運命の子 〜第11作目〜

第3話 名前

マーちゃん「ステラ。英語で星という意味とずっと輝いてほしいっていう意味を込めたんだけど」

コムロ「いいじゃないか」

ジョン「僕もいいと思う！」

クリック「じゃあ「ステラ」で決まりですわ！😊😊」

俺の案で名前が決まった。名前は「ステラ」。ステラはラテン語に由来し、英語、イタリア語、古プロヴァンス語、インターリングア語で、「星」「惑星」または「星光」を意味する。そして星といえば輝き。いつまでも輝いてほしいと思った。だから俺は「ステラ」という名前がすごく気に入っていた。

マーちゃん「名前も決まったことだし店、再開するか」

クリック「そうですね😊」

コムロ「じゃあ俺たちは次の街に行ってくるぜ。来月、しっかり予定空けとくからな」

ジョン「またなにかあったら連絡してね！」

マーちゃん「ありがとう、ジョン、コムロ」

こうして俺たちはシャッターを開け、店を再開した。コムロたちはティブ王国に行くらしい。予定では3月5日に産まれるがもしかしたら早まる可能性もある。その場合はすぐジョンに連絡することを伝えた。俺はコムロたちが離れる前に、お礼としてリンゴを5つ渡した。俺のリンゴは基本的にどの季節でも取れる。だからこの時期でもプレゼントとして渡せる。

コムロ「またリンゴか。まぁ美味しいからいいけどな」

マーちゃん「嫌なら違うやつにするが…」

コムロ「いや、リンゴでいい。ありがとう」

こうしてコムロたちはマーちゃん商店を去っていった。ステラが産まれるまであと1ヶ月。やれることを全力でやっていこう。

マーちゃん「えっと、まずは…」

俺はさっきジョンに言われた通りGogleで調べた。調べてみると色々なサイトが出てきた。俺は1番上のサイトを押した。

「パパになるための大切な準備」

1 ママを支える直接的支援

・家事を分担しましょう

・一緒に行動する安心感を

マーちゃん「これはいつもやっているから変わりないな」

2 パパに求められる間接的支援

・言葉で気持ちを伝える

マーちゃん「これはありがとうとかが該当するのか？それとも頑張れとか？続きを読んでみよう」

ママは妊娠中、不安や孤独を感じることがあります。そんなとき、「無理しないで」「頑張りすぎなくていいよ」「君の体が心配だよ」といった優しい言葉をかけることで、安心感を与えられます。

マーちゃん「そういう言葉かけか。なるほどな」

こんな感じで1つのサイトに書いてある文章を全て覚えるくらい熟読した。正直に言うと、できてないものはたくさんあった。だからこそ1ヶ月前からやってみるのが大切なんだなと思った。そう思った俺は早速行動に移してみることにした。