第36話への応援コメント
再びコメント失礼します。
私がゲームを連想した共通点は、潜入シーンの緊張感くらいです。
金乃たまご様の物語は唯一無二であり、多くの潜水艦映画でも、ここまで細部を描写した作品はあまり見かけません。
もし創作の参考としてでしたら、ネット上にあるゲームストーリーのダイジェスト版をご覧になることをおすすめします。
このゲーム作品は2001年に発表されたもので、監督の小島秀夫氏は戦争哲学をテーマに扱うことを好むクリエイターです。本作とも共鳴する部分が多いのではないかと思います。
皮肉なことに、小島氏自身のキャリアもまた、ゲーム業界における企業内の権力と戦争を体現しているように感じられますが、その点も含めて興味深いところだと思います。
ゲームのオープニング
https://youtu.be/YkcPDGGqVDo?si=7K6IlQCS6CB0ppCn
作者からの返信
コメント、ありがとうございます。
参考にさせていただきます。(^^ゞ
第121話への応援コメント
遅くなりました。先に前の書き込みからここまでの分で引っかかった日本語など。
第86話 代わりに日明研という正解》……というか、《《落としどころを用意しておいた。
多分傍点記号の混入だと思うんですが、妙な二重カッコが文中に入ってます。
第96話 「もう。警部ったら、サイコパスですね」
「サイコパス」は、一般には殺人鬼などの性格異常者を指す用語だと思うのですが、ここの文意からすると「超能力者」「テレパス」みたいな意味を重ねているようにも感じられ、会話が食い違っているような気も。一応ご確認を。
第97話 「場合によっちゃ、出入極管理法違反で押さえられる」
出入「国」管理法
フレッシュバーガーをコヒーで胃袋に流し込むと立ち上がる。
「コーヒーで」
第103話 出がけに、土崎に呼び止められ、山伏の件でいくつか支持を受けていたからだ。
「指示」を
第108話 実践?……九段は、太平洋をすべる船を想像した。
「実戦」?
第114話 彼が反抗を認めた以上、ただでは済まないだろう。
「犯行」を
第115話 彼の銃はまだ九段を狙おうとしていたが、肺から空気が抜ける身体はいうことを利かない。
この文の前に、ジェームズが床に倒れ伏したという描写が一行必要なんではないかと
すみません。所要ができて……
「所用」が
第119話 そんなことに感心はなかった。
「関心」は
最後の最後で一転して楽天的なオチになる展開に、そういえば前の時もここで度胆を抜かれたなあと懐かしく w 思い出しました。もしかしたら前の時も同じことを書いたかもしれませんが、確かに読後感は清々しいものになったものの、最終エピソードを引っ張りすぎかなあという気はします。直前の山伏との会話なんかで、もう「何かが起こりそう」なことは読者にはびんびん伝わってるんで、「生きてた」という事実と、「身代わり役がいた」ことだけ明かされれば、それ以上は、まあせいぜい海と空の風景とかだけで十分なんではと^^。
と言う感じで、ラストだけ惜しい気分はありましたものの、今回は総じて作者の狙った通りの国際サスペンスミステリーを楽しむことができたと思います。
前の時は、潜水艦編をどうしてもストーリーの中心において読んでしまい、軍事サスペンスと思ったらなんか違うとw、いう印象が消えなかったのですが、今回は、改めて虚心に読み進め、ベースが警察ミステリーだと素直に納得できました(まあ半分筋を知っているというのが大きいのかも知れませんが)。警察ものでありながら、スケールの大きな国際謀略と、組織と個人の相克のような重たいテーマが、さほど違和感なく同じ物語の中に収まっているという印象です。見事なバランス感覚の元に書かれた怪作なのだなという気がします。とはいえ、潜水艦編の部分だけやや浮き気味と言うか、舞台もドラマ展開もやや毛色が違う感じが残るのは事実で、もしかしたら構成的に収まりが悪いと感じる評者もいるも知れません。まああの部分だけで十分独立した長編を一作書けるほどの内容でしたからねー。
