第8話 秋葉原で謎のアイテムを発見する
秋葉原でオタク文化に触れる俺たちはダンジョンマートによった。
ここではダンジョンでの出土品や鍛冶師たちが作ったアイテムなどが売られている。
殲滅のペンダント……攻撃力+80の効果の装飾品。
水守りのペンダント……耐久+150の効果の装飾品。炎系統のスキルや息系統の攻撃からほんの少しだけダメージ減。
ほんの少しとはどの程度なのだろうか?
俺は疑問に思うと、ホノカが答えてくれた。
「ほんの少しとは5パーセントね」
「少しは……」
「10パーセントね」
「じゃあそれ以上は……」
「それ以上なんてかなりレアねダンジョンの出土品ならありえるかもだけど」
ひとりが目を輝かしている。
「この隠者のマントカッコいいですよ中二心をくすぐらせます」
「ひとりはいつも中二にゃぁ」
「なんですかそれ……!?」
「中二にゃぁ中二にゃぁ」
「喧嘩は良くない」
「うん」
「にゃぁ」
そうしてアイテムを見る。市場みたいになっていてマートは広い。
アイテムも結構安い。
「この睡眠耐性のブローチとか睡眠攻撃してくる敵に対して50パーセントの耐性って凄くない」
「はいこれは当店自慢の品でお安くしてます」
「20万か……なかなかするな」
「買うにゃぁ?」
「買うんですかマサタカさん」
「じゃあ三つくれ」
「まいど!」
そうしてみんなに睡眠耐性のブローチをつけてもらった。
「もしかしてトーキョーベイダンジョンの1階層対策?」
「そうだ、1階層にはおねんね土竜が出る」
「そいつは確か睡眠魔法を使ってきますわ」
「だからだ」
そうして秋葉原でさらにレアなアイテムを物色する。
半Gの靴。
価格は10万円だが自分の重力を半分にするもの。
かなりお安いと思ったので3つ分買う。
かなり動きやすくなった。
さてもっと買いたいところだが今日は泊まるとするか。
疲れたから明日からトーキョーベイダンジョンに挑戦だ。
「一緒の部屋にゃ、一緒の部屋にゃぁ」
「ダメですよ不埒な」
「そうだお前らひとりとホノカ二人は一緒の部屋だ」
「俺は一人で考え事がしたい」
そうしてチキンハートな俺は女子を二人部屋に放り込んで一人ビジホで一人酒と言いたいところだがホノカが俺の部屋に来た。
「なんだよ酒飲んでるのに」
「いいでしょうマサタカ~~~遊んで」
「遊ぶって……なんだその恰好は」
「凄いでしょ見て」
「ホノカは痴女なのか?」
「ダメ?」
「クソっ入れ」
そして俺はそそり立った自分の分身をホノカにしごいてもらった。
だが入れるのは無しだと言いたいが我慢できなかった。
少しばかり酒が入ってたらしい。
そして次の日何故かベットにはホノカとひとりが二人いる。
「むにゃむにゃ寂しいですよ~~~」
「なんでひとりまで」
「私が呼んだらほいほい来てね」
「ホノカてめえ」
そうしてトーキョーベイダンジョンに挑戦するときが来た。
トーキョーベイダンジョンに挑戦する。
ゲートを通り遺跡のような空間に。
おねんね土竜が出現する。
睡眠耐性のブローチが睡眠攻撃を防いでくれる。
だが耐性が1.5倍になったので完璧じゃない。
「轟弾」
「よしやったですね」
「やりました」
「轟弾で倒せるな」
ポーションを10個買いこんだ。
劣化ポーションも20個ほどある。
とりあえずいけるところまで行くか。
モグラを沢山倒している。
だが二体目の刺客が現れた。
スノーボードゴブリンが出現する。
「ヤフーーーーーーー!!!!」
「こいつらはかなり速いぞ」
「やるにゃん」
「水砲弾」
「太郎、ゴブノ助来い!」
すぐさま召喚されるウルフとゴブリン。
奴隷化で仲間にしたモンスターは瞬時に呼びだせる。
そうして二人に対処させる。
「わんわん」
「ゴブゴブ」
「殴る」
スノーボードゴブリンを1体倒した。
そして2体目も俺の轟弾で倒した。
なかなか強いモンスターが出るな。
さて次は何が出るんだ?
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます