第8話 個性派だらけのクラスいよいよ始まる話し合い

ぴよぴよ...ぴよぴよ...


ぴよぉぉぉぉ!!!

(ものすごく大きな鳥の声)


(虫鏡むしかがみ)

.....ん?(寝起き)


(部屋の中まで聞こえる程外が騒がしい)


(空鳥そらとり)

あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"

ま"っ"で"!!

行かないでくれーーー!!



(虫鏡むしかがみ)

……何事じゃ?

ふぁーー...(あくび)

(周りを見渡す)

それにしても皆ものすごい寝相じゃな...


おーーーい!皆起きろ〜!

朝じゃぞ!!

.......(反応なし)...

仕方ない...

ガッ!!(カーテンを開ける)

スゥ.....(息を思いっきり吸う)

.....起きろぉぉぉ!!!(大声)


(他の女子)

んぇ?

ん!?(飛び起きる)

う、うるさい.....


(虫鏡むしかがみ)

ほれほれお前ら起きんか?

朝じゃぞ?

もう7時30分じゃもうすぐ食事が来てしまうぞ?

.....それはそうと腐女子ふじこはどこじゃ?

見当たらんのだが.....


(薬乃くすの)

ん...(起き上がって目を擦りながら言う)

すいちゃんの後ろにいるよ...(寝ぼけた声で言う)


(虫鏡むしかがみ)

え?(後ろをむく)


(腐女子ふじこ)

わあ!(驚かそうとする)

おはようすいちゃん.....

あれ?寝ちゃった?


(数美かずみ)

違う...腐女子ふじこそれはな...気絶と言うんじゃ


(驚いてベットに倒れ気絶する虫鏡むしかがみ)


(ちなみに21番と影子かげこはまだ寝てる)


すやぁ...Zzz


(それから2人を起こし各々食堂に向かう準備をする)


(21番)

お、お待たせ.....


(虫鏡むしかがみ)

大丈夫じゃよ。皆も今来たところだからな。

それじゃ食堂に向かおうか!


ガチャリ...(食堂の扉を開ける)


(真面目田まじめだ)

あ、(扉の音でこちらに気づいた)

おはようみんな!

朝食に間に合ったようで何よりだよ!


(虫鏡むしかがみ)

あぁおはよう真面目田まじめだ

だいぶギリギリじゃがな

他の皆は集まっているのか?


(真面目田まじめだ)

んー...まだ何人かは集まってないかな。

女子たちはギャル子さんの協力もあって今来た虫鏡むしかがみさん達で全員だよ。

男子は...怒気どき君が起きてこなくてたかし佐藤さとう君が起こしに行ってて...

空鳥そらとり君は朝未確認の鳥を発見したとかで外に出てる...

他のみんなはちゃんと居るね!!


(虫鏡むしかがみ)

そうか...朝からご苦労な事だな。


チリンチリン!!

(食堂まで聞こえるほどの音)


(真面目田まじめだ)

ん?なんだろこの音は...?

ちょっと見てくるね。


ガタ...(席を立つ)


(虫鏡むしかがみ)

わしも行こうではないか。

ガタ...


(音の場所まで行く2人)


チリンチリン...!!

皆さん〜?ルカですぅ?

起きてますかぉ?

(ドア越しに声が聞こえる)


(真面目田まじめだ)

あ!ルカさん!

今開けますーー!!(大声)


(虫鏡むしかがみ)

なるほどのぉ

あの音の正体はベルの音であったか...


ガチャリ.....


(真面目田まじめだ)

す、すいませんルカさん。

出るのに遅れてしまって...


(ルカ)

いえいえ〜お気になさらず〜

朝食の時間になったので料理をお持ち致しました〜

あ、後なんですけどぉ.....


(それから少しルカと話をして料理が運ばれた)


(虫鏡むしかがみ)

ズズズ...(スープを飲む音)

うむ、今回のもなかなか美味いのぉ


(早一はやい)

くっくっく...w

運命のw朝が来たwむちゃ眠いw

コトン...(虫鏡むしかがみの隣に座った)


(虫鏡むしかがみ)

なんじゃお主寝てないのか?

お前が1番今回の話し合いで頼りになるんだがら

寝るんじゃないぞ?


(ルカ)

おはようございますお2人(笑顔)

今日は大変な1日になりそうですねぇ?


(虫鏡むしかがみ)

そ、そうじゃな...(話に割り込まれて困ってる)

まぁそんな気を張る事でもない。

話し合いと言っても相手がわしらに望むことを聞くのと

わしらが相手に色々質問をぶつけるだけじゃ。

それに...聞いたとして確信的な事は絶対濁されるだろうしな?


(早一はやい)

さすがwそこまでw考えているとはw


(ルカ)

凄いですね〜

そんな裏の事まで考えてるとは...

でも大丈夫ですよ!!

ここの人たちは優しい方ばかりですから

そんな酷いことにはなりませんよ!!


(虫鏡むしかがみ)

だと...いいのだがなぁ...


(ご飯を食べ終えたクラスメイト達)


(真面目田まじめだ)

みんな揃ってるね...

それじゃこれから話に行くけど大丈夫そうかな?


(他のみんな)

おけまる〜

大丈夫だぜ!!

僕、聞きたいことメモしてきたんだ。

(その他わいわい)


(真面目田まじめだ)

うん!じゃあ行こう!

それじゃルカさん、案内よろしくお願いします。


(ルカ)

了解です〜!

私が案内役を任されたましたメイドのルカです〜!

皆様をこれから会議室に案内するです〜!

それじゃあ出発!!


(移動中のクラスメイト)


キョロキョロ...(周りを見渡す)


(怒気どき)

おいおい...昨日はあんまり見れなかったかど

改めて見るとここすっげぇぞ...


(舎弟達しゃていたち)

むちゃくちゃでかいですね!ボス!

オシャレな絵...高そう...

ははwあれ壊したら怒られるかな!


(ルカ)

着きました〜♪̊̈♪̆̈

この扉の先が会議室ですぅ。


(クラス内に緊張が走る)


(真面目田まじめだ)

この先が...

ルカさん案内ありがとうございました。

それでは行ってきます。


(ルカ)

いってらっしゃいです〜

あ、そうそう...

この先には魔法省まほうしょうのリーダーリングイッチと

国王の右腕であり聖騎士団長せいきしだんちょう、この国の軍のリーダーのアリドガシ・アスと言う人物がいます。

リングイッチは優しい方ですがアスは一筋縄ではいかないので皆様どうかお気を付けて。

ではいってらっしゃいませ〜

ガチャリ...(ドアを開ける)


(真面目田まじめだ)

それはどういう意味...


(リングイッチ)

おはようございます皆様。昨日はよく寝れましたかな?

ささ、この席のどこでも自由にお座り下さい。


(アリドガシ)

(無言で両腕を組んで座っている)


(真面目田まじめだ)

・・・みんな...いこう!!


(クラスメイト達)

おう!!

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