語り手の独白から始まる、きさらぎ駅に付随する都市伝説を描いたホラー作品です。広く知られていながらも、行き方どころか脱出方法すら不明瞭なきさらぎ駅。近年では隣接する駅の詳細まで語られるようになり、今なお器を広げ続けている怪異です。そんな怪異に挑んだのは語り手の友人。最初こそ順調な道のりでしたが、次第に思惑とはズレた展開が始まります。友人はどうなったのか。語り手はどうして語り手になったのか。ぜひ読んでみてください。
通話中の叫び声が想像したらひやっときてすごく良いです