第3話

また目を覚ます


やはり知らない森だった


しかし次は目の前に一匹のカラスがいた。


カラスは頭をつついてきた

不思議と不快な気持ちにはならなかった

むしろ安心出来る気がした

何故か助かったと思った。


リュックから間食用のパンを出し手に乗せカラスに差し出した


「食べる?」

カラスは器用にくちばしでパンを食べた


「やはり美味い物だ人の食べ物は」


もう驚きすぎて言葉はでなかった

カラスは続けて


「お前は選ばれなかった」


「だが運が良かっただから私が案内をしよう」


と言いと事の顛末を説明し始めた

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