第10話 日常

 それからメノウも加わり一緒に暮らす事一ヶ月位が経った。

 冬に備え小屋に魔法で木を切り薪を作り積み上げていく。森だと季節が分かりづらくメノウが言うには8月初めだそうだ。


 この世界は3月から5月迄春6月から8月迄夏9月から11月迄は秋12月から2月迄は冬らしいし。てことは今は夏って事だ。

 メノウ曰く夏も森は涼しいが秋、冬は寒くなるらしいので薪を順調する事になった。勿論ノルマをこなした後だ。

 部屋用にアイテムBOXの中にも薪を入れていく。



 それからメノウの案内でディーと共に家の近くを散策する様になった。

 採取出来る物は鑑定してマジックバックに入れていく。ディーのマジックバックはリュックで背負っている姿に悶えた。

 メノウ用にもマジックバックを首から下げれるタイプを用意した。メノウは喜んでいたので此方も嬉しくなった。



 そうそうメノウも全属性の魔法が使える見たい。スキルも色々あるらしい。空間魔法や神聖魔法や契約魔法等も使える見たい。転移魔法も使えるんだって。

 散策する前に私の武器を選ぶ事になったがパパ達武器入れすぎじゃない?って思った。

 惹かれた刀と小刀を武器とした。勿論採取用の短剣は別に用意した。

 ディーも短剣を所持している。



 ディーは先輩のメノウに特訓をしてもらう事が増えた。私もだが…。

 重力負荷をかけてるせいか身体が軽い感じがするのだ。最近は重力10迄いった。



 それから今日は家で紙とペンと定規を出しカレンダーを作り初めた。メノウに聞きながら一ヶ月は30日と知り1月から12月迄のカレンダーを作り量産した。

 カレンダーが出来上がり壁にカレンダーをかけて今日の日付に◯を書いた。

 私のステータス画面はスマホを応用してるのか日付や時間天気等書いてあったのだ。



 それから違う日上薬草を煮出して瓶に入れ魔力を均等に注いだらポーションが出来上がった。特上、上、中、下と薬草によって違うポーションが出来上がった。魔力ポーションも出来た。

 他の効能が違う薬草では解熱ポーション等様々な種類のポーションが出来上がった。それを量産してディーとメノウのマジックバックにも閉まった。



 また違う日自己再生付き攻撃もあるが防御に特化したゴーレムを創り出した。名前はウル、ルア、アズだ。

 メノウとディーと私と一緒に特訓をした。組み手や剣術の練習も対ゴーレムになった。

 皆いい子で特訓以外はお手伝いをしてくれる。家が賑やかになった。

 メノウの攻撃を防いでたのにはびびったが…。


《我もまだまだ強くなれる!!》


 そう喜んでいたのでいいか…と思った。ボスボスボスボス尻尾がディーの頭に当たっていたが…。


 ウル達に何食べるか聞いたら別に食べなくても平気だが質の良い石と魔力草と言ったのでメノウの案内でディーと共に洞窟に行き採掘した。そして魔力草も採取して量産して食事に出す様になった。


「魔石って魔獣にしかないんだよね?」


《そうだな…。魔獣によって様々な魔石があるがそれがどうかしたか?》


「嫌、ウル達魔石食べたら強くなるかな?って思って。」

「聖域から10歳になる迄出ちゃ駄目って皆言ってたクマァ~!諦めるクマァ~!」

「うっ…分かってるよ…。まだ弱いし、魔獣に勝てると思ってないし…。」


《偶に我が魔獣狩って来るか?》


「大丈夫なのかクマァ~?メノウ強いから大丈夫だとは思うけど心配クマァ~!」

「そうだね。無理に魔獣狩らなくても大丈夫だよ?」


《我もウル達が強くなるなら賛成だからな。無理せず偶に狩る事にする。》



 メノウはそう言い偶に魔獣を狩って食べれるお肉や魔石を偶に持って来る様になった…。

 魔石は赤、黄、青、紫、黒、白、緑、透明、金、銀様々な物が合った。量産してウル達の食事に出す様になった。

 変化は解らない…が3ゴーレム共に嬉しそうにしてたので良かったと思いメノウにお礼を言った。

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