3巻 惜別
誰も見てくれないと思っていた。
いつも本当に助けてほしい時は、そばに誰もいなかった。
辛いっていったところでなんともならないのは知っている。話した相手も余裕がないのだ。だから、言ったってしょうがないのだ。
コツコツ何かをしていたって理解してくれないし。今だってそう。そこまでしなくていいのでは?といつも言われる。それでもやらなければならないのだ。
この苦しみを誰も知らない。空白の1年は特にそうだろう。その時はいつも歌を歌っていた。私の好きな歌手の歌詞に惹かれて歌ってしまう。
この曲は応援歌なのだ。だからこそ、ずっとこの曲を最後に歌っていた。
現実に戻る時に、悔いが残らないように。そして、前向いてまた進めるように。
隣に誰もいなくても、また会えると信じて。
急にいなくなった友人を思いながら。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます