第16話 超ショートストーリー1 知り合いを見かけたのです
「お友達がこのマンションに居たんです。刀也様」
「知り合い? 何の話? 藤乃さん」
「はい。シクシクと泣いておりました。」
「だから何の? 話なの?」
「男性と一緒にエレベーターに乗っていたということは、そういう事でしょうか?」
「……多分。そういう事だろうね……つまりどいうこと?」
「つまり、そういう事です」
「……そっか。やっぱりよくわからないよ。藤乃さん」
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