第4話武器と武器

ガキンッ!


金属バットとメリケンサックがぶつかり合う


「おらぁ!」


テオジンが声を荒げ金属バットを振るう


「おっと!」


それを蛇山が瞬時に避ける


蛇山とテオジンはそれを繰り返していた


「いつまでも…」


テオジンは蛇山の足を引っかける


「ちょこまかと!」


「クソッ!」


こけそうになった蛇山だが


「よっと!」


すぐに手をついて起き上がる


「避けてばっかだなぁ!」


「あぁそうかい!」


蛇山はバットを掴む


「俺から取り上げようってか?」


「さぁなぁ!」


テオジンのすねを蹴り、バットを取り上げ、捨てる


「グッ…!」


「いってー!」


「やりやがって!」


テオジンが拳を降り上げる


ガキッ!!


テオジンと蛇山の拳がぶつかりあう


「グッ…!」


メリケンサックとグローブすら身に着けていない拳、どちらの方が強いのかは明白だろう


(クソッ!早くバットを拾わないと!)


バットに視線をそらした隙に蛇山はテオジンの顔面にアッパーをくらわす


「かはぁ!」


鼻血を出したテオジンはのけぞり倒れた


すると


「まだだ!蛇山ぁ!」


「思ったより体力あるやつだな!」


バットを持ち起き上がったテオジンはそのバットを蛇山の顔面にクリーンヒットさせた!


「うぁ!」


(視界が…霞む…)


うろついた蛇山をバットでぼこぼこにする


(クソッ!目を中心に!!)


「オラオラオラァ!」


(どうすれば…)


そこから蛇山が編み出した方法は…


テオジンの人生は今までうまくいっていた。


____________


好き勝手に生き、嫌いな奴はボコボコにし、女子にはセクハラこの年から風俗に行きまくっていた。


だがそんなテオジンが今窮地に立たされている。


武器を使ってまで勝とうとした相手にボコボコにされている!!!


(クソッ!俺がなんでこんな奴にぃ!)


(そもそもこいつがやっている攻撃はなんだ!?格闘技なんかまともにやってないからわからねぇ!)


あの状況から蛇山が編み出したものは…


数分前バットでボコボコにしていたテオジンはその後自分もそれ以上に大量のパンチを浴びせられる


「なんだ?何が起こった!?」


蛇山は体を左右にリズミカルに回転させフックを大量にする。蛇山がしたのはデンプシーロールだった!


数分間大量のフックを浴びせられたテオジンはその場に倒れた。この勝負蛇山の圧勝だった


____________


「鈴木!今日で決着を着けるぞ!」


「そうだなぁ…鳴神ぃ!」


そして二人の拳がぶつかる


こちらでも激しい戦いが始まった…

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る