2章 推しと異世界でエンジョイした

第5話 推しと二人っきりでの名前

 沈黙が辺りを支配する。別に気まずいとかではないけど緊張で空気が重い。でもこの待ち望んだ、夢にまで見た時間を無駄にするわけにはいかない。勇気を持ってユイカちゃんの方を向いて頑張って口を開く。

「ほ、星守さん!」

「ムッ」

「ご、ごめんなさい!!」

 ふり絞った勇気は一瞬で砕け散った。どうしよう...いきなりムッと嫌な顔をされてしまった...俺なんかしたかな?やっぱり無自覚系主人公なのか?さっきまでは少し話してくれてたのに。にしてもムッとした表情もかわいらしいなぁ。

「名前」

 まっすぐ俺を見据えて言ったのは“名前”という言葉だけだった。もしかしたら最初にユイカちゃんって名前+ちゃん付けして呼んでしまったことで怒ってるのかな。夢だと思ったから呼んじゃったけど…謝ろう!いますぐに!

「そのさっきは…」

「最初は名前で呼んでくれたのに、なぜ途中から名字呼びに変えたんですか!」

「え…えええぇ!?」

 つい気の抜けた声が出ちゃった。俺の理解力が正常ならもしかして『名前でなく苗字呼びになっているのが不服』ってこと。本当に?

「えっと…その、最初は夢だけど会えて嬉しくて名前で呼んじゃったけど、初対面の男から名前で呼ばれて嫌だろうなって思って…」

「そうですか。別に面影君からなら、嫌じゃないです」

「…えっ!?」

 嫌じゃないの!?いいの…いいんだ。つい驚いて腹から、いや魂から声が出た気がする。俺がユイカちゃんを名前で呼んでいいなんて、許されるんだ。この世界から重力がなくなるように錯覚するくらい体が軽い。これが天にも昇る勢いか。

「じゃ、じゃあ名前で呼んでもいい…デスカ?」

「…なぜ敬語になるのですか。しかもちょっと片言ですし。普段通りで良いです。好きに呼んでください」

 またもちょっとムッとした表情になるユイカちゃん。可愛い。嬉しくてつい信じられなくて敬語になったけど、どうやら敬語は嫌みたい。直す!名前呼びもしてもいい!!名前呼びを許されるなんて、嬉しくて涙が。

「ありがとう─ユイカさん!!」

 数々の幸せに耐え切れず涙があふれた。本人を前にして名前呼び出来るなんて夢のようだ。頼むからここまで来て、夢にならないでくれ。こんなに幸せなのに夢落ちになったらもうショックで立ち直れない。涙で歪む視界だけどしっかりユイカちゃんを見る。俺の様子に何とも言えない表情を浮かべた後、少し恥ずかしそうに口を開く。

「好きに呼んでいいですけど“ちゃん”付けは恥ずかしいのでやめてください…人前では」

 人前では、すなわち二人きりの時は“ちゃん”をつけて呼んでいい。え!?いいの!?緊張で足が震えてきた。いや嬉しすぎて全身が震えている。もう全ての遺伝子が喜びで活性化しているのを感じる。体の中に太陽があるのではないかと思うくらいの熱い。それと最後の『人前では』の言い方が可愛すぎる!!!頬っぺた少し赤いし照れている感じで尊い。こんなにも可愛いユイカちゃんが目の前にいて魂が浄化される気持ちだ。

「ありがとう、ユイカ…ちゃん」

「…いえいえ」

 頬を少し赤くして照れてくれているみたい。可愛い。こんな素晴らしい姿を見れて俺は幸せ者だ。世界一幸せだ。でもこれから頑張ってユイカちゃんを世界で一番幸せにするんだ。命を懸けて頑張るぞ!

「…ごめん、嬉しくて涙が止まらないんだ。かっこ悪い所を見せて情けない。俺の事は…特にこだわりはないので好きに呼んでね」

 それはそれとして涙は止まらない。止めようと思っても感情が溢れて止められない。今日流した涙の量は、昨日までの人生で流した涙の量を上回ると思う。これが涙腺崩壊か。

「かっこ悪くも情けなくもありません。それと私は…夢叶君、と呼ばせていただきます」

「っ~ぁぁぁっ…!!!」

 名前を呼ばれたその瞬間、人生最大の衝撃が全身を駆けめぐった。心臓が跳ね上がり、世界の景色が一段と明るく、輝かしく見えた。『ユイカちゃんが俺の名前を呼んでくれた』。その事実があまりにも嬉しすぎる。推しから名前呼びされる世界線にいれる事に感謝が止まらない。ありがとう世界。ありがとうアルカナ。ありがとうユイカちゃん。

