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青春の灯火

青春の灯火

月兎耳

おすすめレビュー

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★★★
★29
11人が評価しました
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本文ありのおすすめレビュー

  • 青羽 イオ
    142件の
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    ★★★ Excellent!!!

    灯りの重さを知る年齢

    「半年前、直也が死んだ。」の一行で掴まれる。
    軽口・暴力・性の匂いの中、純の笑いは火花のように短く、翔吾の視線は残酷なまでにフラット。オイルライターは“入場証”であり“通過儀礼”。
    「大人になるのなんて—」の反語が胸に残る。削いだ文体が、消費されない青春の痛点を正確に刺す一編。

    • 2025年10月14日 11:31