英雄たちの詩 -あるいは神々の遊び-

@MON_SEVEN

プロローグ

荒野が、果てしなく広がっていた。

空も地面も、色を失い、砂塵のように揺れる。

その中に、私——姫野真矢が一人、立っている。


仮面をかぶり、マントを翻す。

胸の奥に熱い力が渦巻き、指先まで震えている。

二挺拳銃を取り出すと、私はにやりと笑った。


「さあ、世界を救おうか」


周囲には、異形の影がいくつも蠢いている。

人の形をしている者もいれば、まるで歪んだ影だけの存在もいる。

だが、怖くはない。

——私は戦う。絶対に、守る。


風が巻き上がり、砂塵が舞う。

拳銃の冷たい金属を握りしめ、目を細める。

——これは、私たちが世界を救いまくる物語の始まりだ。

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