マニュアル操作のVRMMOで最強に！

第1話

俺の名は工藤〇一

巷で有名な高校生探偵━━━━━━━

なわけがあるか！

よし、訂正しよう。

俺の名前は赤峰蒼真。

年齢は２１歳で大学２年生だ。

何故２年生なのに２１歳かって？

そりゃもちろん一浪したからさ。

人生楽しけりゃ何とかなるとか思いながら行動してた結果、一浪した。

同じ講義をとってる人たちみんな一歳年下でちょっと困る。

まぁそれでも友達は出来たんだけどね━━━━━━━３人くらい。

内訳は女の子１男２である。

内訳なんか知らなくていいと思ったそこの君！その通りだ！

しかも内訳を見てオタサーの姫か？と思ったそこの君！残念、それは違う！

何故か？それは男２人と女の子には接点がないからだ！

まぁ興味ないか。

お、インターホンが鳴った。

ようやく届いたか。

届いたのはヘッドギア。

SA〇みたいなやつ！仕組みもほぼ一緒！

後はもうわかるね。

そう！フルダイブ型VRゲーム機。

開発されてからはや10年。

なぜ今まで手を出さなかったのかというとだな―――――――

「すいませーん、いらっしゃいますかー？」

忘れてた。

＋＊＋＊＋

「ぐぐぐぅ…」

重い。想像以上に重い。

どうやって持ってきたんだ宅配業者の人。

いやまあ、俺が鍛えてなさすぎるのもあるけどね。

だって宅配業者の人結構ムキムキだったし。

「ぜぇ…はぁ…」

寝室に持っていくだけで息が上がってしまった。

届いたなら起動準備するか。

箱から取り出すけどまぁ重い。

「早速やりますか！あ、ゲームダウンロードしなきゃか」

俺がやるゲームは『Tech Front Line Of Fantasy』。

名前かっこいいよね！

そんなことを思ってたらダウンロードもう終わったよ。

はえーなおい。

てことで早速―――

「Tech Front Line Of Fantasy起動！」

唱えた瞬間から四肢に力が籠められなくなる。

さぁ！俺の物語はこれからだ！