◆第二章 :黒猫集結

〜黒影の隠都ノワルディア・街外れの空架くうかのグラシエル塔〜


 高き尖塔せんとう氷霧ひょうむの空を突き刺し、鐘楼しょうろうの影が静かに長く伸びていた。

 魔導都市ノワルディア――黒影の隠都と呼ばれるその大都市は、昼よりも夜に生きる。

 月光を糸とし、魔術を衣として、人々は眠らぬ夢を織り続けていた。

 その北端、白銀の結界に護られた孤塔――〈空架のグラシエル塔〉


 そこは風氷魔導師・乙戸未史人おつのへみふとが暮らす研究の間であり、空間詠唱文字を刻むための“空の書架”が無数に漂う、静かな実験場であった。

 宙に浮かぶ頁は半透明の氷硝子でできており、

 魔法灯の灯りを受けて青白く揺らめいていた。

 塔の壁面に刻まれた紋章群はゆるやかに脈動し、

 空気そのものが呼吸をしているかのようだ。


「……なんじゃ、外の風が冷えるのう」


 未史人は万年筆型の杖をくるりと回し、淡く蒼い詠唱文字を空中に描いた。

 それは花弁のように散りながら、塔の外気を操る結界へと吸い込まれていく。

 外では雪ではなく、微細な魔素の粒が舞っていた。

 それらは世界の理のかけらであり、空の底に眠る古き文の残響でもある。


「君が所属していた風刻の鏡都ふうこくのきょうとフリューエンの風も、こんなふうに冷たかったかい?」


 背後からかけられた声に、未史人は微かに目を細めた。

 振り返れば、蒼紫の魔剣士――百夜ももやリヒトが、

 窓辺にもたれ、外の闇を見つめていた。

 薄花桜に金糸を織り込んだような髪が風にほどけ、

 深紅の刀身〈影月〉が薄闇に鈍く光っている。


「おぉ、リヒトか。久しいのう。……フリューエンの風はの、もっと澄んどる。

 あそこでは空が鏡面のようでな、風に詠唱を映して術を紡ぐんじゃ」


「鏡の風……懐かしい響きだね。ぼくたちがいたティル=ナ=ウィンの風も、似てたかもしれないな」


 ふたりの視線の先、窓外にはノワルディアの灯りが星座のように連なっていた。

 下層の市場からは香辛料と煙草の香りが微かに届く。

 街を覆う透明な結界が、風の流れを幾筋にも分けて空へ返していく様は、

 まるで都市そのものが大きな呼吸をしているようだった。


「黄昏森境か。……あの森の香りは忘れんのう」

「帰りたいと思う?」


 リヒトの問いは、穏やかで、それでいて鋭かった。

 未史人は少しだけ空を見上げる。

 塔の天井には、氷の結晶でできた虚の月が吊るされている。

 それは彼がティル=ナ=ウィンを離れた日の空の再現だった。


「さてな。ワシにはもう、帰る場所より、背負うもののほうが多いわ」


 リヒトは一瞬、沈黙した。

 紅い刀身をそっと撫でる――呪化の模様が、指先に微かに疼いた。


「……ぼくの呪い、君の風氷で凍らせられるなら、少しは楽になれるのかな」


 その声音は、かすかに笑っていた。

 だが、底には深い疲れが潜んでいる。

 未史人は杖を持つ手をわずかに動かし、空中に淡い風紋を描いた。

 室内を流れる気流が一瞬にして凍り、青い氷華がぱらぱらと散る。


「凍らせるだけじゃ根は絶てぬよ。お主の呪いは“刻まれし業”じゃ。

 だが、黒猫ノワールノアの仲間にゃ国士無双こくしむそう殿もおる。

 あの聖光なら、或いは……」


 言葉の途中で、風が鳴った。

 塔の外の空が一瞬、低く震える。

 結界を包む魔素が軋み、どこか遠くで、鐘の音がひとつだけ狂った。


 ――来る。


 未史人が感じた瞬間、窓辺の影が動いた。

 漆黒の狐がひとつ。

 紅い瞳が、静かに二人を見上げている。


「……黒狐?」

「使い魔じゃな。かんばせ様の遣いか」


 未史人が杖の先で空を撫でると、狐の影が淡く揺らぎ、

 空気のなかに一行の詠唱文が浮かび上がる。


――“黒猫よ、集え。世界に異変の兆しあり”


