第11話「国境の影、試される灯」
祭の余熱が王都の石畳に残り、晒(さらし)の柱には子どもらの墨の指跡がまだ黒く光っていた。港では塩の樽が軽やかに転がり、職人街では白い枠が陽をはね返し、聖署の回廊では祈りが“路”に沿って呼吸される。のんびり――その言葉がようやく笑われずに口にできるようになった夜、写し板が自ら薄く脈打った。
晒の列の外側、王都の南の端に、赤い影が滲んだ。胸の輪が強く熱を持つ。王都の網の外、国境だ。声なき声が、輪の奥で短く鳴った。
――第五の試練。路を束ね、路を渡せ。己の路を他の路に譲り、なお通れ。
眠気が一度に遠のいた。俺は外衣をはおり、階下の広間へ降りた。すでにフィリスが剣帯を巻いて待っていた。舌打ちしながらも、目は覚めている。
「嫌な光り方。王都の中じゃない」
「国境の砦だ。今夜のうちに確かめよう」
呼び管を吹くと、勇者隊の三人と若い神官が集まってきた。レグルスは軽い鎧を、ダリオは黒布を、エイベルは粉袋を新しい革に詰め替えている。神官の青年は胸に細い板を抱え、息を整えた。
「聖署は“国境晒し”の設置に賛成です。けれど、神殿の権限を越える部分については王家の承認が――」
「承認は後からだ。今は路を先に引く」
ハルドが入口に現れた。夜目にも鋭い銀の目が、俺の手の板と胸の輪の光を計る。
「王家から報が入った。南砦で記録が焼かれ、補給隊の名簿が消えた。……“晒”の柱を砦に立てたい、が、砦は閉鎖中だ」
「閉鎖中の砦に柱を立てるなら、砦の外から路を渡すしかない」
「そのための人手と物資は出そう。だが、夜の街道は帝国の耳だ。目立ちすぎるな」
俺たちは荷を軽くした。写し板、晒の柱の骨(礎石と白木枠)、竹の呼び管、薄紙、粉、水袋。武器は最小限。奪わずに守るのが基本だ。港の舟は月影を切り、運河から南の水路へ滑り出した。街の明かりが背に遠のき、草いきれの湿った匂いが濃くなる。胸の輪は、舟底の板と同じ律動で静かに鳴っていた。
夜明け前、砦が見えた。丘の肩に載った石の塊。まだらな煙の匂い。門は閉ざされ、旗は半ば降りている。外周の空堀にうっすらと霧がたまっていた。砦の手前に、古い祠がひっそりと立っている。石は砕け、屋根は苔に沈んでいたが、余白の名残がかすかに息をしていた。
「ここに立てるんだな」
フィリスが白木枠を肩から下ろす。俺は祠の縁に掌を置いた。輪が温かく膨らみ、石がじんわりと水を吸う。
「路を通す。砦の帳は焼かれたが、ここには“路の跡”が残ってる。通れば、砦の内の骨にも触れられる」
白木枠に晒の骨を組み、礎石を堀端に据え、写し板から“晒の列”を移す。枠が薄く白く光り、柱が立ち上がった。まだ背は低い。だが、見えるものは立った。呼び管を砦に向け、短い文を送る。
「市門式晒、設置。公開求む」
石壁の内からしばらく反応はなかった。やがて、堀向こうの狭間に影が動いた。革鎧の兵が二人、片目だけ出してこちらを窺う。次いで、砦門の横の小扉がぎいと開き、ひげ面の士官が現れた。疲れている目だが、まだ折れてはいない。
「誰だ。ここは閉鎖だ」
「アッシュ村のエルン。王都から“晒の骨”を携えた。砦の帳が焼かれたなら、写し直す必要がある。“見える”場所に」
「魔法遣いのたぐいか」
「魔法だけじゃない。図だ。路の図。……選べるのは今だ。焼け跡は隠せるが、晒しは隠せない。隠せないものは、逆に守れる」
士官はしばらく黙っていたが、やがて小さく頷いた。背後から別の声がした。
「隊長、門を開けるわけには」
「開けん。だが、声は通す」
砦側にも呼び管があったらしい。竹筒が宙を渡り、短い文が往復する。「補給名簿」「川沿い哨戒」「失踪」「赤点」。晒の柱の枠に、砦の骨が一本、二本と繋がる。柱の板面に、焼けた帳の「欠」の灰色がぽつり、ぽつりと灯り、同時に兵たちの記憶が黒の文字になって埋まっていく。
「昨夜、帝国旗を掲げた連中が霧に乗って接近した。門は開けてない。だが、南側の物見櫓が一時、目を失った。……香が焚かれていた」
士官の呼び声が少しだけ震えた。エイベルが頷く。
「眠り草に似た揮発粉だな。火を焚けば別の匂いになって分からなくなる。……粉路を引き直す」
