第2話 転生してもっと楽しまないか?
「少将!起きてください!」
「なんだ.......おお、テッドやないか!」
現在、俺ことビッガーは妙に明るい空間にいる。
先に戦死したであろうカミラス艦長のテッドや部下が全員いる。
「もっと戦いたかったですな.......」
「ああ、しかしここがヴァルハラというやつか.......」
「ちょっと違うかな」
「誰だ貴様!」
俺たちが議論していると突然光り輝く人物が現れた。
当然俺たちは警戒した。
「私はこの世界を管理しているものだよ。とりあえず管理者とでも呼びたまえ。
普通、君はそのままヴァルハラなるものに転送されるんだがちょっとこちらに不都合が起きてね、転生してもらいたいのだよ」
「それは俺にメリットはあるのか?ないなら転生したところでつまらないだけだ」
「メリット?ああ、それならある。もっと戦えるぞ」
「なに!詳しく聞かせてくれ!」
「話が早くて助かるよ。とある国があって本当は死ぬところじゃなかった皇太子が天に召されちゃったんだ。」
「なるほど」
「それだけならまだ良かった。だけどその魂が途中で消えちゃったんだよ。これが上司にばれると厳罰ものなのだよ。だからそれを誤魔化すために君には転生してもらいたいんだ。皇太子だからある程度無茶もできる。少し才能を優遇してやってもいいし、なんなら君の部下達も一緒に転生させてやるさ。なによりもその世界は国際関係がかなりギスギスしている!これから君の望む戦いはいくらだって起きるさ!他にも戦闘する要素はいくらだってある!君にとっても悪くないはずだ」
「つまり、貴様のミスの埋め合わせもできるし俺はまた戦いをたのしめると.......
すばらしい!是非とも転生させろ!いえ、させてください!そう思うだろお前たち!」
「「その通りであります!我々は司令官と共にあります!」」
「「もっと、もっと戦いを!」」
テッド達部下も喜んでいる。だれも反対する者がいない。
「フフフ、随分と血気盛んな魂だこった。まあいい決まりだ。
ではゆくぞ!」
「ああ!どんと来い!いくぞお前ら!」
「はい!司令官!」
管理者がなにかをすると同時に俺たちは再び意識を失った。
「ああそうだ君らに与えたチート、転生したら確認しておいてくれ」
意識が完全に消える直前、管理者がそういった気がした。
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