戦場と化した砦で出会ったのは、その場にはあまりに不似合いな、真っ白な翼を持った美しい少女・リーナ。
怯えて言葉も話せない少女に、金と権力しか興味のなかった主人公・バルドは彼女をいかに利用して富を手にするか画策します。

◆ココを推したい！
この物語の中でも特に推したいのは、相容れないと思えた２人の揺れる心情がとても繊細で読むほどに心温まります。

そして、もう一つ。
心が通じ合い、ああやっと……と思われた矢先に、突如訪れた風雲に幸せな時間は奪われてしまいます。
ここまでは、あらすじに含まれていますが……推したいのはここから！

そこから訪れるピンチと、少女のハルピュイアとして覚醒による逆転劇。
そのシーンは読んだ時に浮かぶ絵の迫力ったら!!

この作品、期待値超えがすごい!!
想像を大きく超えるこの物語、ぜひ読んでいただきたい。