「ありがとうユイカちゃんっ!!凄く嬉しい!うぅ~…」

「…そんな泣くほど嬉しいですか?私と会えたり、名前で呼んでもらえたり…」

「勿論だよ!人生で一番嬉しいよ!生きてきてよかった…生まれてきてよかった!」

 即答。悩むことなどない。心の底から生きていてよかったと思っている。

 まっすぐユイカちゃんを見ると、また前髪をいじって視線をそらしている。顔全体がほんのり赤くなってきている。何て可愛いんだ。

 それはそれとして、なんでユイカちゃんはこんなにも好意的なんだ?謎だ。

「なんでユイカ、ちゃんは…俺に好意的なの?」

「そ、それは…いずれ話します。それより!夢叶君の髪型についてなんですが」

 そう言って俺の髪へと視線と話題を移す。露骨に何かありそうだけど、その時を待つよ。

 俺の髪形はベリーショート。ユイカちゃんを似たような長さと髪型だ。髪質が結構固めで、同じベリショでも俺のは少しつんつんとはねた感じになっている。色は黒。手入れは一般的程度にはしているから艶は普通…だと思う。ユイカちゃんみたいな艶々の髪質に憧れるよ。

「以前は首にかかるミディアムヘアだったのに2年生後半になり、急に今のベリーショートにしましたね」

 その通り。以前どころかほとんどずっとミディアムヘアだった。記憶の限りでは今のような短さまで切ったことはない。特にこだわりもなかったし。でも“ある人”がきっかけで短くしたんだ。この流れはまずい。この先の展開が読めてくる。心臓がバクバクしてきた!

「ご友人から聞かれ『漫画の好きなキャラの影響でベリショにした』と作中で話していたのですが…」

「あ…その…はい…」

 この流れは…もう逃れられない。鼓動が加速する。ユイカちゃんも少し緊張した様子。頬がほんのり赤い、気がする。極度の緊張で視界が霞んでいるように光輝いているような感じまでしてきた。耐えろ俺!耐えるんだ!

「そのキャラとはもしかして…”私”ですか?」

「…ひゃ…は、はいぃっ!」

 思った通りストレートに聞いてきたユイカちゃん。一瞬の沈黙のうち、耐えることが出来なくて即答。しかもまた噛んで腑抜けた返事になってしまった。

 知られてしまった事実に恥ずかしさが込み上げてきて、心臓が破裂しそうな程の鼓動が鳴り響く。体にめぐる血の流れがとんでもなく早くなった気がする。

「せ、せめて髪型だけでも近づきたかったから店員さんに…ユ、ユイカちゃんの画像を見せて似た感じに切ってもらったんだ!」

 店員さんにユイカちゃんの画像を見せて『彼女と同じ感じにしてほしいです!』と注文して切ってもらった。引かれるかもしれないが、そのくらいドはまりしていたから。

 初めてユイカちゃんを見た時に全身を雷が駆け巡るような衝撃が走ったけど、その感覚は回を追うごとに増していって。少しの登場やセリフで彼女の内面をたくさん知ることができ、もっと深くに引き込まれていった。

 もう1年位前の出来事だけど、切り終わって鏡を見た時の感動は今でもはっきりと覚えている。髪質が違うから全く同じとはいかなかったけどそれでも似ていて嬉しかった。

 端から見たら気持ち悪いと思われるかもしれないけど、お揃いになれて本当に心の底から浮かれていた。頼むから引かれないでほしい。ここで引かれたらもう一生立ち直れないかもしれない。

 不安で心臓が握りつぶされそうな圧迫感と食道付近に強い違和感が。目の前が揺れているようにも感じるけど、ユイカちゃんの事ははっきり見える。

「そ、その…ユイ─」

「最初の言葉は…本音ですか?」

 髪に対する感想をくれるのかなと思ったけど、全く別の事を言われ予想外。想定外の言葉を言われ、パニックが少し深まる。一瞬頭が真っ白になり、言葉が浮かんでこない。

 最初の言葉って…なんだろうか。俺は何を言ってしまったんだ!

「え?最初のって…」

「この世界に来て、私と初めて会った時の言葉です。あ…あれは!…本音ですか?」

 頬を赤く染めて聞いてくるユイカちゃん。可愛い!

 そう思っていると、その時の記憶がまざまざと蘇ってきた。


『ユイカちゃん大好きだ!!最高にかわいいよ!漫画で見るよりずっとずっとかっこよくてかわいくて最強だよ!!君と出会えて俺は幸せだったよ。君のおかげで今日この日まで生きて来れたんだ。生きる希望をくれてありがとう!どうか幸せになってね。愛してる…大好きだ、ユイカちゃん!』


(はわぁっっっ!!!)

