やんわりと懐かしささえ感じる風情で彩られた、やさしい描写でき綴られるやわらかな奇譚です。
張り巡らされた謎が、昼の陽射しのような柔らかな青春の日々の中で、とても巧みに顔を覗かせており
この子はなぜ?
なぜ、こんなことが?
何が起こっているんだろう?と次々に興味をそそられて、次へ次へと読み進めたくなるお話です。
続きがとても気になる!!
キャラクターたちについても、とても丁寧に描写されており、滑稽過ぎないふわりとしたコミカルさがとても魅力的です。
やさしくて、柔らかくて、ちょっと不思議でホラー
そんなお話をほっこりした心地で感じたい方に、おすすめです!
みずみずしい現代高校生の学園ジュブナイルなのに、どこかノスタルジック。
軽快なコメディタッチなのに、どこか重厚。
すぐそこにあるような日常の空気感なのに、どこか非日常の香り。
お話全体に相反するような陰影があって、でもそれらがすごく自然に溶けこんで物語が流れていて、世界観にとても引き込まれます。
色んな属性がてんこ盛りで刺さる要素が多い!けどガチャっとしてない!
気付いたらサクサクと読み進めちゃってました。
これからどうなるのかすごく気になります…
あとキービジュアルが素敵過ぎます!
全人類、筆者さんのX(Twitter)を見てほしい…