魔王だった私、今は女子高生で勇者と魔族相手に百合ハーレムを作っちゃってます!?

徒家エイト

第1話

「私を倒したつもりか! 勇者シュロよ!!」

 魔王オーガの声が、暗黒の空に響く。

 かつて彼女が制した魔界は、すでに勇者によって大部分が解放されていた。しかし魔王の絶大な魔力が渦巻くこの地は、いまだに日の光が差し込むことはない。

「何を……、言っている!」

 ぼろぼろの鎧をまとう勇者、シュロが魔王に突き刺した聖剣をさらに深く押し込めた。聖なる光が魔王を浄化していく。激しい戦いの末、ようやく与えた致命傷だ。

 聖剣を持っていても、魔王から放たれる激しい魔力の奔流がシュロを襲う。だが彼女は何があっても、この手を放すつもりはなかった。

 シュロは魔力の圧に耐えながら呻いた。

「貴様の魔力はもうない……! これ以上のあがきはやめて、楽になれ……! 諦めろ!! 魔王オーガ、貴様の野望は私が打ち砕いた!」

「甘い……。甘いな勇者……」

 ぱらぱらと灰になる魔王。だが声の覇気は消えることはない。邪悪に満ちたその顔は、羽虫すらたかっていないような涼しい表情のままだ。

 魔王は笑みを浮かべて言う。

「私は必ず復活する。私の魂は三千世界を舞い戻り、必ずや新たな形となって顕現する……!! その時が我が野望、世界征服の始まりだ……!!」

「世迷言を……」

 シュロの額に汗がにじむ。革製の胸当てが激しく上下しており、彼女にもはや一刻の余裕がないことを表していた。

「その時にまた会おうではないか、勇者シュロ」

 完全に消え去る直前、魔王は不敵に微笑む。

「女同士、その時は酒でも酌み交わそう。私が征服した世界の元でな……」

 そう言い残し、魔王は消えた。

「……何度でも、私が倒すさ。魔王オーガ……。どんな世界でも、どんな姿になっても……!!」

 灰になった彼女を見上げ、シュロが拳を握りしめる。

 魔力がこの地から失われ、暗黒の空からまばゆい日差しが差し込んできた。



「……はっ!?」

 私、間央華はざまおうかは目を覚ます。

 変な夢を見た。私が魔王で、勇者にやられる夢。妙にリアルで、質感があった。胸に突き立てられた聖剣の感覚が、無印で揃えた麻のパジャマの奥に残っている。

「昨日なんか見たっけなぁ……」

 生憎私はゲームの類はやらないし、インターネットにも疎いので動画やらソシャゲやらも全然わからない。

 夢占いとかだとどういう結果になるんだろう、これ。

 私、何かに追われてるんだろうか……?

「えっと、今何時だっけ?」

「6時30分でございます、魔王様」

「ええ、まだ30分寝れたじゃん」

 花の高校生である私は、いつも七時に目を覚まし、支度をしている。普段なら気持ちよく寝ている時間だが、夢見が悪かったせいで早起きをしてしまったのだ。

 二度寝するには微妙な時間だし、仕方がないから朝ごはんでも食べて、ゆっくりのんびり準備するか。たまにはメイクに凝ってみてもいいかもしれない。

「お食事の支度は出来ております。生憎魔王様好みの魔界産食材は手に入りませんでしたが、このサクラメント・インクラメント、この世界での標準以上の朝食が用意できたと自負しております」

「ん、ありがと……」

「どうかなされましたか? 魔王様」

 なんだか変な気がする。

 そう、なんかとんでもなく変な気がする。具体的にはなんか妙な奴と会話している気がする。

 お母さんもお父さんも朝が早いので、家には今私ひとりしかいないはずだ。だから登校するまで会話なんてしない。

 なんだこの違和感。いや、違和感と言うか。会議室でアフリカゾウが暴れてるのに、誰も指摘しないのと似た現実逃避感。

「……ふぅ」

 私は落ち着いて、そして覚悟を決めて周囲を見渡す。

 しゃれっ気はないが高校生らしい普通の部屋だ。黄色のカーテンからは朝日が差し込んでいる。

 クローゼットには制服のセーラー服がかかっているて、机の上には昨晩やっていた宿題が広げたままになっている。

 お気に入りの狼モチーフのキャラクターのラグのうえには、小さなちゃぶ台と全裸の女性。本棚にはお気に入りの漫画シリーズ。それにプレゼントでもらった動物のマスコットたち。

