製薬会社で営業をしている主人公は、昼食を取ろうと入ったレストランで、中学時代の同級生である笹崎と再開します。
笹崎はゲーム製作をしているようで、彼は明日発表するゲームの情報をなんと教えてくれるという。
そのゲームのタイトルは懲役999年。
勇者が罪を犯せば犯すほどクリアが楽になるらしく、100個ある罪をコンプリートすると懲役999年になるようです。
斬新で実際にあったら面白そうなゲームだなと思いました。
普通のRPGだと、そこら辺の家に勝手に入って壺とか割ってアイテムを手に入れてもお咎めなしだけど、それも罪になったりするんだろうか?
そのゲームがどんなことができるかいろいろ想像するのも楽しかったです。
最後には衝撃のオチも待っています。
斬新で面白い短編でした。おすすめです。