 リヒトの〈影月〉が光った。

 その紅は夜の焔にも似て、美しく、脆い。


「……やっぱり、呼ばれたね」

「どうやら、静かな塔にゃ似つかわしくない嵐が来るようじゃ・・・・・・・・


 氷の花弁が舞う。

 二人の影は、塔の階を降りていった。

 背後で、塔の窓がひとりでに閉ざされ、風の音がぴたりと止んだ。


 その静寂の中、天井に吊るされた虚月がひび割れ、

 細く淡い光を――まるで涙のように――零した。


◆◆


霊夜れいやの猫路地イーヴンベル〜同時刻


灯りが踊る。

ノワルディアの夜は、猫と笑い声でできていた。

すれ違う影のどれもが、どこかに魔を宿し、どこかに祈りを抱く――

この街では、それさえ当たり前の風景にすぎない。


〈イーヴンベル〉

昼が影に溶け、夢が交わる特別区。

ここでは人も獣も魔獣も、みな夜の衣をまとう。

昼は沈黙し、夜こそが息づく。


「乾杯にゃー!!」

猫の尾がひとつ跳ねた。

黒猫の獣人・四月一日しがついちかは、木製のジョッキを掲げてにっこり笑う。

肩に乗るのは、丸々とした猫型魔獣の猫田さん。

柔らかな毛並みがランプの火を受け、ほのあかるい金色に揺れている。


「ほんま今日のダンジョンはきつかったで!」

魔鋼鍛冶師まこうかじしであるドワーフ族の、荒鋼 仁左衛門あらがね にざえもんが大口を開けてガハハと笑う。

木の床が、その体重を受けてわずかに軋んだ。


「ほらほら、おっちゃんが突っ込まんかったら全滅しとったやろ!」

と、隣で長く伸びたあご髭を擦った。

「まったく……あなたは突っ込む前にもう少し考えなさい」

紺のローブ姿の妖精――国士無双こくしむそうが、ため息をつきながらも口元を緩めた。

「そうは言うてもな、ぐへぇ……また腰に来よった……国士はん、悪いけど腰揉んでくれへんか……」

荒鋼 仁左衛門ことニザ爺は片手に大きなビールジョッキを持ち上げた拍子に、腰から「ギクッ」と大きな音を立てた。

「油断するからです!もうっ。無理な持ち上げ方してるでしょう!」

国士無双は眉をひそめ、手早く彼の背中を押さえた。

「なっ……おっちゃんはまだ若いわい!!(ギックッ)」

ニザ爺が力こぶを誇示するかのように腕を振り上げると、また腰に軽い痛みが走った。

国士無双は溜息まじりに突っ込みながらも、魔法鞄マジックポーチから急いでポーションを取り出した。

掌から零れる光は淡く、瓶のなかのポーションは金色に染まっている。

「ちょっと苦いけど、飲めばすぐ良くなりますからね♪」


「にゃはは、ニザ爺はすぐ身体で解決しようとするからね〜」

「ガハハ、おっちゃんの正義は筋肉でできとるんや・・・・・・・・・!」


笑い声が重なり、グラスが鳴り、香辛料の煙が漂う。

壁には古びたポスター、宙を舞う猫の尻尾、窓越しの灯がちらちらと。

この街は夜そのものが心臓の鼓動を打っているようだった。


四月一日はグラスを回しながら、少し遠い目をした。

「ねぇ、知ってる? 昨日の北区の空、星がひとつ消えたって噂にゃ」


「星が?」

国士無双が首をかしげる。


「うん、空の書架に詳しい連中が言ってたにゃ。

 夜空の“構文”が乱れてるって。まるで、言葉の並びが書き換えられてるみたいだってさ」


「ほう……そりゃまた厄介な」

ニザ爺が顎髭をさすりながら呟いた。

「空が文字なら、誰かが“上書き”しとるっちゅうことかいな」


「そう。夜そのものが、何かに“編集・・”されてるんだにゃ」


小さな沈黙が落ちた。

その時――店の隅で、誰も気づかぬように風が揺らいだ。


漆黒の狐。

音もなく、四月一日の足元に座り込む。

その毛並みは、光を呑む闇のように深く、紅い瞳が静かに夜を裂いた。


「……あら?黒狐?」


狐の尾がゆらりと揺れる。

その先から、床に光の文字が滲み出した。


――“黒猫よ、集え。世界に異変の兆しあり”


文字は淡く消え、ただ狐だけが残った。

国士無双はグラスを置き、表情を引き締める。


「……呼び出しですね。Noir Nola、本拠地へ」


四月一日は膝の上の猫田さんを撫で、尻尾をぴんと立てた。

「さぁて、そろそろやっちゃうにゃ」


「おっちゃも準備万端や!」

ニザ爺がグラスを空け、腰の工具鞄スミスバッグを締め直す。

「嵐でも雷神さんでも、まとめて吹っ飛ばしたる!」


国士無双は小さく笑みを返した。

「あなたが暴れないで済むよう、祈っておきますよ」


「はは、そりゃ無理やろな」

四月一日は背を伸ばし、微笑んだ――「……夜が、目を覚ますにゃ」


外の街路で風が鳴った。

黒狐が尾を翻し、扉の外へと消えた。

三人は立ち上がる。

夜がざわめき、街の灯りが彼らの背を押した。


――“黒猫たちの宴”は、これから“夜の戦支度”へと変わる。


街路には風が走り、灯りがひとつ、またひとつ消えていく。

猫の影たちが静かに息を潜めた。

ノワルディアの夜が、何かを待っている。


◆◆


〜裏月の街ヴァルナクト〜同時刻


月光が、石畳を冷たく撫でていた。

〈ヴァルナクト〉――ノワルディアの裏面、影の都。

昼の地図には記されず、夜だけに現れる街。


灯火がひとつもないその路地は、“灯のない街ノシルルーチェ”と呼ばれる。

その名のとおり、ここに住まう者たちは“光”を持たない。

それは闇への服従ではなく、沈黙という信条であった。


帆足ほあしじれは、その暗闇のただなかを歩いていた。

長いコートの裾を引きずり、石畳を染める月影を縫うように。

右手には、漆黒の刃――呪具〈リッパー〉。

斬りつけられたものは、痛みではなく“静寂呪い”を喰らう。


「……静かに“終わらせる”ことですから――音を立ててはいけませんよ?」


彼の声は、夜の呼吸に溶けていく。

この街では“音”こそが罪。

殺意は目で交わし、契約は影で交わす。


路地の奥、朽ちた壁に沈む看板。

Nosil Luceノシルルーチェ”――ラテン語で“光なき夜”。

死を静かに運ぶ者たち。

それが、この闇のギルドの真の名。


ひとり、影が動いた。

月光の下で、黒い傘を開くような気配。


「久しぶりね、じれ」


声は、鈴のように冷ややかだった。

姿を現したのは、蒼の瞳を持つ吸血種、炯螺(けいら)。

彼女の纏うドレスは夜そのものの布で織られ、裾が歩くたびに闇を溢れさせる。


「今日は、“星の終焉のこと”を話そうかと思ってね」


「あいにく、俺は語りを聞くより仕事の最中でしてね」


「ふふ。あなたの仕事は“終わらせる殺す”ことでしょう?

 私の語りは“始まり”を呼ぶ。……釣り合いが取れていいじゃない」


風が、ふっと止んだ。

二人の影が、月光の中で交差する。

言葉の代わりに、沈黙が刃となる。


「――また、“語りの呪い”が動いているのか」

じれが静かに問う。


炯螺は瞳を閉じて微笑んだ。

「夢がざわめいているの。

 子供たちの寝言が、みな同じうたを繰り返すのよ。

 “蒼の月、ひとつ欠ければ、夜は喰われる”って」


「詩か、呪いか。どちらにせよ、放ってはおけませんね」


その瞬間――

黒狐が現れた。

月光を裂くように、滑らかに。


じれはリッパーを構えたまま目を細める。

「……かんばせさんの使い、か」


狐は尾を広げ、夜空に淡い炎を描いた。

その炎は、星々のように散りながら、文の形をとる。


――“黒猫よ、集え。世界に異変の兆しあり”


