尊い。悪魔公、突き抜けて一途。

すごく丁寧に綴られた物語。
展開の起伏も、魔法と代償のある世界観も、キャラクターの背景も。
だから、彼女たちの行動に説得力がある。

先行きに暗雲が垂れ込めても、それを打破できる期待をもって読み進められる。
長編を読むうえで、この安心感は本当に嬉しい。

主人公たちの活躍はもちろんのこと、脇を固めるキャラクターがいい。敵側もちゃんと嫌なヤツで、突き抜けてて清々しい。
ヴィルハイムがまたかわいいんですよ。

もっと評価されていい作品だと思います!

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