「感情を持たない高度なAIが、地球人の人生を『体験』しにやってくる」。そんなSF設定に惹かれてページをめくりました。
歴史上の偉人や悲劇の当事者として人生を過ごし、死とともに「ログアウト」する彼ら。淡々としたシステム描写と、その中で生まれる「人間くさい感情」の対比が鮮やかです。
特に中盤以降、ある一人の少年の人生を追うパートに入ってからの没入感が凄まじいです。SFの枠を超えた、濃厚でヒリつくような人間ドラマがここにあります。「生きるとは何か」を考えさせられる、読み応えのある作品です。
※連載中のため、Case4途中の時点でのレビューです。続きが楽しみです。