第4話 父親になるために

後日、俺は父親になるため早速行動に移してみた。最初はクリックにいつものマーちゃんじゃないとか言われたが、事情を話しお互いに母親・父親になるために準備をしようと言うことをいった。行動に移して早2週間、赤ちゃんに必要なもの。例えばミルクとかオムツ、服などを買い揃えた。俺の店ではそんなものは売ってないから違う商店に行って買った。意外と値段が高いということにも気づいた。出産予定日まで残り1週間を切った。俺はソワソワしながらもいつも通り店番をしていた。


マーちゃん「あと6日か…」


マーちゃん「とうとう産まれてくるのか。俺の子供が」


俺が独り言を言っているとノックスとリリーナ様が現れた。


ノックス「久しぶり、マーちゃん」


マーちゃん「ノックス!久しぶりだな!」


リリーナ「ちゃんと商店続けてるんじゃな」


マーちゃん「リリーナ様もいらっしゃったんですね!もちろん元気に商店続けてますよ!」


ノックス「そういえば聞いたよ?マーちゃん子ども産まれるんだって?」


マーちゃん「そうだけどなんでそのことを知ってるんだ?」


ノックス「コムロとジョンから聞いたんだ」


ノックスによるとコムロとジョンは俺たちと名前を考えたあと、ノックスのところに向かったらしい。そこで俺の子どもが産まれるということを言ったらしい。すぐに行ってもよかったのだが、色々と忙しそうと聞いていたからあんまり忙しそうではない時間に来たらしい。


リリーナ「名前は決まったのか?」


マーちゃん「決まりましたよ!「ステラ」という名前です!」


ノックス「いい名前だね」


マーちゃん「ありがとう!」


こうして俺は久しぶりにあったノックスとリリーナ様とたくさん話をした。2人と話している時、クリックの叫び声が聞こえた。


マーちゃん「クリックどうした!」


クリック「お腹が痛いですわ😣😣」


マーちゃん「わかった、すぐに産婦人科に行こう」


ティブロ病院 産婦人科医

マーちゃん「先生、クリックの状態は…」


ミラルク「クリックさんは多分お腹の赤ちゃんにお腹を蹴られて痛がっていたんだと思います。おそらくもう時期産まれるでしょう」


ミラルク先生。この方はティブロ名医10人に選ばれているすごい先生だ。


ミラルク「いつ産まれても大丈夫なように入院しましょう」


マーちゃん「わかりました。お願いします」


クリックは入院し、マーちゃん商店はとうとう俺だけになった。ひとりで店番をしていると1人の男が現れた。


???「店番は俺に任せてお前はクリックさんのところに行け」


マーちゃん「もしかして…」


???「いいから早く行け」


マーちゃん「ギール…!」


ギール「産まれる前になったら連絡しろよ」


マーちゃん「わかった!」


俺はギールに言われるがままティブロ病院に向かった。正直今は店のことより赤ちゃんのことでいっぱいだ。そのせいかいつもより拍動が早い。緊張しているのか。俺は今まであまり緊張したことがない。しかしさすがにこんな状況になると身体も自然とこうなるもんだな。そんなことを言っているとティブロ病院に到着した。







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