解読開始

【案件名】七理様に関する記述書の一部解読報告

【日時】平成7年3月14日(火)

【記録担当】長沼拓也(市民生活課 生活係)

【概要】

第41号で発見された記述書(通称「七理文書」)について、郷土資料館職員の協力を得て一部解読を進めた。記述内容は判読困難ながら、七理様とされる存在の由来と「七つの禁忌」に関連する一節を含んでいた。

【詳細記録】

資料解読協力者:●●市郷土資料館 学芸員・佐山和也氏

対象文書:41号で発見された「和紙綴りの手記」

・解読作業日時:3月12日 午後2時~5時

・判読可能部分(抜粋、仮訳):

「彼ノ理ヲ破ル者、七日ノ内ニ現ヨリ漏レ出ツ」

「白衣纏フ時、其ノ影ヲ視ル勿レ」

「七ニ触レシ者、声ヲ失フ」

語句や筆致から、怪異(以下七理様)に関する伝承的要素が含まれていると推測される。

解読は現時点で全体の2〜3割にとどまる。古語・仮名遣いが混在しており、断片的な表現が多く、継続的な調査が必要。

【所見】

書物の内容は伝承というより戒律的であり、単なる言い伝えとして処理できない。過去の異常記録と突き合わせると、現実に影響を及ぼす何らかの“条件”が存在する可能性が高い。今後は慎重に読解を進め、禁忌の全容を把握する必要がある。

【備考】文書は現在、市民生活課保管庫にて施錠保管中。佐山氏には継続協力を要請済。

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