※5話まで読んだ感想になりますm(_ _)m
SFとファンタジーが見事に溶け合った世界観が、とにかく圧巻です!
浮遊島が漂う夜空、光をまとう草原、宙に舞う白い翼、すべての描写が詩のようで、読むだけで心が空に浮かぶような感覚に包まれます。
特に印象的なのは、主人公ライラとアレックスが夜空で踊るシーンです。
美しさの中に温かさと癒しがあり、「リトルウィング」という言葉の意味が心に響きました。
小さな翼=優しさや心の自由、というメッセージが、幻想的な舞踏を通して描かれる構成が本当に見事で!
そしてこの作品はもちろん、作者様の全作品に通じる魅力に、SF要素を誰にでも分かりやすいエンターテインメントに昇華している点があると思うんです。
難解になりがちな設定や技術も、作者様の手にかかると自然に物語に溶け込み、すっと理解できて。
だからこそ、安心して物語に没頭できる信頼感があります!
美しさだけでなく、希望と優しさをしっかり感じられる物語。
「心の中の小さな翼」を信じて、また一歩前へ進みたくなる……そんな読後感が残りました!
ファンタジー好きもSF好きも、どちらの読者にも全力で推したい一作です(๑•̀ㅂ•́)و✨️