彼は粉袋からわずかを指先に取り、晒の柱の足元に薄く円を描く。粉の路は風を示し、匂いの筋を浮かび上がらせた。円の一箇所だけ、風が嘘をついている。堀の南側、草の中で空気がわずかに渦を巻いていた。
「あそこ」
ダリオが草の海に目を細める。影が一つ、僅かに動いた。矢は飛ばない。こちらは矢を番えない。代わりに、俺は写し板をその方向へ向け、輪を通して光路を描く。職人街で火を退けたやり方だ。朝の光を白木枠で折り、渦の中心に光を差し込む。草の陰が浅くなり、そこにいた男の輪郭が浮かぶ。布の口を噛み、何かを吹き出そうとして――光にむせた。
「走る!」
叫んだのはレグルスだ。だが誰も追わない。追えば奪う。俺たちは“晒す”。光の中、男の影はじりじりと浅くなり、彼の手から転がった小瓶が白くきらめいた。士官が矢を構えかけたが、彼は自分の弓を下げた。晒の柱の足元に、晒の列が点る――「隠蔽:香、影一」。遠巻きの兵たちが、その赤い点を一斉に見た。見えることは、剣より先に場の手綱を取る。
「……撃たないのか」
フィリスが小さく問う。俺は頷いた。
「撃ちたければ“見える場所で”。影は光の中だ。彼が誰か、どこから来たか、なぜ来たか。路で縛るほうが深く止まる」
晒の柱には、砦の中の数字が増えていった。「麦」「塩」「矢」「油」「負傷」「士気」。兵らの顔が少しずつほどける。奪われた帳は戻らない。だが、写せる。路に沿って。
◆
午前の終わり、王都から早馬が駆けてきた。王家の印を結んだ小旗。使者は短く息を吐き、汗の筋を頬に残したまま文を広げる。
「南砦へ、『見える審判』の臨時台設営を許可。王都の晒し網と接続せよ。――ただし、交戦は避け、国境条約の線を越えるな」
ハルドが端的にうなずく。「“路を渡せ”だな」
俺たちは砦の外で準備を始めた。白木枠を増やし、竹の呼び管を木立に沿って渡し、祠の石に薄く水を含ませる。若い神官は聖署から持参した小さな灯を柱の根に置き、祈りを路に沿って短く整えた。ダリオが周囲の影を数え、エイベルが匂いの粉の筋を地図に記し、レグルスは兵の動きを“図”に置いた。
「“図”で戦うのは、妙に静かだな」
レグルスが苦笑する。かつて剣のきらめきに頼っていた彼の口から、その言葉が自然に出るのが嬉しかった。
「静かなほうが、のんびりになる」
「のんびり勝つ、だな」
昼過ぎ、帝国側の丘に小さな影列が見えた。旗は立てない。赤と黒の短い袖、顔布。偵察か、挑発か。俺は写し板を掲げ、晒の柱に“声路”を開いた。
「王都南砦晒台、稼働。『見える審判』を開示。境を越えず、声を越す」
呼び管に短い文が流れ、王都の晒し網の複数の柱が応じる。港、職人街、聖署、商会前――そして昨夜決めた王家の監査台。同じものを見ている感覚が胸の輪に伝わる。王都と国境が一本の糸になった。
そのとき、丘の陰から一人の女が出てきた。黒に近い紺の外套、顔布は喉の下まで。手には小振りの短弓。動きは風に似ていた。彼女は境のしるしの石の手前で立ち止まり、こちらをまっすぐ見た。
「伝達を求む」
思いのほか澄んだ声。呼び管を吹くような短い発声。帝国語だが、王都の言葉に近い。俺は柱の前に立ち、写し板に“晒しの骨”を明るく通した。
「ここで話そう。見える場所で」
「望むところ」
女は腰から板を取り出した。掌より少し大きい黒い板。枠は金属、表は磨かれ、深い灰に薄い線が走る。帝国版の“写し板”か。彼女はそれを掲げ、短く息を吐いた。黒い板の上に、赤が灯る。
「昨夜、そちらの砦へ“霧”を送ったのは我らではない。……少なくとも、私の隊ではない」
「“私の隊ではない”」
「帝国には派が多い」
彼女の目は嘘を嫌う目だった。書くこと、記すこと、見えることを恐れてはいない。俺は頷き、晒の柱の上に「帝国:声明」を追加する。王都側の柱が一斉にそれを写す。遠くの鐘楼で鐘が一度、小さく鳴った。
「あなたは?」
「帝国情報衆の一、カシア。任は“境の風読み”」
「俺はアッシュ村のエルン。任は“路を通す”」
「なら早い。取引を提案する」
カシアは黒い板を軽く叩いた。その表面に、帝国側の補給線の骨が薄く浮かぶ。彼らにも“図”はあるのだ。彼女は指先で一本の筋を示した。