 一言一句間違うことなく、あふれ出して零れた愛の言葉の全てが頭の中で再生された。初対面で伝えるにはあまりにも恥ずかしい発言に、顔から火が出るのではないかと思うくらいに熱くなった。変な声まで出しそうになったがなんとか耐えた。

 まさかの最初の愛の告白について追及してくるなんて…緊張と可愛さで心臓がバクバクしまくって止まりそうなんだけど。頑張れ俺の心臓。まだ始まったばかりだ。

 あの時はまだ異世界に来たことが半信半疑で夢の中だと思い込んでいた。ユイカちゃんと対面できたことも非現実の夢だと思っていたから、後悔して夢から覚めたくなかったから、心の内を余すことなくありのままに口から零れ落ちた。

 でも今は違う。この想いをちゃんと“伝えたい”。

 そう決意を固めた瞬間、人生で一番の緊張感が襲い掛かってきた。

 視界から周りの景色は消え、この世界に自分とユイカちゃんしかいないかのような不思議な感覚に包み込まれていく。

 ライトグリーンの瞳は返答を今か、今かと待ち遠しそうにジッと俺の目をまっすぐ見つめていた。一つ息を大きく吐き出す。震える呼吸を宥める。今度こそちゃんと想いを伝えるために、言葉を紡いだ。


「本音だよ!俺は…ユイカちゃんの事が大好きです。仲間想いでまじめで実直で、ちょっと素直じゃないけどちゃんと悩んで素直になれて、クールになろうとするけど表情豊かで、熱い心をもって情に厚くて、譲れないことは絶対に譲らない気高さがあって、何事からも逃げずに立ち向かって、綺麗で、美しくて、可愛くて、かっこいい…俺にとって最高に憧れる人です!世界で一番幸せになってほしいと願ってます。大好きです!!」

「~~っ……!」

 言ってしまったぁぁぁ…絶対に言いすぎた…。途中から止まらなくなっちゃった。

 その言葉を全面的に受けてしまったユイカちゃんは顔全体、耳の先までほんのり赤く染め上げている。鋭さがない目で睨む形で見てくる。可愛い!

 『付き合ってください』と言っていないだけの告白の言葉を全部受け止めてくれた。でもこれで想いを伝えられた。達成感と不安が入り交じり、自分の意思に反して体が小刻みに震える感覚になる。この次にユイカちゃんがどう返すか、全く見当がつかないし怖い。心臓を握るつぶされる感覚が襲う。みぞおちのあたりに圧迫感を感じる。

「そこまで言ったのに『付き合ってほしい』みたいな事は言わないんですね」

 ユイカちゃんとお付き合いするなんて…お付き合いしたいに決まってる!!!考えただけで幸せすぎて気絶しそう。

 でも─

「う、うん…それはまだ…」

 ユイカちゃんが大好きだ。星守ユイカが大好きだ。これからの人生の全て捧げたいくらいに。一緒に入れるだけで、これ以上ないくらいに幸せだと思えるくらいに。

 でも、俺たちは今日、初めて出会ったばかりだ。

 初めて話し、初めて心を通わせた。漫画を通じて互いの事は知っていても二人で過ごした時間があまりにも短すぎる。

 告白は一か八かでするものではない。

 互いの事を深く知らない今、勢いに任せて告白するのは間違っていると感じている。さっきの言葉はほとんど告白みたいなものではあったけどね。

 とにかく、『尚早』─この言葉が俺の中を駆け巡る。

 この気持ちを抱えて告白したくない。ユイカちゃんにはどんなことでも誠実でいたい。

「漫画で走っていても実際に出会ったのは今日。互いの事で知らないことがある中でまだ言うべきではない…そう思っていますね?」

 ドキッと心臓が跳ねた。全てを見透かしているかのように短くも的確に俺の心境をまとめてくれた。流石ユイカちゃん。何も言わなくても全て伝わっている。これが読心術か!?もしかして思考は読まれている?むしろ読まれたい。

 外していた視線を再びユイカちゃんに向けると、息を飲んだ。

 真っすぐ俺を見て、嬉しそうに微笑んでいる。全ての次元の中で一番可愛くて美しい。

「当たっているみたいですね。あなたならそう思うだろうと予想していました」

「全部お見通しってわけだね…エヘヘ、ユイカちゃんにはかなわないよ」

 嬉しそうな顔を見たらこっちも嬉しくなって笑顔になれた。彼女には敵わないよ。

「私たちはこれから一緒に旅をします。同じ空間、同じ時を過ごします。そして互いの事を今よりも深く知ることになるでしょう。ですから…互いの事をもっと深く知れたその時に気があれば───言葉を紡いでください」

 そう最高の笑顔を持って答えてくれた。

 この世界に来て何度目かになる、心臓が跳ね上がるのを感じながら、幸せが胸の中いっぱいに広がっていくのがわかった。

 全世界のどんな景色よりも美しくて、可愛くて、綺麗な笑顔を俺は永遠に忘れることはないだろう。幸せに包まれた気持ちも、明るくなった世界も絶対に忘れない。この笑顔をいつまでも守ると心に深く誓った。

