第5話「闘争する日:影猫サイド・パート4」
アナウンサーが「次は決勝戦です。決勝戦進出者2名は準備をお願いします」との放送が入る
影猫は立ち上がり、控室を出る。
・・・
名前:アンドリュー・スコット (Andrew Scott)
出身地:アメリカ・シカゴ
年齢:20代後半
性別:男
身長体重:190cm/95kg(筋骨隆々の体格)
外見:
金髪を短く刈り込み、鋭い青い瞳を持つ。
軍人を思わせるような精悍な顔立ち。
格闘家のようなシンプルな戦闘服を身に着け、両腕には黒い革のバンテージを巻いている。
その背筋と胸板は鎧のように分厚く、肉体そのものが武器。
能力名
《鉄拳聖王(アイアン・セイヴァー)》
能力詳細
1. 強化肉体(オーバーボディ)
自身の筋力・耐久力を常人の数百倍に強化。
弾丸を素手で止め、戦車を殴り飛ばすほどの怪力を誇る。
2. 衝撃波拳(インパクト・ブレイク)
拳を振るうだけで空気が裂け、衝撃波が飛ぶ。
中距離でも圧倒的な攻撃力を発揮する。
3. 鉄壁防御(アイアン・ガード)
全身を覆う「気の鎧」を展開し、魔法・物理の双方を耐える。
巨大な魔術攻撃さえも受け止める耐久力。
4. 超再生(リジェネレーション)
戦闘中に受けた傷を高速で回復。
長期戦に強く、倒れにくいタフネスを誇る。
5. 聖王の鉄槌(ハンマー・オブ・セイヴァー)
必殺技。拳に光のエネルギーを集中させて振り下ろし、広範囲を粉砕する。
地形すら変える破壊力を持つ。
人物像
元はアメリカ軍特殊部隊の兵士。
世界大戦の戦後、軍を離れ「人類の守護者」としてカミ・アリーナに出場。
性格は豪放磊落(ごうほうらいらく)で仲間想い。勝ち負け以上に「自分の拳で守れるか」を信条にする。
好きな食べ物はハンバーガーとステーキ。戦いの後は必ず大量に食べて回復する。
戦闘スタイル
至近距離に持ち込んで相手を粉砕する「肉体至上主義」の格闘戦闘者。
魔術や幻惑には疎いが、その圧倒的な身体能力とタフネスで突破してしまうタイプ。
まさに「力で押し切る正面突破型」。
・・・
影猫はこの男を目の前にしても特に揺さぶられることなくたっていた、
アンドリュー・スコットは「君は強いんだな、だが正面から打ち破る力に勝てるかな?」と訊かれた影猫は
「相応に神を出すだけだよ」と答えた
アナウンサーが興奮状態で「さぁ決勝戦、所属も出身地も不明、ここまで全戦無敗の影猫対筋肉突破型アンドリュー・スコットだぁーー!」
一拍おいて試合のゴングが鳴った
影猫は「筋肉でもこれは打ち破れまい、漆黒の防御壁(ファイヤウォール)」と言うと、巨大な壁が形成され、アンドリュー・スコットの行く手を阻むが、
アンドリュー・スコットは難なく突破、それを見て影猫は次の手を出す、
「神とは時に眷属を出すものだ」と言い、影猫はケルベロスっぽいものを召喚、さすがに勝てないと思われたが衝撃波拳(インパクト・ブレイク)によって再現は撃破された、
しかし次の手を考えていないわけではない影猫、空中に浮上し、何かを詠唱しだす、その言葉は理解不能な言語だった、すると、地中から黒い手が勢いよく飛び出しアンドリュー・スコットをつぶしこむ、アンドリュー・スコットは押し返すも押しつぶされ、黒い塊が霧散したころにはアンドリュー・スコットは気絶していた。
アナウンサーは締めくくるかのように「フランス予選優勝者影猫ー!これが神の力だー!」と雄たけびを上げるも、観客はざわめいていた、一部の観客は必死にメモを取り、影兎はため息をつきつつもパソコンにデータを残す
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Log-kageneko-1-4
これは影族と人間の闘争、されどその実力は無慈悲だった
これが神と言うべき動きだ
勝者:影猫
勝敗を分けたもの:デストロイヤーハンド召喚(5%)
相手:気絶
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影兎はめんどくさそうに「影加茂にどう説明しよう、この休暇」と悩んでいた
影猫は会場を出たところ、影兎がいた。影兎は影猫に「まったくあの程度で圧倒するとか、何者なんですか?」と問われ
影猫は強気に「なーに、ただの猫神だよ、ちょっとばかし強い神だけどね」
彼らの行く本選会への道は夕焼けに照らされていた。
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