第18話 リーチェ・レントゥス・その2


 ネフリートは、いったんアルブクークの後方へまわりこむと、艦底から発振されたレーザー誘導のアプローチラインにそって、ゆっくりと前へ進んでいった。


 ブリッジの窓越しに、アルブクークの艦尾が見え、だんだんと窓枠いっぱいにひろがっていく。


 リーチェは、艇首の姿勢制御用バーニアを幾度か噴かして進入路を修正すると、ネフリートをアルブクークの下方へとすべりこませていった。

 視野を圧するアルブクークの巨大な艦底が、窓越しにこちらへ流れてくる。艦底の小さな傷まで、はっきりと見て取れる距離だ。


(チッ……つくづくデカい船だよ、このアルブクークってのは……)


 操艇をつづけながら、リーチェは内心舌打ちした。粒子流の影響か、左へと舵をとられる。ぶつけないようにするのが一苦労だ。


『ネフリートへ、これより着艦口を開く。接舷注意』

「了解」


 オペレータの声に応えると、リーチェはコンソールを操作して、艇長席の上にあるモニターパネルを開いた。上方視界を呼び出し、死角をうまく補うように、艇外カメラの仰角を設定する。着艦口へうまく進入するには、この操作が欠かせない。


 ゴウンゴウンゴウン…………。


 粒子海洋を満たす薄い大気ごしに、アルブクークから低く重々しいモーターの駆動音が伝わってくる。

 モニターパネルのなかでは、アルブクークの艦底の一部が、ぱっくりとふたつに割れ、大きく左右に展開していくところだった。


 そこからのぞく艦の内部は、照明の輝きに満ちていた。

 内壁や高い天井を、作業用のプラットホームが幾重にも走り、そこからリフトやクレーンが何十本も釣り下がっている。奥には数機の内火艇が注機しており、それらにまとわりつくように、多数の作業員が忙しく動きまわっているのが見て取れた。


 まもなく展開が終わると、再度オペレーターの声が届いた。


『ネフリートへ、進入を許可する。気密バリアに注意』

「こちらネフリート。了解、これより着艦体勢に入る」


 少しばかり勢い込んで、リーチェは応えた。

 いよいよ、待ち望んでいたときがきたのだ。


(うまくやるんだよ、リーチェ・レントゥス。一世一代の大博打だ……)


 リーチェは、操艇舵をにぎる手に力をこめ、ネフリートをゆっくりと着艦口の真下へすべりこませていった。

 艇首のバーニアを噴かして、いったん停止する。粒子流に吹き流されないよう、左舷のバーニアも同時に操作する必要があった。


「チッ。でかい流れがきそうだねえ。今夜は荒れるか……」


 リーチェはバーニアを巧みに操り、アルブクークの軸線にネフリートの艇体を合わせた。つづいて下面のバーニアを断続的に噴かして、艇体を上昇させる。

 気密を維持するための分子選別バリアをなめらかに通り抜け、リーチェは、ネフリートを完全にアルブクークの艦内貨物場へと進入させた。


 ふたたびモーター音が響き渡り、左右に展開していた艦底がゆっくりと閉じていく。

 リーチェは、貨物場の奥に確保されている着艦デッキへネフリートを進ませた。ランディングギアをだして、着艦する。

 すべての操作を終了し、リーチェはネフリートのエンジンを切った。


「着艦終了。これより貨物を外へだす」

『了解。歓迎する』


 一連の作業を終え、オペレータの通信は切れた。


(歓迎する、か)


 リーチェはほくそ笑んだ。

 アルブクークで、この言葉をいったい何度聞かされたことだろう。そのたびに、反吐が出るほどの屈辱感を味わわされてきたのだ。


 だが今日は、今日こそはちがう。

 最後の決着をつけにきたのだから。


 艇外では、すでに作業員がネフリートの仕業点検にかかっていた。燃料補給用のパイプがのばされ、艇体に接続される。

 艇の損傷箇所は、見える部分なら放っておいても修理してくれるし、申請すれば食料や水も補給できる。モナルキア号で使う消耗品、補修用資材なども分配してくれるだろう。だが、それももう必要ない。


 とりあえず、積み荷をおろさなければならない。リーチェは、コンソールのキーをたたいて、艇首の貨物扉を開いた。

 そして、艇長席から腰を上げ……かけて、ぴたりと動きを止めた。


 いま、一瞬――窓の外、視界の端に映ったものへと、瞳が吸い寄せられていた。

 貨物場の壁に張りめぐらされた、中二階のプラットホーム。


 そこに、ベスティアが立っていた。


 漆黒のマントを羽織り、血の気配を放つ隻眼の女。多くの『世界』を荒らしまわる、残忍無比な私掠しりゃく軍の首領。


 それが、まっすぐにこちらを、つまりネフリートを見下ろしている。


(なんだ……!?)


