人間不信による異世界断罪〜敵国の姫?関係ないけど〜
秋月(しゅーげつ)
第1話つまらない日常が…?
「あざした〜」とやる気の無さそうな店員の声をあとにして今コンビニからでてきた男がいた
「やっぱ仕事終わりはビール買わないと〜」
男はそう言うと先程買ったビールとおつまみが入ったコンビニの袋をちらりと見ると歩き出した
男の名前は天鬼讐戸あまき しゅうと24歳社会人2年目のサラリーマンである
「ふぁ〜あ…眠い…」
(最近はプロジェクトの大事なとこだからとかいってなかなか家に帰れなかったからな)
天鬼はため息をつき空を見上げる
(……ん?なんか真上で光ったような……)
その瞬間天鬼の身体に何かが突き刺さった
(なんだこれ!槍?痛い!!)
貫かれた天鬼は絶命した
(せめて普通の死に方をしたかった……)
天鬼の人生は過酷だった
小さい頃から人の裏切りというものを沢山沢山見てきたそんなこともあり天鬼は他人を一つも信用していない
そのため他人とつるもうとしなかったり
なにか他人と一緒になったときもどこか壁を作っていた
だから他人もいつしか消えていた
(ん……ここは……俺は…死んだはず……)
天鬼が目覚めると不思議な場所にいた
宇宙のような上下左右の方向感覚が狂いそうな場所だった
「誰か居ないのか?」
そんなことを言い天鬼は起き上がった
すると目の前になにかが現れた
それは人魚に羽が生え頭に四本の角が生えている
キメラのような生物だった
「あら ようやく起きたの?」謎の生物はこちらに気づいたようだ
「その謎の生物ってのやめて貰える?私これでも一応この世界の神なんだけど」この世界の神とやらは少し怒っているようだ
「信じてないわね?先程槍に刺されて無様に死んだ天鬼讐戸くん?」
(心が読めているのか?それにさっきの槍のことも)
どうやら本当に神のようだ…がだからこそ何をしてくるか分からない天鬼はより一層警戒した
「何が目的だ?」
天鬼は神を睨みつけながら言った
「おお怖い怖い」神は嘘っぽく言うと雰囲気を変えて言った
「私は君を殺した」
そう神は言い放った
「やっぱか で?なんで殺した?」天鬼は予想できたかのように話した
「私の作ったもう1つの世界に君を招待したくてねぇ あ、拒否権はないけどぉw」
そう笑いながら言う神に拳をお見舞いしたいところだか天鬼はその心をぐっと抑えて言った
「も・う・1・つ・の・世・界・?」天鬼は神み聞くと神は待ってましたと言わんばかりに答えた
「そう その世界はねぇ魔法やモンスターが当たり前にいるようなファンタジー世界よ!」
そう言うと神は続けて言った
「こっちの世界にあるまんが?とやらにかいてあったのよ!ハマっちゃってぇ 私神だしぃ?ちょっくら作ってみるかぁって でもぉあっちの世界色々問題があってぇ 君にはその問題の解決をしてほしいのよぉ」
「その問題とやらはなんだ?」天鬼は面倒くさそうに聞く
「それは内緒よぉ ま、行ったらわかるわぁ」神は口の前に指を交差させながらそう言った
(いちいち仕草がうざいな)
「そうカッカしないでよぉ 今ならぁ転移ボーナスでぇチート能力あげちゃうからぁ」と神は言う
「そんなホイホイチート能力あげちゃっていいのかよ」と天鬼は言うすると神は言った
「大丈夫よぉだって」
「いままでみぃーんなしんじゃったからぁ!」
そう神が言うと何かに気が付いたかのようにこう言った
「そろそろ転移の時間だわぁ まっがんばってぇ」
そう言うと天鬼の身体が光だす
「おいっ!!どういうことだっ!!」天鬼は叫んだがその声は届かず………
次に天鬼が目を覚ましたときにはもう
天鬼は見知らぬ場所に立っていた
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます