスが来なかったなどという考えが思い浮かぶが、そんなはずはない
僕はちゃんと見ていたのだった。
ポンタのいるところもドラゴンブレス包まれていたことを・・・
このことから、ポンタは特別な鉄や金属などを使って
ポンタは作られていたのかもしれないということになる。
だが、それが確かかどうかは僕にはわからない。
とりあえずポンタに聞いてみようとした時、
僕達の前にモンスター(デブリっぽいやつ)
が現れたのだった。
前戦ったデブリとは全然ちがい、格段に強くなっている気がするのだった。
だが大丈夫である。
レッドドラゴンのすみかに入る前に、僕らで作戦を立てたのだった。
まず攻撃はナナシがやり、僕はそれを援護する形になった。
(ポンタは隠れている。)
まずその作戦通りにナナシが攻撃を行った。
だが、敵も装甲が厚く、さすがのナナシも一発入れるのに一苦労だったのだ。
そして戦っていると、そのモンスターが炎を吐くことを知った。
なんとかこの戦いはナナシがやっつけてくれたが、敵に一発入れるのに苦労したナナシは自分が弱いせいだと自分を追い詰めてしまい、
その場に座って動きそうになかったので、僕達は一旦この場所で
休憩することにした。
僕とポンタはレッドドラゴンのすみかを偵察することにした。
歩いていると、突然目の前に先程のモンスターと同じやつが
あらわれたのだった。
僕は一瞬、ナナシに助けを呼ぼうと思ったが、僕には一つ試したいことが頭に浮かんだのだった。
それはポンタに炎をきかないかどうかということだ。
それを試すためある作戦を立てた。
モンスターに炎を吐かせてそれをポンタに当てるという作戦だったのだが・・・
その作戦は難しくて逆に僕がやられそうになり、モンスターが僕に
向かって炎をだそうとしていた。
終わった⋯と僕は感じた。
だが終わらなかった。
目の前にポンタが立ちはだかったのだった。
僕は目を疑った。
なぜなら戦闘のときはいつもポンタはちょっと離れたところから、戦闘を見守っているだけなのに・・・
なぜ・・・・
そう思ったときにはもう炎がポンタに当たっていた。
僕は目をつぶった。
ポンタがやられてしまうと思ったからだ。
しかし、ポンタはやられなかった。
炎は、ポンタに当たると跳ね返りそのままモンスターに帰っていき
無事、モンスターを倒せたのだった!
僕とポンタはすごく嬉しかった。
いつもはナナシが倒していたのだが、今回は僕たちで倒したということで、嬉しさが増していた。
僕とポンタはそのまま探索をつづけると、目の前に写ったのは、
宝箱であった!
僕は初めて見る宝箱にびっくりしたが、それよりも早く開けたい
気持ちが強まっていた。
僕らは慎重に開けてみると、中にはなんと剣が入っていたのだった。
この剣に手を触れた瞬間⋯
僕の身体は感じた、これは僕のような人間が扱っていいような代物ではないということが感じてしまったのだった。
そう感じた次の瞬間、突然床が開き下には石でできた尖ったものが大量に待ち構えていたのだった。
よくゲームである落とし穴の下にあるあれだったのだ!
そのを見るなり、僕は自分が罠にハマったのだと確信した。
だがそんなことを思う時間もなく、僕はそれに向かって落ちていた。
「落ちるなー!」
という声と同時に僕の手を握り、それに向かって落ちていた僕をポンタが助けてくれたのだった。
だが、ポンタは僕を持ち上げようと頑張っているのだが、ポンタにはそれほど力はなかったので、反対に一緒に落ちていっていた。
僕はもう流石に無理だと思ったその時、ポンタの後ろから何者かが持ち上げるのを手伝ったくれたのだった。
顔がよく見えないのだが、黒いものが手伝ってくれているのだ。
僕はものすごい力で引っ張られ床の上まで戻ってきたのだった。
黒い影の人物にお礼をしようとしたのだが、あたりを見回したのだがなにもいなかったのだ。
ポンタに黒い人物が後ろにいなかったかと聞いたが、何もいなかったと言っている。
僕は不思議に思いながら先程取った剣をバッグの中にしまった。
これをナナシに渡したら嬉しがるだろうなぁ〜
と思いながら、ナナシがいるところへ戻ることにした。
ナナシのいるところへ戻っている途中、僕はポンタになぜ炎に効かないのかと聞くと
ポンタも本当のことは知らないが、自分を作った金属が炎を通さないのかもしれないとのことだった。
そういう話をしていると、ナナシがいる場所へ戻ってきていた。
ナナシに宝箱からこんな剣が出てきたというと、先程まで落ち込んでいたナナシは突然、剣を見るなり僕から取り上げていた。
そしてナナシはポロッと言っていた。
「なんてすばらしい剣なんだ!」
するとナナシは突然走り出し、そこらにいるデブリに向かって剣を振り下ろすと、なんと
一発で綺麗さっぱり切ってしまったのである。
僕は驚いてしまった。
切るなりナナシは大喜びで喜んでいた。
そのままナナシはそこらにいるデブリを一掃してしまったのである!
ナナシが一掃していると宝箱が見つかった。
ナナシは宝箱があると僕らを呼んでくれた。
財宝がもしかするとあるんじゃないかとワクワクしていた。
いざ宝箱を開く時、中身はなんとたくさんの財宝であった!
僕達は財宝を取ろうとした時、
「ドン」
という音と同時になんと床が開き、僕らをくらい穴へ落としていったの
だった!
僕はその時、なぜ罠があると知ったのに罠にかかってしまったのだろうと
後悔していたのだった。
そして僕達は暗い穴に姿を消してしまったのだった。
暗い穴からは、レッドドラゴンの気配がしてきたのだった!
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