初恋は牛乳瓶の蓋 <140字の戯言>
隣の席の女の子に誘われ、給食の瓶牛乳の紙蓋を集めてよく遊んだ。
女の子の家庭は神社へ出店する屋台を営んでいて、祭りとともに転校の繰り返しで蓋集めは一カ月弱で終わった。
五〇数年後の秋祭りの屋台で、笑いながらお支払いは牛乳瓶の蓋でと言われ、淡い初恋と蓋集めが脳裏に蘇った。
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