オチを知ってしまうと、ジェームズが死んでしまったのはちょっと残念な気もしますね。「もしかしたら生き延びてるかもしれない」という形の方が大物感が出て、これだけ愉快な幕引きに関わった一人として、逆にこの先の活躍をそれなりに期待する気分にもなれたかもしれません。とはいえ、死人がみんなネオヘブンに来てしまったら興ざめなんで、相応のキャラには消えてもらわんとならんわけですが……。
毎度のことですが、端役の一人一人にまでしっかり内面を作りあげて動かしているその細やかな語りっぷりには舌を巻きます。小島と九段のペアが(警察ものとして読めたので)ひときわ生彩を放っていたように思います。が、こういう展開なら、九段の外見を「それなりにキメることもできるイスミドル」っぽく描写入れた方がファン受けするのではとも思いました。今の感じだと、ほんとにくたびれただけのじいさん、という読み方もできるので。
なんだかいつになくひとこと多い形でダラダラ書いてしまいましたが、組織の末端の公務員が、地道に職務に向かいつつ、巨大な組織に一泡吹かせる、と言う物語は、真面目な話、これからますます求められるでしょうし、ますます大事なものになるのではないかと思います。その意味でも今回は味わい深く読ませていただきました。ありがとうございました。
作者からの返信
コメント、並びに誤字脱字などのご指摘、ありがとうございます。
サイコパス、サイコ。……いつも考えるのですが、うまい言葉が見つかりません。超能力的な理解力という意味では洞察力なのですが、凡人からの嫌味を込めたくて、使い難い。今回は千里眼としてみました。実際に見る力のことではないし、千里眼に否定的な意味もないので、これにも違和感はあるのですが。何か、良い言葉があったらご教授ください。
さて、2度目まで丁寧に読んでいただき、ありがとうございます。
ラストの件……以前も書いたかもしれませんが、当初はジェーンが車を爆破して秘密を守る、というものでした。が、そうなると、心優しいサラリーマンが爆死するという救いのない物語になってしまう。それはそれでありだと思うのですが、救いのない現代、たとえジェーンがとんでもない殺人犯だとしても、愛を結実させてみてはどうか、と考えました。
悪党にも救いはある。それがむしろ現実を反映しているのかもしれない、なんて思うところがあります。
無くても良い長いエピローグですが、最後は愛の物語で生き難い時代を粉飾したのです。
九段警部の件……眠れる獅子のイメージは郵政解散選挙時の小泉総理でした。あのビジュアルが良いのか悪いのか私には分からないのですが、世渡りの下手なさえないオヤジです。
おっしゃる通り、ナイスミドルにする手もありますね。女性にもててキャバクラ通いなんていうのも面白そうです。
今回は『帝国主義』をキーワードに書き直しました。トランプ、プーチン、習……大国が牙を隠すことを止めた時代、日本人がどんな風に生きていくのか、考えるきっかけになってもらえたらと思います。
第19話への応援コメント
この場面を読んで、『ロード・オブ・ウォー』を思い出しました。
戦場に立ったことのない人間ほど、戦場の論理を理解し、
人を撃ったことのない人間ほど、銃が人を殺す仕組みに詳しい――
そんな構図が重なって見えました。
多くの人は、銃の原理すら知らないまま引き金を引けてしまう。
武器とは、思考を簡単に手放させてしまう装置なのかもしれません。
人間が武器に近づく瞬間、思考や迷いは、最初に消えていくのだと感じました。
総じて言えば、
他者の命を奪う前に、まず失われるのは罪悪感なのかもしれません。
道徳というものは、時に銃よりも強く作用するのだと、あらためて考えさせられました。
作者からの返信
コメント、ありがとうございます。
私たちは時速160キロも出る車に乗っていますが、普通の人は法定速度を意識して運転しています。が、一部の人は、高速の魅力に負けて夜の首都高を爆走してしまう。時には一般道でさえ。
武器を手にした人間が、その暴力性に支配される、あるいは魅了されてしまうのか、意志をもって自制できるのか、個人差があるのでしょう。
そうした自制心も、武器を是とする社会(速度規制の甘い社会)にあっては、その集団意識に呑み込まれてしまうのだと思います。
「このくらいなら大丈夫」「アメリカと一緒なら大丈夫」