 ドアの横には姿見とカレンダー。ちゃんと今月のページになっている。うん、何も異常はない。いつもの私の部屋だ。

「魔王様? まだおねむでございますか?」

 私の身体に優しく白い手が添えられた。

 顔を上げる。目の前には女性。それも全裸。

 全裸というのは少し言い過ぎかもしれない。メイド服を極端に改造した、夜のお店みたいな露出過多のコスプレ衣装を身にまとい、頭からは2本のツノ、尻から長いしっぽを生やしている。奇抜奇妙奇天烈な格好。

 まあ要するにコスプレ半裸女だ。

「……ん?」

 私の部屋に普段コスプレ半裸変態女はいない。いたこともない。人生において関与したこともない。

「あああああああああ!!??!??」

 つまり異変だ。犯罪者だ。不法侵入。変質者。警察。ピンチ。ヤバい。

 いろんな言葉が脳内を巡るが、ひとまず私はコスプレ半裸変態不審女に掛け布団をぶち投げることしかできなかった。

「ぶふぅ!?」

「ななななななにもんだてめええええ!!!」

 私は布団で拘束したコスプレ半裸変態不審激ヤバ女に馬乗りになると、お気に入りの枕でバチボコにぶん殴る。

「どうやって入った!? なんだその恰好!! 何が目的だ!!」

「ま、魔王しゃま落ち着いて」

「落ち着けるかぁ!!」

 変質者のくせに私に心頭滅却を説くな!! 滅却してもお前が不法侵入の変質者という事実は変わらんわ!!!


「はぁ……はぁ……」

 いったん布団で簀巻きにして、私は一度奴から離れる。

「魔王様の束縛……! 百年ぶりの快感ですぅ」

「気色悪いこと言うな!」

 手ごろなロープがあって助かったが、これは本当に助かっているのか?

 コスプレ変質者を捕まえたはずだが、奴に堪えた様子は見えない。なんだかこちらが損した気分だ。

「ひ、ひとまず警察に通報しないと」

 大暴れしたせいでどこかに飛んで行ったスマホを探す。すると女が言った。

「あ、魔王様。通報だけは一旦ご勘弁くださいまし」

「え?」

 女の方を見ると、女が生やしたしっぽが私のスマホを握っていた。どういう理屈か知らないが、布団のしたから顔を出しているしっぽは器用にゆらゆらと揺れている。

「お、お前! 返せ私のスマホ!!」

 慌てて飛び掛かる。すると、見えない何かが私の上に乗っかってきた。

「魔王様ご容赦!」

「ぐう!?」

 急に体が動かなくなる。そのまま床に押し付けられた。

「わたくし、サイコキネシスの方は専門外なのでさほど強くは出来ませんが……。一旦お座りいただくことぐらいは出来ますよ? 今の魔王様のお体ならば」

「ぐぬぅ……。て、てめえなんだ……?」

「おおよそ百年ぶりの再会。このサクラメント・インクラメント、感激でむせび泣きそうですわ……。ですから魔王様におかれましても、少しわたくしのお話を聞いてくださいな?」

 女のしっぽはスマホを握ったまま楽しそうに揺れる。女の表情も、私を弄んで満足そうだ。

 腹が立ってしょうがないが、もはや打つ手がない以上、私は大人しく話を聞く体制を取るしかなかった。

「ふぅ。わたくし、束縛されたままでもよかったのに」

「やらしい言い方すんなバカ!」

 女のロープをほどいて、私たちは机を挟んで向き合った。

 改めて珍妙な格好をした女だった。そのくせスタイルが良いのが腹立つ。

 出るとこは出て、へこむとこはへこんだ理想的な体形。

 おまけにこいつが着ているのは、隠すべきところを最低限隠しているようでいないような、やっぱりいるような超煽情的な格好だ。絶対に東京都迷惑防止条例に引っ掛かるタイプだと思う。

『私は知的キャラです』とでも言いたげな冷静で知性ある顔をしていて、変態的な衣装とのギャップを際立てている。歳にしたら20代ぐらい。私よりもすこし年上のように見えた。

 アシンメトリーで左目を隠していて、反対の右目にあふれた喜びとなんか妖しげな光が、私に警戒感を与える。絶対に油断してはいけない。なんだか友好的な雰囲気を醸し出しているが、こいつの事を一ミリでも信用したらおしまいだ。

 そう言い聞かせて、密かに逃走経路をシミュレーションしながら彼女を見つめた。

「あんた名前は? なんで私の部屋にいるの?」

「ふっふっふ。わたくしはサクラメント・インクラメント。昔のようにサクラとお呼びくださいまし」

 変質者、サクラは素早く身を乗り出すと私の手を取った。私が反応する間もなく、テーブルを軽々飛び越えて跪く。

「わたくしの目的はただ一つ。貴女様……、魔王オーガ様の記憶と能力を復活させて、再び絶対唯一の女帝として世界を征服していただくために参りました」


 本当に意味が分からないことに直面したとき、人間というのは案外すんなり状況を受け入れてしまえるものだ。

 私の場合、先に変態コスプレ犯罪不審半裸女の襲撃を受けていたのが良かったかもしれない。この衝撃が大きすぎたので、後のことはすべて些事に思える。

「あ、そう」

 サクラの言葉に、私は自分でも驚くぐらいあっさりと返事をした。

「魔王様! ではさっそく魔界へ」

「いや私、今から学校だから」

 視線で時計を示す。時刻は午前7時。ちょうどいつもの起床時間で、登校準備を始めなくてはいけない時間だ。ぎりぎりまで寝ていた花の女子高生なので、この時間であっても変態に付き合っている時間はない。

 そもそもの話。

「それに私のこと魔王って、何言ってるの? 私普通の女子高生だからね」

 成績も普通。運動神経も人並み。特に特技も特色もない平凡平均平和な女子高生、それが私、間央華。間違っても魔王なんかではない。

「あんたが……、サクラ? が一般人と違うのはよくわかったけどさ。見当違いだから他を当たった方がいいよ? 今日のことはひとまず許してあげるからさ」

「そんなはずはありません」

 サクラが立ち上がる。胸の谷間に手を突っ込むと、何かを取り出した。そこに物をしまってる人間、峰不二子以外にもいるんだ……。

 それを自信満々な様子で私の鼻先に押し付ける。

「我がサキュバス一族に伝わる法具『契約印の方位磁針』です。眷属となった者、あるいは配下に下った主君の場所を指し示す便利アイテム。……わたくしの主君を指し示すこの方位磁針が、貴女様を指しているのです」

 ビー玉ぐらいの大きさの球に、小さな針が入っていた。ほのかに光るその針は、まっすぐ私を指している。

 試しに移動してみると、針先も私についてきた。どうも本当に、この針は私を指しているらしい。

「それに魔王様からは、微かにですが魔力の気配を感じます。魂の形が魔王様と同じというわけです。これが、貴女様が魔王オーガ様の生まれ変わりというゆるぎない証拠!」

「はぁ……」

「ですからあとはわたくしと過ごしてラヴラヴすることで記憶を取り戻せば、魔王様は完全体として蘇るはずって、何で着替えてるんですか魔王様?」

「なんでって。言ったじゃん今日学校あるんだって。準備しなくちゃ遅刻なんだよ」

 私は制服のスカーフを結んで、スカートのホックを締める。鞄に宿題と筆記用具、その他必要なものをポンポンと放り込んだ。

「いやいや魔王様。もう学校なんて行かなくてもいいんですよ? なにせ魔王様は世界を征服する最強の魔族なのですから」

「いや今の私は女子高生だから。……前からだけど。魔王とかだった過去なんて全くないけど!」

 なんだかサクラは勝手に話を進めていたが、私に魔王であったという記憶はない。それっぽい能力とか言い伝えとか、痣とか痕跡とかそういうのすら全くない。

「だいたい、もし本当に私が魔王の生まれ変わりだったとしても、世界征服なんて今更するわけないでしょ。そもそも出来るわけないし」

「いやいや。今はそうかもしれませんが、記憶と能力を取り戻せば人間どもなんて一ひねり! ふがしみたいにサックサクに出来ちゃうんですから」

「嫌だよそんなの。したくない。平凡に平和に生きたいの」

 平和が一番。現代日本に生まれ育った人間として割合一般的な感性だと思う。私は生まれも育ちも日本なので、当然平和主義を掲げて平凡であることを貴ぶ一般的小市民なのだ。

「じゃ、私行くから」

「ええ!?」

「ええじゃないよ。なんで私がおかしいみたいになってんの」

 そう言って、サクラの手首をつかむ。

「え、魔王様もしかして手を繋いでくださるんですの!? 朝からデートなんて魔王様ったら大胆」

「そんなわけあるか。追い出すんだよ」

 私はサクラを引っ張ると、玄関先に放り出す。

「二度と来んな」

「魔王様ひどい」

 ドアにカギをかけていると、背中からサクラの泣き言が飛んでくる。

「今ここで通報しないだけありがたく思いなよ。今すぐ警察呼んでもいいんだからね」

「あ! スマホいつの間に! わたくしが没収したはずなのに」

「他人の持ち物勝手に没収すんな! お前がうだうだ喋ってる間に取り返したわ!」

 スマホを大切にポケットにしまう。

「サクラ、付いてきたら警察に言う。私が帰ってきてもまだ家にいたら警察に言う。また私の前に現れても警察に言う。だから、さっさと帰れ!」

「ひ、ひぃん! でもこの乱雑な感じ懐かしくて興奮しちゃう……!」

「黙って帰れ!!」

 私が怒鳴ると、サクラは大きな羽を生やして空へと飛んで行った。

「わたくし! 魔王様のこと諦めませんわよ~!!」

「嫌な捨て台詞だ……」

 青空の彼方に消えるサクラを見て、私はセコムの学生向けプランを契約することを決意するのだった。

 そんなものはないけど。


「央華おはよー」

「おはよ、ゆい」

 高校最寄り駅で降りると、同じ制服に身を包んだ大勢の男女に混じって、一人の女子生徒が声をかけてきた。

 私の友人、小宮山佑衣子こみやまゆいこだ。ポニテが似合う快活な少女で、ダウナーを自称する私とは対照的。幼いころからの付き合いで、なんだかんだウマが合うので、こうしてよくつるんでいる。

