5話 四歳だ!
はい、四歳になりました、あと一年、後一年だぁ!!!
あーとっいちねーんでおーそとでーれるー!謎のリズムで歌っちゃうぜ!
てかもう四歳?早くね?この前まで一歳やったやん、時間の流れってはえー
お母さんとお父さんがお祝いしてくれてる!嬉しいね
あ、てか身の回りの人たちの名前、これわかってたけど忘れてた
お母さんの名前が、リーチャ・オクキデンス・カーバニック、多分西側を納めでもしてたのかな?わかんない
お父さんの名前が、レイアウド・オリエンス・カーバニック、だって、なんで真ん中にある名前が二人で違うんだろ、わかんね
で、メイド、俺のお世話係代表、アラシー、これだけ、多分庶民?なんだと思う
俺の両親二人はオクキデンスとオリエンス、かっけぇな、一応日が沈む方と日が昇る方だろ?西と東、いいねぇ
うーん、なにしようか、立ち入り禁止のとこ侵入してみる?うーんでもな、ヒーローは約束破らないとかルール守るとか言ったことあるし立ち入り禁止のとこはいったら矛盾するよなー
どうしようか、やることがないんだよな、とりあえずお母さんに貰った絵本でも読んどこ
この絵本は歴史、文字、伝説がわかって大変良い絵本だ、知識がつく
この世界の文字は、なんかくるくるっ、て感じだ、くるくるしている
ロシア語的な感じなのかな、わかんねぇ、そもそもロシア語詳しくないしな
が連結してるみたいな、uuuuみたいな?言葉がずらーって並んでいることがある
でも最近は絵本をたくさん読んでる甲斐あってか、結構読めるようになってきた
本とかも読んでもっとこの世界の言語学びたいんすけどね~
そういえば、この国?の名前はアルマテウスって言うらしい、なんか星の名前とかにありそうなんだよな
こんなことを俺は空気を殴っている、かっこいい立ち方とかも考えながらな 「あ、この立ち方かっこいい」
俺はかっこよく、しなやかに、綺麗に殴りたいんだ
シュッシュッ、四歳にしてキレキレの拳、かっこいいですな…
あー動いているとお腹減ってきたな…
あ、能力発動してみよ
「能力、発動…」
『なんだこいつ!誰か!』『ば、ばけもの!』『なんでこんなことに!助けてくれぇ!』『俺は悪くないんだ!』『助けてくれ!』『死にとうない…』『やだ、やだ……やだっ』『あ、あえ…?な、んで?た、たすけて!』『お母さん!お父さん!神様!誰か……!』
めっちゃ声聞こえるな…大変そー、これずっと聞いてたら精神鍛えられたりとかしないかな…まぁ何事もやってみることが大切か
ということで、俺は限界までずっと能力を発動したいと思うぜっ!
「ぐわっ…さすがにもうむり…」
マジで疲れたんだけど…頭がいてー…聞きすぎた~…これは精神を体力も鍛えられるわ
ちなみに俺は4時間ずっと聞いてたぞ、さすがに四歳で4時間はやった方だろ…体が持たねぇ…
うわー、頭にめっちゃ助けを呼ぶ声がこびりついてる…これにはクラモールオリエンスもビックリです……
なんか西の方からめっちゃ助けが多かったから今西が大変なのかな?化け物とか色々言ってたけど…大丈夫なのか?
まぁ今の俺にはどうしようもできないことだ、今は気にしないでおこう
終わり!疲れた!
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