第2話 屋敷の地下にいたエルフたち
屋敷の真っ暗な地下を歩き、あることを確かめに向かった。
「この屋敷にもしやと思えば案の定いたな」
俺がそこで見つけたのは。
「……」
牢屋に手枷足枷をした五人の少女エルフだった。
なんでこんなところにいるのか疑問に思った。
「……」
彼女達は随分ボロボロの状態だった。改めて見てみると流石に酷かった。
彼女達は俺に警戒してた。そりゃそうか。
「ちょっと待ってろ。すぐ戻るから」
そうして、地下から出て食べ物や回復ポーション、救急箱など袋に詰めこみ彼女達のところに戻り牢の鍵を開けた。
それから、独学でポーションを包帯に浸し、彼女達に優しく当てた。
すぐにポーションの効果が現れ始め、緑色の光が彼女達を包み込み、みるみる内に傷は治った。
良かった。俺のできるところはここまでだ。
「お前等はここから逃げろ。帰りに必要そうな金な袋に入れてある」
そう言い残し俺は地下牢を後にしようとしたが一人の少女に足を掴まれるが、まだ回復しきっておらず力が弱々しく何か言いかけてるようだが声が小さく枯れていた。
「な、ぜ……こん……なこと……」
微かに少女の声を聞き取った。俺が何で彼女達を助けたのか。
「俺が他人をペットにするのが嫌だったからそうしたまで」
俺の答えに呆然となる少女。
「俺が言えた義理じゃないが。自由を満喫しな」
そして今度こそ地下牢をあとにする。
♦
「一度こういう広いところで寝たかった」
真夜中に一階中央広間でシャンデリアの下で布団で寝る。
傍から見ればはしたないけど、一度でいいからやってみたかった。
「さて。ここにいた奴隷達は解放したことだし、寝るとするか」
そのまま俺は安らかに寝る。
ふと俺の近くに謎の黒い何かが近づくが眠気が勝り、気にもせず寝込む。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます