第7話 クリスマスプレゼント・1

 今日はクリスマス。異国では、赤服を着た

おじいさんが、子ども達にプレゼントを配るとか。


 一週間前。

お金(きん)は、くノ一の首領、お竜(りゅう)を

訪ねた。。。


「プレゼントぉ〜?」

とお竜はほうじ茶をすする。お金はお竜に

アドバイスを聞きに来た。

「クリスマスには、プレゼントを渡すとか。」

お金は、異国の者からそう聞いていた。

日頃の感謝の

意味もある。

「なんでもいいんじゃない?」

「そうなんですか?」

「四の五の言わず、

 なんでもいいのよ。」

お竜の言葉は納得はできるが、それではつまらな

い。みんなには喜んで欲しい。

「お金。」

「はい。」

「考えちゃだめ。

 女は度胸。

 なんでもいいのよそんなもん。」


 くノ一三姉妹、お金、お銀、お銅は、

町の雑貨屋を訪れた。。。

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