炯螺が唇に微笑を浮かべた。

「やはり、“夢”は現を食むのね」


「夢も夜も、斬って通れば明ける」

じれはコートを翻し、踵を返した。

「行きましょうか、炯螺さん」


「ええ――黒猫たちの元へ」


月の下、二つの影が並んで歩き出す。

その足音は、まるで語りの序章を刻むリズムのようだった。


◆◆


〜ノワルディアの空〜


夜空を、三匹の黒狐が駆けていた。

尾が光を残し、流星のように街を結ぶ。

空架の塔を、酒場の屋根を、裏町の影を――すべて越えて。


六つの運命が、再び一つに。

風が鳴り、遠雷が唸る。

ノワルディアの中心、黒猫たちの本拠地が光を灯した。


◆◆


〜Noir Nola本拠地〜


 ノワルディアの空には、まだ夜が残っていた。

 薄闇の中に光る魔導塔の群れが、遠くかすかに脈打っている。

 まるで世界そのものが、語りの再生を前に息を潜めているかのようだった。


 重厚な扉が、ゆっくりと開く。

 焚香ふんこうの香りが広がり、黒曜石のように磨かれた床に淡い蒼光が揺れた。

 ここは、黒猫ノアール・ノアの本拠地――“円卓の間”。

 迷宮譚ダンジョンに灯をともした、探索と依頼の拠点。

 最初にその扉をくぐったのは、乙戸未史人だった。

 深緑の帽子を指で押さえ、風のような笑みを浮かべる。

 白髪の間から覗く長い耳には氷光が宿り、万年筆型の杖を肩に掛けていた。


 「おう、来たか。ワシらが一番乗りじゃと思うたが、そうでもなかったかの」

 低い声が石壁に響く。


その隣では、四月一日が軽やかに尻尾を揺らしていた。

 黒髪ツインテールの獣人四月一日―,その赤い瞳がランプの光を反射し、

 黒いセーラー服の襟元で鈴が小さく鳴った。

 膝にはいつもの猫田さんがいる。


 「にゃはは、早く来すぎたのは未史人さんたちのほうにゃ。

  あたしは、飲み会のあとにゆっくり来たのに〜」

 猫耳がぴくりと動く。

 その仕草ひとつに、場の空気がわずかに和らいだ。


 「飲み会、とな。……まぁ、若いのう。」

 未史人は笑い、杖先で床に風の文字を描いた。


 蒼い光が、円卓を包み込む。


 ほどなくして、静かな足取りで国士無双が現れた。

 青金の装飾をあしらった魔女帽が、月灯の光を受けて揺れる。

 妖精の翅が、淡い虹色を帯びて透明に透き通っていた。


 「皆さん、集まったようですね。」

 柔らかな声が、夜を包むように広がる。

 「“異変”というのは……?」


 その問いに、未史人は小さく息を吐いた。

 「風が泣いとるんじゃ。ノワルディアの空気が歪んどる。

  風の詠唱が、ところどころ、千切れて聞こえるんじゃ」


 背後で、リヒトが静かに鞘を撫でた。

 薄花桜の髪が灯に揺れ、深紅の刀身〈影月〉が夜を映す。

 そのオッドアイ――紫紺と金が、真っ直ぐに未史人を見返した。


 「森の気配も変だよ。……ぼくの呪いの根みたいに、地の下で何かが動いてる感じがするよ」

 声は静かで、しかし芯のある響きを持っていた。


 そこへ、足音がひとつ。

 黒いスーツに身を包んだ男――帆足じれが入ってくる。

 杜若色の瞳は深く、眼鏡の奥に柔らかな微笑を湛えていた。


 「俺の街でも、処刑人たちが揺らいでいます。……“語り”の呪いが蘇る兆しだ」

 黒のネクタイが光を弾き、影を二つに割った。


 その背後から、藤紫の灯が揺れる。

 炯螺――

 白銀に淡く紫を孕んだ髪が肩を流れ、蒼い瞳が夜を見透かしている。

 旗袍ちーぱおの金刺繍が淡く光り、ランプの灯がその姿を幽かに染めた。


 「夢がざわめけば、世界もまた夢を見るの。

  ……さて、今回はどんな“罪”が語られるのかしら」

 その声音には、まるで歌のような揺らぎがあった。


 重なるように、ニザ爺の笑い声が響く。

白く長く垂れた髭を揺らし、厚手の革エプロンを肩に掛ける。

鍛冶で鍛え上げられた腕には、作業跡のある革バンドが巻かれ、指先は真鍮の工具の手触りを覚えていた。

腰の小さな工具鞄スミスバッグからは磨かれた魔導歯車や小さなハンマーが顔を出し、作業の手際の良さを示していた。

笑うと深く刻まれた皺が光を受け、ニザ爺の豪快さと愛嬌が同時に伝わる。


「ほんなら出番やの!おっちゃんが一撃で片ァ付けたるわい!」


 その勢いに、四月一日がくすりと笑い、猫田さんが小さく鳴いた。

 国士無双が手をかざすと、部屋の光が柔らかく揺れる。


 未史人はゆるやかに立ち上がった。

 深緑の外套が翻り、杖の先端に氷の紋章が咲く。


 「では、黒猫ノワールノアたちよ――“集結”じゃ」


 その言葉に応じるように、

 三匹の黒狐が現れた。

 影から影へ、尾を揺らしながら円卓を駆け抜ける。

 その足跡が、空に“詠唱文”として刻まれていく。


 ――黒き風、黒き剣、黒き夢。

 その名において、再び“黒猫”は目覚める――


 リヒトの刀がかすかに震え。

 ニザ爺が厚手の革エプロン越しに拳を強く握りしめ、床が微かに軋む。

 炯螺の瞳の奥に、微かな霧が満ちていく。

 国士無双の翅が揺れ、光が円卓を包み込む。


 四月一日の鈴が鳴り、猫田さんが短く鳴いた。

 帆足じれの影が長く伸び、未史人の杖先が蒼い火を灯す。


 円卓の上に黒い光の文様が広がり、やがて塔全体を包んだ。

 鐘が鳴る。

 その音は、ギルドNoir Nolaノワールノアを経て、ノワルディア全土へと響き渡った。


 夜が深まる。

 空の果てで、嵐が形を成し始めていた。

 遠雷の響きが、ノワルディアの空を震わせる。

 風が円卓の言葉をさらい、夜空へと放った。

 誰もまだ知らない――

 その風こそが、“語り”の最初の頁をめくる――

そして世界は、まだ名もなき嵐の名を知らなかった。

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