「ん? 央華なんか疲れてる? さては夜更かししたなー? 今どきおばあちゃんスマホしか使えない央華のくせに、一体ナニしてたんだぁ?」

「ナニって何よ。……宿題やってたの。コミュ英めんどかったじゃん。それで」

 宿題がしんどかったのは事実だが、私が疲れているのは起きて早々頭のおかしい半裸コスプレ変態不法侵入女の相手をしたからだ。そのせいで一日分の体力を使ってしまった気がする。

 だがそれを正直に言えば、今度は私が頭のおかしい女になりかねない。今朝見たものは夢だったということにして、一旦全部忘れよう。

「魔王様のご学友ですかぁ? 乳臭いガキでございますわねえ。魔王様の足の爪にも及ばない」

「何でいるんだてめえ!!」

 気が付けばサクラがゆいを挟んだ反対側を浮いていたので、私は反射的にスクールバックを投げつけた。

「央華急にどうした!?」

「魔王様、道端で鞄を投げるのは危ないですわよ?」

 私の奇行に目を丸くするゆいをよそに、サクラはバックをひょいと掴むと私に投げ返す。

「あ、いや後ろ! 後ろに変質者が!!」

「後ろ? 誰もいないじゃん」

「今のわたくしは認識改変魔法を使っておりますので、その辺の凡庸な人間には見えませんわ! ほっほっほ!!」

 変態メイド衣装のツノアリムネアリしっぽアリ女がすぐ横でふわふわ浮いてるのに、ゆいには何も見えていないらしい。サクラの言葉は本当なようで、勝ち誇ったような笑いが癪に障る。

 ここで変に騒げばわたしが白い目で見られるという事だ。こういう展開ではお約束だが、実際わが身に降りかかると鬱陶しいコトこの上ない。

「それにしても魔王様の制服姿。なんて可憐! なんて荘厳!! この目に焼き付けて今晩のお楽しみにするしかありませんわねへっへっへ……」

「この変態がぁ……!」

 卑下た笑みを浮かべるサクラだが、私に対抗手段はない。変に相手を刷れば変人のそしりをうけるのは私だ。

 仕方なく過去最大規模の睨みを聞かせるが、変態はどこ吹く風だった。



「……何のつもり、サクラ」

「いだいいだいいだいいだい申し訳ありませんでしたぁあああ!!」

 信号待ち。ゆいがスマホをチェックしだした隙に、私は奴を引き寄せる。ついでに腕をつねる。

 ある程度罰を与えたので解放してあげると、サクラはけろっとした表情で口を開いた。

「おっほん。簡単なことですわ。魔王様とラヴラヴさせて頂こうかと」

「やめてよ! 通報するって言ったでしょ!!」

「よく考えたら日本の警察なんてまーったく怖くありませんでしたわ! わたくし魔法使えるし?」

「くっそ」

 私は悪態をつく。それに気が付かれてしまえば、もう打てる手がない。

「ですから、じーっくり魔王様と一緒にいさせていただきますね?」

「……もういいよ! 好きにして」

 私はやむなく、サクラに同行を許可することになってしまった。

 そうなれば不安なのが、こいつが見つからないかどうか、だ。

「……本当に姿見えないんだよね? 見つかったら騒ぎどころじゃないけど」

 学校でこの格好の女がいたら、全校生徒避難の大騒ぎだ。さすまた持った先生がすっ飛んできて、大捕り物の幕開けだろう。地方新聞の3面ぐらいの扱いにはなるかもしれない。

 だが私の心配をよそに、サクラは堂々と胸を張る。

「任してくださいまし! 魔力も持たないただの人間は、わたくしのことなんてその辺の蚊程度にも感知できません。今の私は現代社会において無敵の存在ですわ!」

「さ、サクラメント・インクラメントー!? 貴様なぜここにいるー!」

「げぇえ!? なんでバレた!?」

 校門に立っていて女子生徒が、サクラを指さして叫んだ。

「フラグ回収が早すぎる」

 今日これからの労苦を想い、私は頭を抱えるのだった。

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