「まちの人ごみ　肩がぶつかって　ひとりぼっち♪」

いや、懐かしいです笑

もしかして、某アニメのようにこの物語も幽霊とかそういう系になっていくのでしょうか。ヒロインちゃんの名前的に、悪魔が関係してるかも…？

キャラクターの名前が特徴的ですね！これからの物語で、絶対に関わってくる伏線のように感じます！

悪山魔子……これは、悪魔の子っぽいですねぇ、この先が楽しみです！

魔子ちゃん、無事だといいのですが……。

第３話読みました。
この話を読んでみた結果、軽いノリの方で行きたいのがわかったので、第1話のトーンの変更をオススメします。
第1話「ひぐらしの鳴く頃に。祟り殺し編」から２話３話「地獄先生ぬーべー」になった感じなので、１話もぬーべーのノリにしましょう。
万が一、ひぐらし側にしたいならそれは大きく改善案を出すことになります笑

以下、ぬーべーノリを前提に３話の改善案を出します。

・「お菓子を買ってもらえなかった時の妹の表情」←お前いつ妹出てきた？ 問題

これは完全に

作者の頭の中では「界には妹がいる」って前提
でも読者には一度も共有されてない

っていう「作者だけが知ってる設定」が、ノリで一行だけ顔を出したパターンになってます。
もし妹が今後重要ならば

1話の家シーンで
「リビングでは妹がアニメ見てた」とか
朝の出発で
「妹が『お土産よろしく〜』とか言ってきた」とか

あるとスッと入ってきます。

・主人公のキャラがブレブレ

「もしもここで一発ギャグなんてやったら、魔子に睨まれ、かつ冷ややかな視線が送られる気がする。
　ちょっとやってみたい気もしてきたが、ここは13歳。グッと堪えた。」

ここまで「ギャグやりたがりキャラ」って一度も出てない。

それまでの界は
罪悪感で死にそう（1話ラスト）
魔子の家のDVを気にしてる
2話では「女子に話しかけるの気まずい」って普通にビビリ系

で、「お調子者で空気和ませようとして一発ギャグするタイプ」って描写ゼロ。
そんなキャラが急に、

ここで一発ギャグ〜
やってみたい気もしてきたが〜

って言い出すから、「お前誰だよ」ってなる。

「ここは13歳。グッと堪えた。」の意味も逆。

13歳って、本来は
一発ギャグやっちゃう側
空気読めずにスベる側

の年齢。なのにこの言い回しだと、

ここは大人だからグッと堪えた

みたいなニュアンスになってて、年齢とズレてる。

「ここは13歳」が「だからやる」の方なら分かるんだけど、「だから堪える」はだいぶ変。

せめて「もう中学生になったんだ。小学生の頃とは違うぞ」みたいな背伸びした中学生、大人ぶりたいんだなってニュアンスにすると違和感がない。

・遅刻に不服な魔子の表情がお菓子買ってもらえなかった妹、はチグハグ。

遅刻に不服な魔子の表情
＝「約束守らない相手へのイラつき・怒り」

お菓子買ってもらえなかった妹の表情
＝「自分の欲求が通らなかった悲しみ・拗ね」

どっちも「不満」ではあるけど、
遅刻 → 相手への苛立ち
お菓子 → 自分の願いが叶わなかったことへの不満

で、性質の違う不満です。

お出かけの日に父親が仕事入った時の妹、とかが適切かと。

・5分遅刻した程度でギスギスはしない。

現実の中1〜中2感覚で言うと
5分遅刻
→ 「おっそー」「寝坊した？」くらいのネタ
ガチで空気悪くなるのって
→ 20〜30分〜とか、ドタキャンとか
幼馴染なら尚更互いの性格をわかっているはずだから、「相変わらずなんだから！」くらいの話。

・使大が途端にショタ化。

1話や2話まで読んでたら、使大って明らかに
プールに海装備持ってくる
空気読まないでズカズカ踏み込む
「昼休みにまーちゃんのクラス行こうよ！」って言い出す
魔子のクラスでも平然と話しかけに行く

＝ 無神経活発ムードメーカー に見える。

だから3話でいきなり

「ねぇ、見て見てー。僕、お菓子を持ってきたの」
ほっぺりんご色ショタ化

は、「誰この子？」感が出る。
もしショタ系を描きたいなら、今までの使大の方を見直すべき。

・歌詞載せるのはWeb小説でも洒落にならない。
めちゃくちゃ厳しいので、ワンフレーズでも歌詞を載せてしまうと大変なことになります。これはカクヨムの規約にも重要項目として書かれていますし、カクヨムだから、とかではなく本当にやばいのでやめましょう。即変更してください。