 リーチェの背すじを、戦慄が走り抜けた。ベスティアの姿から、目をそらすことができなかった。

 私掠軍内部でさえ、ときとして蔑みの対象となる下位戦士たち。その彼らが多く作業をしている貨物場に、最高位者たるベスティアが降りてくるなど、ありえないはずなのだ。


 事実、リーチェはこれまでに、アルブクークのブリッジ以外の場所でベスティアの姿を見たことは、一度としてなかった。

 それが、今回に限って貨物場にいて、しかもじっとネフリートを見つめている。


(ばれたのか!?)


 リーチェは、ベスティアの姿をにらみつけ、その挙動をうかがった。

 しかし、とくに不審な動きはない。こうして見るかぎり、ただ立っているだけだ。

 なおも見つめていたリーチェだったが、やがて、ふう……と息を吐いた。


(……いや、だいじょうぶさ。そんなはずがあるもんか。ただの偶然さ。でかいヤマを踏む前だから、つい気になっただけさ……)


 自分にそう言い聞かせてはみたものの、あの戦慄の感覚は、そう簡単に忘れられるものではなかった。

 腰のサーベルの感触をたしかめてから、リーチェは艇長席をおり、ブリッジを出ていった。






 リーチェが艇から降りてきたのは、何故かそれから一〇分もたってからだった。


「遅いですよ。何してらしたんですか?」


 下でリーチェをずっと待っていたのだろう、搬入データ用のタブレットをもった作業員が不満そうにいった。


「悪いわるい、ちょっとコンピュータの調子が悪くてね」


 リーチェは笑って、ぽりぽりと頭を掻いた。


「今日は粒子流が強いから、何か干渉を受けたのかもね。急におかしくなって、チェックしてたのさ」

「修理班を呼びますか?」

「いや、いいよ。もう直ったから」

「リーチェの姉御、これなんなんです?」


 別の作業員が、不思議そうに訊ねた。ネフリートの貨物室からは、一〇式戦車が下ろされたばかりだった。

 五、六人の作業員が集まって、物珍しそうに見ている。


「こんなわけのわからない代物は、見たことがありませんよ。エンジンの部品ですか? 流体の伝導管にしちゃ、接続用の部品もついていませんが」


 作業員は、一二○ミリ滑腔砲の砲身をたたいた。


「ヒトマルというんだ……マニア向けの骨董品さ。内のほうに手をつけるんじゃないよ、まだ何の処理もしてないんだからね」


 リーチェは、作業員の差しだすタブレットに手のひらを押しつけた。センサーが反応して、認証を済ませる。

 喧騒に包まれたアルブクークの貨物場は、モナルキア号の船倉の、優に二〇倍以上の広さはあった。無論、作業員の数では比べるべくもない。今のモナルキア号でさえ、リーチェ以外には、たったの七人しか乗っていないのだから。


 そして、何十人もの作業員が走りまわっているなかを、ベスティアはマントをひらめかせながら、まっすぐにリーチェのもとへ歩いてきた。


 鋭い眼光と、猛悪とすら形容できそうなほどの圧倒的な威圧感。強烈な死と破壊のオーラを身体に纏いつかせている。その容貌は、妹のネルガに負けず美しかったが、それ以上に傲慢で、ふてぶてしかった。


 戦車のまわりに集まっていた作業員が、そそくさと立ち去る。下位戦士である彼らにとって、艦長であり、強力な上位戦士であるベスティアは、なにものにも勝る畏怖の対象であった。


「ひさしぶりだな、リーチェ」


 ベスティアが口を開いた。貨物場の騒音が押されて退いていくような、強い声だった。


「はっ」


 リーチェは敬礼した。


「よくきた。しかし、補給にはまだ間があるはずだが?」

「はい。ですが、ちょうどよい拾い物をしたもので」

「これか?」


 ベスティアは戦車を見あげた。


「はい。アルブクークは、いま『地球』を攻略中とか。ならば、まだ『地球』の文明財産を入手はしていらっしゃらないはず。商人どもとの取引に、ちょうどよいサンプルと判断しまして」