そうした小さなほころびが、再び世界大戦を引き起こす可能性を潜在させているのだと思います。
この先も御贔屓に、よろしくお願いします。
第17話への応援コメント
この話を読んでいて、私は作中で繰り返し描かれる「たとえ同盟国であっても」という関係性について考えさせられました。
私には、アメリカが日本を対等な同盟国として扱ってきたというより、
かつて自国本土を直接攻撃した存在として、常に「従わせ、管理する対象」として位置づけてきたように感じられます。
それは日本が敗戦国だったからではなく、
一度、実際にアメリカ本土を脅かす行為に及んだという事実そのものが、
決定的な分岐点になっているのではないでしょうか。
アメリカは日本を排除するのではなく、同盟という枠組みに組み込みながら、
再び脅威となる可能性を徹底的に抑制する道を選んだ。
その関係は協力というより、長期的な管理に近いものに見えます。
その構造は、日本の半導体産業をはじめとする戦略産業の歩みにも、
間接的な影響を与えてきたように思います。
表向きは自由競争や国際協調の名の下で進められながらも、
実際には技術の方向性や成長の上限が外部から調整され、
日本が再び決定的な優位を持たないようにする枠組みが、
静かに組み込まれていった。
この物語が描くのは、露骨な支配や報復ではなく、
正当性を帯びた秩序の中で行われる、非対称な力の行使です。
だからこそ、この世界観はフィクションでありながら、
現実の国際関係や産業史と重なって見え、強い説得力を持っているのだと感じました。
作者からの返信
コメント、ありがとうございます。
ご指摘の通り、日本はながらくアメリカに都合の良いように調整弁のように使われています。それに対して日本の政治家は改善しようとしない。
中曽根氏や小泉氏、安倍氏のように個人的に対等な関係を見せながら、それは日本国側が何らかの経済的代償を払ってのこと。
高市氏に至ってはトランプの横でピョンピョン跳ねるなどペットのようで見るに堪えません。(個人の感想です)それで日本の国益が守られるならまだしも、おそらく、これから失うものは計り知れないでしょう。
アメリカ一辺倒の政治戦略の限界なのです。所詮、アメリカにとって日本は〝他人〟なのですから。
世界各国の右傾化、時刻第一主義により、世界は新たな〝帝国主義〟の時代に入っています。しっかりしなければ、多くのものを他国にむしり取られるでしょう。
私に出来るのは、小説を書くことだけなので、そこで可能性の一つを描いています。
これからもご贔屓に、よろしくお願いします。
第16話への応援コメント
ある大国のDEI団体を連想しました。表向きとは裏腹に、背後の資金提供者が敵対する大国だったと暴露された事例です。
作者からの返信
コメント、ありがとうございます。
政治の世界は、〝一寸先は闇〟 昨日の味方が敵に変わっている。いえ、敵が味方のふりをして懐に潜り込んでいるのも珍しくない。
政治信条ではなく、権力や金銭といった〝利〟を判断基準としている者も多い。
といったわけで、個人的には距離を置きたい世界です。小説やドラマの題材としては面白いはずなのに避けられるのは、そうした醜さや危うさを誰もが感じているからだと思います。
私は〝核〟〝原発〟を題材に取り上げることが多いのですが、それも同様に避けられる問題ですね。
避けたところで無くなるものではないのですが……。
第14話への応援コメント
この話で描かれている歴史観は、私がこれまで読んできた中で、最も客観的だと感じました。
根本を辿れば、西欧列強の存在を抜きに語ることはできませんが、それを突き詰めていけばきりがありません。
いずれ未来から振り返ったときには、それらすべてが人類全体の業として見えるのだと思います。
作者からの返信
コメント、ありがとうございます。
この前後、説教臭さが強く、エンタメとして受け入れてもらうためには削除する方がベターな部分です。
しかし、こうした見解を若い方たちに知ってほしくて残しました。
ただ面白いだけでなく、何か得られる小説を、と考えています。
最後まで、よろしくお願いします。<m(__)m>
第81話への応援コメント
