問い続けよう
夜猫子
自由に
どうして
鳥はあんなに自由に見えるのでしょう
私たちはいつからか
地面に磔にされている
かつてあった
翼を削ぎ落とし
背骨と 残された肩甲骨で
私たちは十字架を
私たちは罪人だった
それなのにどうして
この足は 歩むことをやめないのでしょう
私たちの足跡は
後悔と羞恥ばかりで
いつからか
振り返ることを やめてしまった
どうせ繰り返してしまうことを知りながら
未来には
希望と幸福が 待っているのだと
前だけを向いて歩きたかった
いつかこの罪は
雪がれるのだと信じて
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