あとがき

 この物語は3年前に某小説投稿サイトへ投稿した作品に加筆したものです。


 この某小説投稿サイトではまったくと言っていいほど歯牙にも掛けられなかったのですが……カクヨムでは、一瞬ではございましたがミステリー部門で最高29位まで上げていただきました。

 これもひとえに皆様のおかげと深く御礼申し上げます<m(__)m>


 さてこの『-死に染まる手-』を書いたきっかけですが……


 ……風間杜夫様と堀ちえみ様主演のスチュワーデス物語(昭和58年?)での有名なシーン! ……片平なぎさ様による『手袋を歯で外すシーン』を思いつきました。ちなみにこのシーンは……もちろん……投稿サイトのお友達から教えてもらって、で見てめちゃめちゃウケました!! (笑)


 この様に比較的軽い気持ちで始めたのですが、刑事ドラマのファンの方々から怒られない様にせねば! と『昭和』を調べ始めると、これがなかなか大変でした。


 モデルになった刑事ドラマの設定に基づき、この架空の世界は1973年の昭和をモデルにしています。

 この年は……前年の1972年に引き続き激動の年で……世情はヒステリックであったであろうと思います。その最たるものがオイルショックによるトイレットペーパー騒動……!!


 その暗い世相と合わせ、当時は忖度もあり、取り上げられなかったであろう題材『公害』を軸にしてみようと書き始めました。


 書いているうちに『裏設定』がどんどん膨らんで行き……“彼の国”(米国をイメージとしております)との関係やのつながりなど……これは書き出すと間違いなく縞間の代表作になってしまう風呂敷の広げようなのですが(笑)……3年前も今も……まったく書く気力がございません(-_-;)


 第一、一人称は刑事ドラマには不向きだ!!!

 書きづらい!! (笑)


 ただ、当時……

「三人称なら流行り? の『若頭』の恋物語が書けたのに……」との思いは新作部分で実現いたしました……かな?? (^^;)



 まあ色々グジグジと言いたいのですが、あとひとつだけ!


 https://kakuyomu.jp/users/kurosirokaede/news/822139836727867837


 桂さんのイラスト(上にも再掲出しています)が、画力以上のものが描けまして……


 この何とも言えない表情の桂さんを反故にはできないという思いで書き続ける事ができました。



 本編だけではなく、この拙いあとがきにもお付き合いいただき本当にありがとうございました<m(__)m>


 でも!!


 これで終わりでは無いのです!!


 明日明後日と……

 スピンオフの短編を2作投稿予定です!


 なので、もう少しお付き合いくだされば幸いです(^_-)-☆




 2025年10月14日  


 縞間かおる





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