・トンネルが不明瞭

めちゃくちゃ重要なキーワードなのに、歩道的トンネルなのか、車道のトンネルなのか、大きさや長さなど一切わからないため想像がつかない。
例えば車道なら地面はコンクリでなくアスファルトですし、歩道タイプならそこまで長さがないので真昼間に暗闇なのは不自然。
ホラーだから不気味に暗い、にしたいならば

昼間なのに、入口から数歩で夜みたいに暗くなる。
「おかしい。普通のトンネルって、もう少し外の光が入るはずなのに。出口も見通せない……」

とか必要。

廃道・人しか入らない感じにしたいなら
「車が通った形跡のない、ざらついたコンクリの床」とか
「ひび割れたコンクリの床の上に落ち葉が積もってる」とか
あると雰囲気が出る。

・閑話休題の記号がなんの役割かわからないタイミングで入っている。

閑話休題の役割は、大きな場面転換や、トーンが大きく変化する場合、区切りがつく場合、なので、必要ないかと。改行3行ほどで済むレベルの地続きの物語で閑話休題記号は読者の集中力を途切れさせてしまう。

特に

トンネル前会話 → ◇◆ → トンネル内
トンネル入り直後 → ◇◆ → ちょっと進んだ後の描写

は絶対いりません。

・最後の声かけ

最後の声かけは、物語が大きく動く大事なシーンですが、描写が薄いせいで

「校舎裏でボール取りに来たら用務員さんに見つかった」

くらいの印象になってしまっています。
正体は分かりかねますが、怪異など恐怖の存在ならば、


「だ、だ、誰かが、私の肩を触った……！」

　魔子の声が震えている。
　振り返ろうとした瞬間、俺の持つスマホがブルッと震え──ライトがふっと消えた。

「……は？」

　画面は真っ黒だ。
　再点灯しようとタップしても、まるで画面の向こう側から指を押し返されているみたいに、反応しない。

　恐怖が、一気に肺の中まで流れ込んでくる。

　何も見えない。
　自分の手さえ、顔の前で揺らしてもわからない。

　耳だけが異様に敏感になり、三人分の荒い呼吸と、心臓の音だけがやけに大きく聞こえた。

　──コツ、コツ、コツ。

　最初は、自分たちの足音の残りかと思った。

　だが、それは俺たちが動いていないのに、確かに近づいてくる。
　乾いた靴音に、何か湿ったものを引きずるような音が混じっていた。

　トンネルの天井からも、床下からも、同時にその音がしているように感じる。
　方向が、わからない。ただ反響しているだけじゃないのは確かだ。

「……だ、誰？」

　使大の声が、いつものお気楽さを欠いた細い声になって闇に溶ける。

　返事の代わりに、空気が笑った。

「はは、は、はははは……」

　男とも女ともつかない、掠れた声。
　ひとつの喉から出ているはずなのに、高い声と低い声がわずかにずれて重なって聞こえる。

　その笑い声は、前からも、背後からも、耳元からも同時に響いた気がした。

「悪かったね。驚かせるつもりは、なかったんだ」

　さっきまで誰もいなかったはずのすぐ近く──
　耳元すれすれで、誰かが囁いたように錯覚する。

　冷たい息が、頬をなぞった感覚。

　見えないのに、そこに“口”があると、身体が勝手に理解してしまう。

「──悪山　魔子くん」


とか、おどろおどろしさを存分に出すと、ホラー作品感が出るかと思います。

２話読みました。

・１話のトーンに対して、急転換

第1話の不穏な空気や重く暗いテンションからの
「昼、魔子のクラス行くの超気まずい〜」
クラス女子の「国宝級イケメン」「優良株じゃん」→ ここ、ほぼラブコメ空気。別の作品かと思う勢いです。

どちらにしたいかは作者様次第ですが、読み口を軽くしたいならお父さんがDVは重すぎるので、「お酒ばっか飲むようになった。」「ギャンブルやるようになった」「夜通し遊び歩いて帰ってこない」「仕事行かなくなった」など豹変を別角度に。
そもそも主人公たちのイケメン描写はホラー作品において果たして必要なのか？というのを考えた方がいいかもです。

・主人公の好感度が急降下

昨夜あれだけ悩み葛藤していた主人公が、女子と話すのうんたらなど思春期レベルのことでヒロインへの心配に勝ちそうになっているのはさすがに酷い。第1話の重みが急に安くなってしまう。

・DV相談の内容が、やや「説明台詞」寄り

「そう、あれは前々回の日曜日だったわ。」
中学生の口調として、ちょっと説明臭い。
「物語を語る」しゃべりになってる。
まるで、面白怪談話を仕入れたくらいのテンションになっている。

もっと崩していいと思う
「二週間前の日曜くらいかな」とか

・相談を始めてから、魔子のテンションが軽くなりすぎる

「話してしまって吹っ切れたのか、はたまた話し相手ができて嬉しいからかはわからないが、今までよりも生き生きしているようなので、結果オーライ。」

ここ、マジで「結果オーライ」でいいのか？ってなる。
DV自体は続いてる
日常は地獄のまま
でも相談してるから“生き生きして見える”

