女の夢
Rie
― 女の一生 ―
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あゝ 儚きかな
女の宿命(さだめ)なり
恋に身を焼き
夢に心を染め
ひとたび惚れし男あらば
身に受けても
恥じぬ恋ゆえ
我が肌に残る――誰の夢ぞ
抱かれても なお独り
焦がれても なお冷たし
いとしとも あはれとも
抱かれて焦がる心のままに
月、泣くなかれ
我が魂の炎 月に映えて
咲くたびに散る身こそ
花より濃く 美しき
これぞ――
女の業
女の夢
あゝ 儚きかな
女に生まれし、悔いはなし
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女の夢 Rie @riyeandtea
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