第5話

お昼休みは決まってお弁当を食べる。


東京で一人暮らしになると毎日外食、コンビニ飯は痛い出費に繋がる。

少しでも節約したいという気持ちで毎日頑張っている。


お昼は人それぞれだけど、私は好きな音楽をヘッドフォンで聴きながらゆっくりするのが日課。

たまに小松さんや同期とご飯に行くこともあるけど、基本はひとり。

でもそれが落ち着く。


スマホを触っていると久しぶりに美羽から連絡があった。


「紬ーーー!久しぶり!元気にしてるー?」


美羽とは大学時代の1番仲良くしていた友人。

美羽も私と同じで東京で一人暮らしをしている。


お互い連絡は取っていたけど、最近はお仕事が忙しかったり美羽に新しい彼氏ができたりで会っていなかった。


「久しぶりに大学時代の4人グループで飲みに行こうって話してるんだけど!どうですか!」


まさかの展開だった。

社会人1年目は本当に何もなかったのに、2年目になったタイミングでこんなことあるんだって実感した。


「ぜひ!でも久しぶりすぎて緊張しちゃうかも笑」


「えーーー?笑 みんなきっと変わってないし緊張することないよ〜」


「まあね」


「急だけど今週の金曜日空いてる?」



予定を確認すると新入生歓迎会と被っていた。しかも出席すると連絡済み、、、

なんでよりによって!!!


「歓迎会と被っちゃったけど、2次会で合流する!」


「オッケー!伝えとくわ!」


行かない選択肢私にはなかった。

そうと会えるから。

卒業式ぶりに。


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