そうそう、こういう展開だったなあと最初に読んだ時の印象を思い出しつつ、読み進めてきました。拝読したのはそれほど昔の話ではないのに、本作で書かれていることがひどく現実とダブって見えるように今回は読めてしまい、ほんとに物騒な世の中になってきたものだと思わないでもありません。案外、私が悲観主義的な視線に傾いていってるだけかもしれませんけれど。
最近こういうコメントの書き方ばかりで申し訳ないですが、ここまでの文章で気づいたところをまとめてご報告しておきます。
第20話 「ジェーンはMITを卒業してからジェームズの仕事を手伝っていて、」
ここの「ジェームズ」は「マイケル」と書くつもりだったのではないかと思いました。
第35話 その時も吾妻は信じられなかったが、今回は実践だ。
たぶん「実戦だ」かと。
第68話 『……深夜のことです。生命支持装置が……』
生命「維持」装置
第81話 着いている可能性がたかい
「付いている」の方が適切かと思います。
体長が悪いとか、気にしているのは自分のことだけだ
「体調が」
作者からの返信
コメント、並びに誤字等の指摘、ありがとうございます。
ジェームズの件は致命的な誤りでした。本当に助かります。
さて、私も現在の日本、いえ、世界の政治状況に悲観的な人間です。
これから子供たちにどんな問題が起きるかと思うと気が気ではないのですが、子供らには自覚がないのか、あっけらかんとしていて……いえ、強く見える世界のリーダーたちに期待しているようで、私の育て方が悪かったのかと、困惑してしまいます。
今の私にできることは、感じることを小説にして未来を担う人たちに届けることだけです。もっとも、教訓めいた話など面白くないのでしょう。読者は少ないのでどうしようもありません。笑ってください。
では、これからもご贔屓に、よろしくお願します。<m(__)m>
第1話 ――南国の楽園――への応援コメント
簡素になり過ぎず、また本格志向の色も見え隠れする優秀なOP
勉強されてる方の執筆は自然と眼が追うものです (`・ω・´)
戦艦とか難しいジャンルだと思うの、フォローしときますね。
作者からの返信
コメント、ありがとうございます。励みになります。
ご期待に添えると良いのですが……。
最後までお付き合いいただきますよう、よろしくお願いします。(#^.^#)
第8話への応援コメント
あの作品のリメイクと伺って、興味深く拝読しております。そういえばこういう国際謀略小説って、ここ二年ほどで小説設定の前提が思いっきり崩れてますよね w。シリーズ化した長編書いてる人は大変だと思います。冷戦終結の時も大わらわでしたが、今回は別の意味でストレスの多い変革期かも知れません。
とりあえず急ぎ読み進めている所ですが、一ヶ所だけ、微妙な熟語がありましたので参考までに。
>〝かいりゅう〟は浮上してからネオヘブン民主国の領海に侵入した。
文脈的にここは「進入」になるのではと思いましたが……ご確認いただければ。
作者からの返信
いつもいつも、ご進言、ありがとうございます。感謝(^人^)します。
もともとの話が〝脱アメリカ〟なので主軸は変わりませんが、前に比べて、防衛費、防衛力増強が先に来てしまったので、微調整しています。
本来なら、防衛費増加による国民生活の苦境などを盛り込むべきなのですが、そうすると物語の趣旨が変わってしまうので、そこはスルーしました。
これからも御贔屓によろしくお願いします。<m(__)m>
第60話への応援コメント
あくまで素人考えなのですが、歴史を振り返ると、首相や国家指導者の暗殺は政敵や国内事情によるものが多い印象があります。
外国勢力が直接関与するとなれば、ほぼ宣戦布告に等しく、現実的には相当ハードルが高いのではないかと感じました。
その意味で、軍が高度な警戒態勢に入りつつも原地待機するという描写は、とても現実味があって印象的でした。
作者からの返信
コメント、ありがとうございます。
最近の例で言えば、アメリカによるベネズエラ大統領拉致。もし、二国間の力の差が小さかったら即戦争です。が、実際はそうならなかった。しようになかった。……まさに国際政治のリアリズムだと思いました。