「この筋、あなた方の砦の西側の小谷と繋がりやすい。こちらはそれを閉じたい。あなた方は――」
「“開きたい”」
「だろうな。では、“開く”代わりに“晒す”はどうか。小谷を通る物の名と数を、互いの柱に載せる。赤が出れば止める。黒なら通す」
「帝国が晒すのか?」
「内部では反発がある。だが、“影に光を通せ”は、国境でも理だ。影を責め続けていたら、影ばかり増えた」
彼女の口の端が少しだけ揺れた。苦い笑いだ。俺は胸の輪に掌を置く。声は穏やかに落ちた。
――路を束ね、渡せ。己の路を他の路に譲れ。
「やろう」
俺は答え、“晒の列”に新たな行を加えた。境路。項目は「麦/塩/水/薬/負傷/返」。返は“返礼”の略だ。カシアも黒板に同じ列を刻む。二つの柱が、国境の上で細い橋を架けた。
最初に載ったのは「水」。次に「薬」。砦からは「負傷:軽七」。帝国側からの返は「返:飴二袋」。場が緩む。笑いは生まれない。だが、呼吸が生まれた。境で初めて、見える呼吸が。
「……あなたは奇妙だ、エルン」
「よく言われる」
「敵より先に“晒し”を出す者を、帝国は“うかつ”と呼んできた。だが今は、うかつであることのほうが強いのかもしれない」
「うかつは、灯りの別名だ」
カシアの目がわずかに丸くなり、それから短く笑った。彼女は板を下ろし、境の石の手前に一歩進む。踏み越えはしない。
「では、うかつに。今夜、あなた方の晒し柱は狙われる。……我が派ではない」
言い終えるより早く、丘の陰から笛が鳴った。鋭い、帝国式の合図。草の海が一箇所、光を呑んだ。さきほどの男が落としたのと同じ小瓶がいくつも宙を走り、砦の内側へ――ではなく、晒の柱へ向かう。狙いは灯りだ。
「風を折る!」
俺は叫び、写し板に風路を描いた。白木の補助枠を二人一組で持ち、風の筋の膝を折る角度に立つ。フィリスが一歩先に出て、枠の足を固定する。エイベルの粉が空気の縁に薄い膜を重ねる。ダリオが走って、瓶の落ちる位置に布を投げる。布は濡らしてある。粉は水に溶けると匂いが変わる。晒の柱の白は、光を反射して瓶を拒む。砦の内側からは矢が飛ばず、呼び管だけが短く鳴る。「風」「西」「遅」。王都の柱が遠くで応え、聖署の回廊の祈りが呼吸の数を合わせた。
瓶のうち幾つかは割れ、甘い匂いが広がった。しかし風は折られ、香は空へ逃げる。影は光の中に出され、草の上で迷う。フィリスが一本の瓶を足で止め、柄で軽く弾いた。力は奪わない。ただ、路に流す。
「攻撃の記録を晒に」
俺が言うと、若い神官が板に「隠:香、二」「隠:影、三」と刻む。王都の柱に同じ文字が灯る。港の柱の前で子どもたちが指を折り、商会の前で書記が数字を写し、司祭が回廊で短く頷く。同じ瞬間が街と境を結ぶ。
気配が変わった。丘の向こうに退く風。笛が遠ざかる。カシアは黒板を掲げ、「隠:香、三」と帝国側にも記した。彼女の目は、少しだけ苦く、そして安堵していた。
「あなた方の“うかつ”は、境の両側に効く」
「影を責めないで、灯りを増やす。怒りは風を早めるが、灯りは道を選ばせる」
砦の門が、音もなく内側から少しだけ開いた。先ほどの士官が出てきて、こちらに敬礼する。
「……恩に着る。門は開けない。だが、晒は開ける。王都と帝国の“境路”、ここに書く」
彼は晒の柱の下に、自分の名を小さく記した。隣に職名と、当直の印。見える名は剣より重い楔になる。誰がこの場にいたか。誰がこの路を通したか。晒は、人を束ねる“見える縄”だ。
夕刻、俺たちは砦脇の祠の前に座った。白木枠は夕日を柔らかく返し、呼び管は竹の節で静かに息をした。ハルドが持ってきた干し肉を分け、湯に薄い塩を落とす。ダリオは草の上で目を閉じ、エイベルは粉袋を締め直し、レグルスは指揮棒の先で砂に新しい“図”を引いた。若い神官は晒の柱の足元の灯を少しだけ強くし、祈りを路に沿わせて一度だけ深く息を吸った。
「のんびり、だな」
フィリスが笑う。砦の緊張の中でも、その言葉はもう悪い冗談には聞こえない。
「うん。ここまで来て、まだのんびりって言えるのは、たぶん強い」
「強く、のんびり」
