【19日目】結末が決まりました

 こんばんは。


 今日は一段と冷え込んでいたみたいですね。

 街を歩く人たちの装いも、すっかり冬服になっていました。


 ベランダには冬用の布団が並んで、季節が変わったんだなってはっきり感じます。

 天気も落ち着かないようなので、皆さんは体調を崩されませんように。


 そして昨日は、取り乱してしまい、おかしな記事を書いてしまいました。

 読み返して我ながら呆れてしまいましたが……もう大丈夫です。


 一晩しっかり寝込んだおかげで、気持ちを立て直すことができました。

 やっぱり休むって大事ですね。


 さて、今日は小説の話に戻りますね。


【進捗】

 ◆執筆文字数 +4000文字

 ◆累計文字数 14900文字


 昨日は取材に行ってきました。


 訪れたのは、某財閥の当主が本邸として使っていた西洋館です。

 都内にあり、アクセスも抜群。

 有名な建物なので、創作をされている方ならピンと来るかもしれません。


 実物を目にしたのは初めてでしたが、圧巻でした。

 完全な洋風建築ではなく和の要素も残っていて、それが独特の雰囲気を生んでいました。


「目の保養」というのはこういうことなんだなと実感。

 雨模様の平日で人も少なかったので、ほとんど貸切状態。

 静かな空気の中をすいすい進めて、壁紙の模様や窓枠の造りまで細かく見られました。


 意外だったのは、お屋敷の広さ。

 家具が撤去されていたぶん余計に空間が広く感じられて、少し現実味がなかったです。


 立ち止まって耳を澄ますと、外からの雨音がよく聞こえて、

 不思議と時間の流れから切り離されたみたいで。

 家具がないのは惜しいですが、そこは写真資料で補う予定です。


 ただ、受付の人が僕に気づいてくれなくて、ちょっと困りました。 苦笑


 電車に乗るのも久々で、改札を通るときにちょっと緊張しました。

 妙にそわそわしていたのは、自分だけかもしれません。

 でも、こうして出かけたおかげで文章が厚みを増したのは確かです。

 やっぱり、画面の前に座っているだけでは得られない感覚ってありますね。


 次は博物館にでも行ってみようかなと考えています。

 せっかく都内にいるんだから、使える場所は積極的に取り入れていきたいです。


 本文も、この勢いで一気に進みました。

 書きながら自然と「テーマ」を意識することになって。


『この主人公の想いを通して、僕は読者に何を届けたいのか?』


 答えは思ったよりシンプルでした。

 たぶん僕は、「報われなかった恋」を、報われる形で物語に残したいんです。


 自分の中で処理できない感情や嫉妬も、物語の中なら吐き出せる。

 そして誰かに「わかるよ」って受け止めてもらえたら、どれほど救われるだろうと。

 ……まあ、こんなことを正直に書くのは少し照れますが。


 現実は甘くないけれど、小説の中なら幸せな恋が描ける。

 それが、今回の僕のテーマなのだと思います。


 そんなこんなで、結末も決まりました。


 今作はハッピーエンドにします。

 二人を幸せにします。


 よし。

 がっつり落ち込んだぶん、背筋が伸びました。


「必ず書ききって、驚かせてやる」


 そう思うと力が湧いてきます。

 これから、朝まで頑張ります。


 それでは、また。

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