第3story 見つめ直して
真梨は「ね?理衣。あの子私と同じ病院だったけど、知ってる?」と思わず聞いた。
理衣は「あ、さっきの女の子?名前なんて言うの?」と真梨に訊ねた。
真梨は「いや、あの子は何だか冷たい返事しかしてくれなくて、素っ気ないんだけど。名前は、真百合さんだよ」と理衣の返事に答えた。
理衣が「ふーん?真梨は、その子と話した事があるんだねー」と食事を摂りながら話をした。
真梨は「まーね?でも、その真百合さんと話して居て同じ病院の車椅子だったから何か親近感が湧いて、話したかったんだよね?」と理衣に楽しそうに話をして居た。
理衣が「じゃ、一緒の病院でも階が違ったら会えないよ」と真梨に話し掛けた。
真梨が「でも、私あの子と話してみたいの。私があの子の友達になりたいって思えたの」と理衣に意思を伝えた。
そうして、病院の病室に桜井 真百合さんが居ないか訊ねた。
真梨が「ね?真百合さん」と声を掛けると真百合が「何?何で此処まで来たの?私が、いつあなたに会いたいって言った?」と真梨に冷たく話し掛けた。
真梨が「ごめんね?勝手に来ちゃって。私、真百合さんの事が心配で」と話をすると真百合が「心配?あなたが?ちゃんちゃらおかしいったら無いわ」と真梨に声を掛けた。
真梨が「何でいつも、そんなに素直になれないの?私だって、真百合さんと仲良くなりたいと思って居たのに」と真百合に対して涙を流した。
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