第4話 新たなる仲間

僕は今この一撃に全身の力を込めた!


剣はドラゴンに当たると同時に、未熟者には意味がないと言わんばかりに折れてしまった。


訓練もしないで、今日初めて剣を触った人間がドラゴンを切れるとでも

思ったことか?


僕は心のなかで焦ったが、剣の破片がたまたま逆鱗げきりんに当たったらしく苦しそうにドラゴンはもがいていた。


僕は体制を崩してしまい、ドラゴンから落ちてしまった。


この距離から落ちたら即死だ!


だが下にはポンタとカブルーの人たちがなにか毛布らしき物を広げ、

僕の落下を軽減しようとしてくれていた。


だが、ドラゴンの頭から落ちるのは相当な距離であった。

僕は毛布のようなところに落下した。


毛布とも言えないほど毛布は薄かった。

僕はほぼ地面に頭をぶつかったのと同じぐらいの痛みがした。


僕は気を失うほど痛かった。


ドラゴンは苦しそうに逃げていった。


僕はカブルーの人たちに祝福されたが、破損した剣の破片がドラゴンに

たまたま当たっただけなので何も嬉しくなかった。


その日の午後から、僕はほぼ丸一日祝福された。

その会は、僕の気持ちとは反対に盛り上がっていた。

旅立つ前に新しい武器が欲しかった。


先程の実戦の末、剣よりも違う武器のほうが有効であると思ったが、

カブルーの人たちはまだ技術が発達しておらず、剣しか作れないのだという。


僕はがっかりした。

だが、感謝のため、風呂の沸かし方を教えてあげた。

まず水を火にかけ、温めてから風呂に入るということを教えた。

すると


「あ〜〜〜。きもちい〜〜」


といって風呂に入っていたのであった。

僕も入りたくなったが、宇宙服のシャワーで我慢することにした。


次の日・・


ポンタの了解も得て、この村から出ることを決心した。


カブルーの人にお願いし、レッドドラゴンのすみかまで、送ってもらうようお願いすると、了解してくれた。


その場所まで、送ってくれるのはレッドドラゴンとの戦いのときにいた

引き付け役の人が送ってくれるらしい。


頼りないひとだが、送ってもらうことになった。


歩き始めて6時間ぐらい経っただろう、僕はただ案内人の人について

行っているのだが、ずっと同じ道を進んでいるように感じた。

僕はとうとう我慢できず、


「なんでレッドドラゴンのすみかにつかないんですか?」


と言ってみた結果。


「すいませんでした。本当はすみかなんてどこにあるかわからないんです。」


と白状してきたのだった。


先程まで無口だったポンタでさえも、怒りが収まらなかったらしく、すごく怒っていた。


僕達は理由を聞くと、なんと僕とポンタの仲間に入りたくて、

案内役を引き受けたが、実はすみかがどこにあるかわからなかったらしい。


実際のところ仲間はほしかったが、騙されたと思うと怒りが収まらなかった。


僕とポンタが、もう一言文句を言おうとしたとき、

なんと目の前にはゴミが集結した、物体がうごめいていた。


突然、案内役の人がポロッと言ったのだ。


「ほほー、スペースデブリの集結ですね!面白そうです!」


と余裕な感じで言っていたのだった。

僕は迷わず、切りかかったが全く刃が立たなかった。


だが、案内役の人は突然ふところから、あるでかい鎖鎌を取り出していた。


その鎖鎌は素晴らしかった。

その鎖鎌の先は触るだけで指が切れそうなほど尖っていたのである。


僕が切ろうとしたときには、何も手応えがなかったのに、

案内役の人はその熟練した鎖鎌で斬りかかると、


ゴミの集結した物体は2つに切れ、死んでいた。


僕はこの人を許すつもりはなかったが、一瞬仲間になって欲しくなった。


僕達はお礼を言おうとした瞬間、死んだ物体に目が入ったのだ。

紙があった。


僕は興味が湧き、すぐに紙を取った。

それは地図であった。


それはレッドドラゴンのすみかへの地図だったのだ。


僕達はよろこんだ。

そして、この案内役の人を仲間にするかどうか話し合った。


話し合った結果、仲間にすることが決まった。


案内役の人に仲間にするというと、彼は喜んでいた。

名前を聞くと、名乗るほどの人間ではない!


とかっこをつけられたが、僕らは強引に名前を聞いた結果、

生まれたときから、親がいなくて名前がないそうだ!


そこで僕とポンタは、話し合った結果、案内役の人の名前を

ナナシと呼ぶことにした。


名前の由来は、案内役の人が名無しなので、ナナシということにしたのだった。


と名前を決めていると、暗くなってきてしまったので、

カブルーの村に一旦戻ることにした。


カブルーの人に事情を言うと、ナナシがすごく怒られてしまった。


僕らは村の宿屋に泊まったが、宿屋のベットは、硬い骨で作られている

ベットだったのでポンタと僕は、あまり眠れず夜が明けた。


朝・・・


僕とポンタとナナシは、カブルーの人たちにお礼を言い、

村を出ていった。


歩いているとたまに、あの謎の物体に出会うことがあったが、

すべてナナシが倒してくれたのだった。


ナナシが教えてくれたのだが、その物体の名前はわからないのだが

その物体が、スペースデブリの集結であるということだけわかるとのことだった。


僕は自分で、その物体のことをデブリということにした。

特に意味はないが、この方が呼びやすいからだと考えたからだ。


それはさておき、剣の使い方が上手いナナシに剣で敵を倒すためにはどうすればいいか聞いた所、彼の言っていることは難しすぎて、よくわからなかった。


デブリに出くわすたびにナナシが倒してくれるので、なにか自分でも使える武器はないのかとずっと考えていた。


ある時いつものようにデブリが出てきたときのことだった。

ナナシが今日はつかれたから、戦いを僕に任せてきたときのはなしで

ある。


僕は剣での戦いは絶対負けると思ったので、

話し合いで解決することにした。


僕はこのように話してみた。


「どうも・・・笹口です。なにか用ですか?用がないなら

さようなら。」


と詐欺電話が来たとき、言うことを言ってしまった。


僕は、何も言葉が帰ってこないのだと思ったが、なんと帰ってきたのである。


話すと同時に、デブリの顔の色が変わった。


「はい、用がありますので帰らないでください。」


と弱々しい声が聞こえてきたのだった。


そのままデブリは話し続けた。


「私、私達を救えるのは、あなたしかいないのです。お願いします。

レッドドラゴンと戦ってください!本当にお願いします!

私達は制御されて、ザッザー」


ザッザーという音と同時に、デブリの顔色が元の顔色に戻っていた。


デブリは突然、僕達に襲ってきたのだが、今起きたことがまだ頭に追いついていなくて、僕は呆然としていたのであった。


ナナシがなんとか、僕を助けてくれたのだが、まだ攻撃がつづきそうだったので、一旦退散することになった。


僕達は一旦、今起きたことを整理することにした。


まとめると以下の通りになった。


・デブリが突然話した。


・デブリの顔の色が変わっているときは、攻撃してこないが普通の顔になると攻撃してくる。


・なにかに乗っ取られている可能性。


・僕にしかレッドドラゴンを倒せない。


ということになる。


これをポンタとナナシに見せると、デブリとは誰と聞かれたのだが、

僕はあの物体のことをデブリと勝手に言っていると言うというと


納得してくれたようだった。


僕らは一応デブリが言ったレッドドラゴンを倒すため、レッドドラゴンのすみかに行くことにした。


まあ一応、それが目的で向かっていたのだが・・・


道中何匹かのデブリにあったが、あのデブリとは違い話しても話し返してくれなく、攻撃をしてくるだけであった。


まあそれはさておき、

地図通り行った結果、レッドドラゴンのすみかが出てきたのであった。


外から見ても普通ではないように見えた。


僕達は、その建物に足を踏み入れたのだった。


入った瞬間、僕達にレッドドラゴンの炎が襲いかかってきたのだった。





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