第17話 テマキズシ様の作品

就活やレポートで忙しいのに書いてしまった作品ですねw

ありがとうございます!

では、早速…




 仮面の国。そう呼ばれている国がある。

→他の人と違うお題の使い方をするだけで目立ちますね。


 まるで無機質なロボットのように、淡々と仕事や生活を行っている。かなり大きな都市なのにそこまでうるさくない。

 ……なんか、嫌だなあ。この国。

 ただ仮面をつけてるから嫌なのではない。なんというか、この国にいる全員があまり感情を出していないような、どこまでいっても平坦なのだ。建物も。雰囲気も。

→表情が失われたら、確かにそれ以上のバリエーションは必要なさそうですね。


 チームリーダーと言っていた男はまだ若い。妙に禍々しい仮面をつけているが、それでもイケメンオーラが見て取れた。

→仮面をつけていてもオーラは隠せない!


 もう一人、ここで一番権力のある部長は四十は超えているであろうおじさん。髪は薄くなっているが健康的な体をしている。正直頭と仮面以外は羨ましい。

→健康的な体に惹かれるということは、主人公はひょろいのでしょうか?


 話し合いは割とすぐに終わった。二人はまるでロボットのように淡々と、一切詰まることなく進めていった。あまりの速さに私が困ってしまったほどだ。

→合理的。普通の社会では雑談で人柄を知る必要がありますが……?


 今は部長の提案で工場の見学を行っている。

 こちらも全社員が淡々と作業を行っており、休む事なく作業をしていた。

→私の友人も、秒単位で宇宙に関わる(?!)部品を作っており、一年間で職場で話した雑談は五分だそうです。


 食堂のレシピは一つだけ。ブロック状の未来食のような物だけだ。

→宇宙食的な!


「それにしてもこの国は本当に凄いですね。全員が画面なんて、私の国だったら不審者扱いされて通報されちゃいますよ……」

→画面でなく仮面の誤字? コロナでマスクをつけていた時期を思い出しますね。


「仮面をつけているのは貴方の国も同じでしょう?」

→おお、面白そうです。


「貴方達は皆、仮面を被っています。先程の会議の時だって、貴方は我々に対して気味の悪いという感情を抱いていましたが、その感情を仮面で覆い隠していたでしょう?」

→わかってるんだw


「社会で生きるためには、どんな人間だって仮面を被る必要があります。この国は、ならば最初から被ってしまえばいい。感情が生まれる前に、仮面で覆えばいい。そう偉い人達は考えたから、国民は生まれてすぐに仮面を被るという法律が産まれたんです」

→なるほど!


 後は仮面を被ったこの国の人達。全員淡々と仕事をこなしている。

 私はその姿を見て、口から声が溢れた。

「………なんか、つまらない国だなあ」

→結構私は好きですねwww



総評


主人公本人は観察のみで、不思議な国のレポートみたいになっているのは、それはそれで面白かったです。

主人公の飾らない性格も馴染みやすい。

シリーズ化もできそうですねw

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