この小説を一言で説明するのだとしたら、
「常勝のふんどし」なる荒唐無稽かつかなり厄介なアイテムを軸に、友情・努力・恥が絶妙に入り混じる青春コメディ、です。
冒頭に謎の美女が現れるという不思議なスタートではあるものの、
勝負前の緊張や自信のなさといったスポーツ系作品の王道かと思いきや
褌着用状態で突然のワルツ強制ダンスというギャップ!笑笑!
特に第2話、爆笑です。電車の中では読まないほうがいいかもしれません。
主人公が必死だからこそ、なおさら。
この作品、シリアスとギャグの緩急が巧み!
続きが読みたくなってしまうことを保証します。