第17話 テマキズシ様の作品
就活やレポートで忙しいのに書いてしまった作品ですねw
ありがとうございます!
では、早速…
♢
仮面の国。そう呼ばれている国がある。
→他の人と違うお題の使い方をするだけで目立ちますね。
まるで無機質なロボットのように、淡々と仕事や生活を行っている。かなり大きな都市なのにそこまでうるさくない。
……なんか、嫌だなあ。この国。
ただ仮面をつけてるから嫌なのではない。なんというか、この国にいる全員があまり感情を出していないような、どこまでいっても平坦なのだ。建物も。雰囲気も。
→表情が失われたら、確かにそれ以上のバリエーションは必要なさそうですね。
チームリーダーと言っていた男はまだ若い。妙に禍々しい仮面をつけているが、それでもイケメンオーラが見て取れた。
→仮面をつけていてもオーラは隠せない!
もう一人、ここで一番権力のある部長は四十は超えているであろうおじさん。髪は薄くなっているが健康的な体をしている。正直頭と仮面以外は羨ましい。
→健康的な体に惹かれるということは、主人公はひょろいのでしょうか?
話し合いは割とすぐに終わった。二人はまるでロボットのように淡々と、一切詰まることなく進めていった。あまりの速さに私が困ってしまったほどだ。
→合理的。普通の社会では雑談で人柄を知る必要がありますが……?
今は部長の提案で工場の見学を行っている。
こちらも全社員が淡々と作業を行っており、休む事なく作業をしていた。
→私の友人も、秒単位で宇宙に関わる(?!)部品を作っており、一年間で職場で話した雑談は五分だそうです。
食堂のレシピは一つだけ。ブロック状の未来食のような物だけだ。
→宇宙食的な!
「それにしてもこの国は本当に凄いですね。全員が画面なんて、私の国だったら不審者扱いされて通報されちゃいますよ……」
→画面でなく仮面の誤字? コロナでマスクをつけていた時期を思い出しますね。
「仮面をつけているのは貴方の国も同じでしょう?」
→おお、面白そうです。
「貴方達は皆、仮面を被っています。先程の会議の時だって、貴方は我々に対して気味の悪いという感情を抱いていましたが、その感情を仮面で覆い隠していたでしょう?」
→わかってるんだw
「社会で生きるためには、どんな人間だって仮面を被る必要があります。この国は、ならば最初から被ってしまえばいい。感情が生まれる前に、仮面で覆えばいい。そう偉い人達は考えたから、国民は生まれてすぐに仮面を被るという法律が産まれたんです」
→なるほど!
後は仮面を被ったこの国の人達。全員淡々と仕事をこなしている。
私はその姿を見て、口から声が溢れた。
「………なんか、つまらない国だなあ」
→結構私は好きですねwww
♢
総評
主人公本人は観察のみで、不思議な国のレポートみたいになっているのは、それはそれで面白かったです。
主人公の飾らない性格も馴染みやすい。
シリーズ化もできそうですねw
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