「はい!これからよろしくね、ユイカちゃん」 

 そして俺も聞いておきたかった。

「ユイカちゃんは俺の事を…その…どう、思ってるの?」

 気持ちを聞きたい。アルカナが言っていた精神的負担にならないって言葉と、そのことは後でゆっくり話すと言ってくれていた。だからどうしても、その真実が気になった。

 星守ユイカは男嫌いだ。自身でも偏見を持っていると語るくらいには壁がある。主人公の桜坂君が誠実に向き合ったおかげで、男に対する偏見は少し薄れているような描写が最終話には描かれていたけど、俺のような一般人に優しくしてくれるほどのものではない。

 気になる。どんなことよりも気になる。でもやっぱり聞くのが怖いという気持ちもある。

 そよ風の音をかき消すように、鼓動が耳をつんざくように鳴り響く。

 聞かれたユイカちゃんは目を閉じて、息を深く吐き、目をカッと開いた。何か決意を固めたような真剣な表情になる。ユイカちゃんはいつも何事にも真剣だ。本当にかっこいい生き様。そんな何事にも真剣考えるユイカちゃんが大好きだ。そして待ち焦がれた声が響く。

「人として信じています。誠実なのも、素直なのも、仲間想いなのも知っていましたから。だから最初の言葉を聞いた時に私の知っている夢叶君なのだとわかり、安心して偏見なく接することができました。アルカナから説明を受けている時に、人となりを自分の目で確認することができました。だから、真剣な言葉や想いも受け入れられましたし、あの言葉は素直にうれしかったです。改めて言いますが…夢叶君が精神的負担になることはありません。安心してください」

 優しい目をしながらユイカちゃんが微笑んでくれた。最高に可愛くて美しい。心に纏わりついていた不安が剥がれ落ちていく。

 この微笑みは、ファンが選ぶユイカちゃんの好きな表情ランキング堂々1位であり、俺も一番好きな素敵な表情だ。幸せが全身を駆け巡り、自然と口角が上がっていた。この幸せな瞬間がいつまでも続いてほしいと願わずにはいられなかった。頬を涙が伝う。今日だけでも何度目になるだろうか。嬉しくて涙が流れるなんて、今日が初めてだ。全身に力がみなぎる。生きるための力がもらえる。霧がスッと晴れたように心が晴れやかになった。

 大好きだ。

「夢叶君なら、知っていますか?私の“テリトリー”を」

「…うん、知ってるよ。3メートルだよね?」

 ユイカちゃんは男を信用せず、嫌悪感を抱いて警戒しているので物理的な距離を取る。無断でその距離に入れば警告、更に近づけば迷わず攻撃。それが3メートルというテリトリーだ。それくらい離れていればある程度は対処できるらしいし、知らない人間には前もって話はするようだ。エレクトロン・アカデミーの1話で本人が言っていた。過去に何かあったようだが詳細は明かされていない。打ち切り許すまじ。

 最終話付近では男に対する偏見も緩和され、テリトリーというものは薄まってきたとは言っていたが、どの程度なのかわからない。なので俺はこの世界に来てから今この瞬間も、3メートル以上の距離を保っている。

「そんな事も知っているとは流石ですね。なら、動かないでくださいね。信じているので…」

「え?」

 『動かないで』と言われ困惑している次の瞬間。

 無言で1歩、また1歩とこちらに近づいてきた。近づいてきている!?

 テリトリーを力強く悠然と踏み越えていく。

「え、え、えぇっ!?」

 困惑とドキドキが入り交じる中、スッと止まった。その距離は約1メートル。

 近い!さっきよりもユイカちゃんがはっきり見える。やはり2メートルという距離の違いは歴然の差だ。胸の高鳴りが加速していく。

「ゆ、ユイカちゃん!?こ、こ、これは…!?」

「夢叶君なら…この距離まで近づいてもいいですよ。信用していますので」

 微笑み満足そうに告げるユイカちゃん。俺を信じてくれて、2メートルという距離を縮めてくれた。嬉しくて心が震えてくる。この距離を大切にしてみせると、心の中で固く誓った。

「ありがとうユイカちゃん。めちゃくちゃ嬉しいよ」

「いえいえ」

 得意顔でそう告げる表情は最高に可愛らしく、どこか誇らしげであった。この素晴らしく最高の笑顔を守りたい。いつまでも。いつまでも─

 今日は人生で最悪な日だと思った。

 でも違った。

 人生最高の日だ。

 そして─これからの生き方を決めた日。

 彼女を世界で一番…全次元で一番幸せにしてみせる。

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