これは全然ありなんだけど、だったら
「元気そうに見えるけど、ふとした瞬間に影が差す」とか
「笑ってるけど、話題が父のことになると一気に目が死ぬ」とか

そういう“二重構造“を出しておくと、軽さがマイルドになる。現状、豹変に説得力がありません。

・冥境トンネルの出し方は良いけど、“怖さ”がまだ弱い。もう一歩だけ怖さ上げたい。

「検索したら“心霊スポットまとめ”サイトがわらわら出てきた」
「『戻ってきた人間のほうが少ない』とか、アホみたいな書き込みがあった」

みたいな誇張された噂話みたいなのを少し混ぜると、

あ、ここから先ホラーになるんだな

というジャンルの期待値が立つ。

・使大の「他の人に聞く」脅しが不快
家庭内暴力という深刻な問題を、クラスメイトに聞いて回ろうとする。これは魔子を追い詰める行為です。使大が「天然で無神経なキャラ」だとしても、作者がこれを肯定的に描いているのが問題。


第１話のトーンから急変更なので、方針を決めて、どちらかのトーンを軽くするなり重くするなりして同じトーンにした方が良いかもです。

１話読みました。
２話目以降で補完されるかもしれませんが、１話だけの感想などを。

・名前周りがちょっとだけ混乱する
軽妙なラノベなどでしたら現実的まずあり得ないアニメネームでも違和感ないですが、DVなど重い現実的な話をテーマにするとした場合、かなり浮いてると思います。漢字はまだしも、語感まで特殊なので。
なにか伏線か理由がないのでしたら、もう少し頭にスッと入ってくる名前の方がシリアスな物語に入り込めると思います。

・魔子の“普段”が少しでもあると、主人公の違和感が伝わるかと。
明るい、高飛車、ツンデレなど、いつもはこうなのに、がないと単に元気ないなぁだと読者に変化が伝わりづらい

・最初のプールのシーンが物語的になんの意味もない。
海フル装備は良いけど、“ネタとして普通に面白い友人”止まりで、作品のテーマと強くリンクしてない。何かしらの暗喩や魔子と約束してたのに急にドタキャンされたなど違和感があったりしたら次のシーンに繋がる。

・幼馴染にしては何も知らなすぎる。
長い付き合いの幼馴染の家を知らないとか、DVに関してこの日初めて知ったことに違和感があります。学校では体育や夏ならプールがあるかと思いますが、どうしていたのでしょうか？
もし休んでいたとかあるなら、それこそプールで使大と話したらいいかも。
また、中学生がアザを見て絵の具かな？はさすがに厳しい。アザだけど、腕だしぶつけたのかな？くらいがリアルライン。

・ご都合主義に見えるので、もう少し補強が必要。
もし最近DVが始まったにしても、ランニング中に聞こえてくるほど荒れていたら近所の人がなにかしらアクションがあるはず。
例えば見て見ぬフリを近所の人もしているのだとしたら、「近所の人たちと俺は何も変わらない……」的な自己嫌悪を入れると良いかと。
また、幼馴染なはずの主人公が魔子親の声がわからないなどは不自然。きっと魔子の声だって聞こえるはずです。あくまでも気付いたけど、逃げ出してしまったにすべき。

1.ランニングコースを最近変えた→ たまたま今日、初めて悪山家の前を通った。もしくは気になってついつい悪山家に足が向いてしまったなど。
2.今後どこかで、DV自体は前からあったけど、最近エスカレートして外まで聞こえるレベルになってきたという話を入れる。

・細かい描写を丁寧に。
そもそも主人公たちが最初にプールに行っていたのがいつなのかわからない。日曜なのか、放課後なのか。市民プールなのか、学校のプールなのか、細かい情報をちらっと入れると、読者は想像しやすくなる。

特に主人公がランニングから帰るシーン、「汗だくの服を脱ぐことなく、俺はベッドにダイブする。」が突然すぎて、スムーズではないので、閑話休題記号を入れるか、改行を3行ほどいれると、場面が変わったんだな、と伝わる。


暗いテーマ、現実的なテーマを扱いのでしたら、「フィクションだし雰囲気でわかるでしょ」にならないように気をつけるとグッと没入感があがると思います。

界斗と使大のコンビがかわいい！！使大のほわほわで自由奔放なところとなんだかんだ世話を焼いてフォローしてくれる界斗のバランスが良すぎて大好きです！
今後の展開が楽しみです！

企画への参加ありがとうございます！

海を纏っているという表現、とても好きです。
更には心情表現もうまく、実際にそのキャラクターになっているような錯覚を受けます。ここから彼はどう行動するのか、楽しみです！