「のんびり、強く」
胸の輪が、祠の石と晒の柱と王都の柱と、遠い聖署の灯と、さらに遠い帝国の黒板の小さな赤と――それら全部と、ひとつの布になって脈を合わせた。声が落ちる。
――良い。
――路を束ね、路を渡した。
――次は、路を預けて戻れ。己の路を空け、他の手に渡せ。
預けて、戻れ。胸の奥で言葉がほどける。王都にも、村にも、待っている人がいる。路は、持ち続けるだけでは細る。渡して戻るから太くなる。
「明日、柱の世話を砦と若い神官に渡そう」
俺が言うと、彼は目を丸くし、それから強く頷いた。
「……預かります。晒の柱の火は、消しません」
「消えたら、また写せばいい」
「はい」
カシアが境の石の向こうから小さく手を挙げた。黒板には新しい列が刻まれている。「境路:夜見張り二、風読み一、返茶」。返礼の茶だ。帝国式の礼。俺は写し板に「受:茶」と記し、王都の柱に送る。港で誰かが笑い、商会で誰かが眉を上げ、聖署で誰かがマグを置いた音が、なぜか胸の輪にふっと伝わった。
夜風が変わった。香の匂いは薄れ、草の息が戻る。砦の上で灯がひとつ、またひとつ灯る。晒の柱の白は、夜の色に溶けず、淡くそこに在り続けた。
俺たちは交代でうたた寝をした。夜半、呼び管が一度だけ鳴り、「北、異常なし」と短く告げた。境路は細いが、確かだった。
明け方、胸の輪は穏やかに、しかし確かな調子で鳴った。祠の石に掌をのせると、声が一つ、はっきりと落ちた。
――預けよ。戻れ。
俺は立ち上がり、晒の柱の根に手を添えた。枠と板の一部を軽く緩め、骨を砦側に渡す。王都式の晒の骨と、聖署の灯、商会の記法、若い神官の呼吸――それらが柱に移る。俺の写し板は淡く軽くなった。路は、俺がいなくても通る。
「預かった」
士官が両手を柱の根に置き、若い神官がその上に掌を重ねる。二人の手が重なり、灯がわずかに強くなった。フィリスが肩を小突き、俺は笑った。
「戻ろう」
荷をまとめ、舟へ向かう。カシアは境の石の手前で再び立ち止まり、小さく会釈した。
「あなたの“うかつ”に、礼を」
「君の“黒板”にも、礼を」
「次は、王都で茶を飲もう」
「ここで茶を飲んでもいい」
「境の茶は渋い」
「渋いのも、のんびりの一部だ」
彼女は目を細め、黒板に「笑」と小さく記した。帝国にも、その字があるのだと知って、少し嬉しくなった。
舟が流れに乗る。丘が後ろに下がり、砦の灯が点々と川面に揺れる。晒の柱は小さくなったが、呼び管はまだ時折、短い文を運んでくる。「水」「受」「見張」。王都の柱が遠くで応じ、「黒」「減」「安」。同じものを見ている糸は切れない。
街が近づくと、胸の輪が少しだけ速くなった。王都の屋根が重なり、鐘楼の影が川面に落ちる。商会の前の柱は白く、職人街の枠は光り、聖署の回廊は静かに呼吸している。路は太くなっていた。俺がいないあいだにも。
桟橋に舟が触れ、俺たちは跳ねるように上がった。フィリスが伸びをし、レグルスが笑い、ダリオが影を数え、エイベルが粉袋を撫で、若い神官が胸の前で一度だけ深く息をした。
「エルン」
ハルドが石段の上で待っていた。手には束ねた書札。
「王家からだ。南砦の晒しを“恒設”とする。王都の網に正式に繋げる。――君は“預けて戻った”らしいな」
「路は渡すほど太くなる」
「じゃあ、君は次の路を考えるわけだ」
「のんびり考える」
のんびり。それは嘘でも虚勢でもなかった。胸の輪は静かに、しかし喜びを隠しきれずに脈を打っていた。預けて戻る。路が俺から離れ、誰かの手に渡り、なお俺の足元を温める。こうして、のんびりは広がるのだ。
石段を降りながら、俺は写し板に新しい小さな列を一本だけ足した。預(あず)。預けた路、預かった灯、預かってくれた名。列の最初に、南砦の士官と若い神官、そして境の向こうで黒板を掲げた女の名を小さく刻む。見える場所で。
遠い南の空の端、帝国の旗がまた風に鳴った。今度の鳴り方は、昨夜より少しだけ柔らかく聞こえた。境路は、まだ細い。けれど、灯はもうそこに立っている。
(第11話 了)
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