「ふむ……」


 ベスティアは、戦車のまわりをぐるりと歩いた。

 空間破砕攻撃に見舞われた物体は、ふつう分子単位で分解する。それゆえ、降伏前の世界のものが手に入るのは、めずらしいことだった。


「地球のものだとよくわかったね。どこで手に入れた?」

「粒子海洋に吹き飛ばされてきたものを、粒子流に分解される前にうまく回収できました。なかに乗っていたものたちが、地球からきたといったので」

「そやつらは?」

「人間には用はありませんから……」


 リーチェは、すまして応えた。

 ベスティアは、愉快そうに笑った。


「なるほどね。……どうやら損傷はほとんどないね。少しばかりうす汚れてはいるが、意外にそのほうがアンティークとして高く売れるかもしれない。本国の貿易同盟には受けるだろう」

「はい」


 ベスティアは、口元に笑みを浮かべたまま戦車を検分していたが、やがてリーチェに向きなおった。


「よく持って帰った。今日はゆっくり休め」

「はっ、ありがとうございます」


 リーチェはふたたび敬礼し、マントをひるがえして立ち去るベスティアの後ろ姿を見つめた。


(あんたは、今夜かぎりで永遠に休ませてやるさ)


 心の奥でそっとささやく。

 リーチェは一度ブーツを踏みしめ、踵におさめた物の感触をたしかめると、貨物場の外へと歩きだした。






 モナルキア号は、最大速力でアルブクークの浮かぶ海域に向かっていた。

 が、それにしては、ブリッジに人影がない。……いや、ブリッジだけでなく、船内のどこも、まったくの無人である。


 丈昭たちがエンジンを始動して、アルブクークのいる海域まで自動操縦に設定したあと、クルーは全員、船倉に格納されていた空間揚陸艇――貴音たちは、ただの内火艇だと思っていたのだが――に移乗したのだ。


「最悪の場合、モナルキア号をおとりに使う」


 というのが、レアーレの意見だった。


揚陸艇こいつには、粒子海洋と『世界』の界面を突破する能力もあるんだ。もっとも、いったん出たらもう粒子海洋には戻れないけどな……こいつさえ無事なら、姐さんを連れて、どこかの『世界』へ逃げ出すこともできるはずだ」

「地球にも帰れるのか?」丈昭たけあきがきいた。

「その『地球世界』との接点にたどりつければな。そのへんは運次第だと思ってくれよ」


 船倉の端末からは、データリンク用の太いケーブルが何本ものばされ、揚陸艇のコクピットの外側にある入出力端子に接続されていた。そこから、モナルキア号のコンピュータとデータをやりとりできるようになっている。


 コクピットでは、大きなゴーグルをかぶったレアーレが、操縦席にすわっていた。

 ゴーグルには、いくつもの電子部品が取りつけられていた。モナルキア号の船外カメラがとらえた映像を、レアーレの網膜にリアルタイムで投影している。

 彼は、モナルキア号と揚陸艇の操縦系をリンクさせて、揚陸艇からモナルキア号の操縦が可能となるようにしたのだ。


 狭い艇内では、防護服を着込んだ貴音たちが、思いおもいの場所に陣取っていた。

 服に身体を慣らしたり、動作支援システムや気密バリアの強度をたしかめている。

 強力な私掠軍どもに立ちむかうには、あらゆる機能を最大に上げておかなければならない。


「“武器”ってのは、てっきり銃のたぐいだと思ってたぜ、俺は」


 哲夫てつおが、腰のものを引き抜いて言った。

 彼がかざしたのは、一振りの刀だった。刃渡り一メートルほどの、片刃の剣である。


 といっても、ただの刀ではない。刃の部分を微細に振動させることで、金属でもすっぱりと切り裂くことのできる高周波ブレードだ。


「私掠軍は自分自身の力の強さが誇りだし、それがそのまま階級になるんだ。銃なんて使ってないんだよ」


 ゴーグルのせいで艇内の様子は見えるわけではないのだが、レアーレは振りむいて言った。


「だから刀ってわけか……」

「いいじゃねえか。俺はこっちのほうが好きだぜ」


 慶太けいたが、刀を捧げ持って刀身を眺めている。ずいぶん楽しそうだ。


「これがあれば、銃なんていらないんじゃないのか、レアーレ?」

「なにいってやがる。みんなは防護服を着てるから、かろうじて互角に戦えるんだぜ」


 レアーレは息巻いた。


「みんなの体力なら、増幅率を最大にセットすれば下位戦士くらいはどうにかなるけど、ネルガやベスティアあたりの上位戦士が出てきたら、どうあがいたってかないっこないよ」

「敵の数は?」


 9ミリ拳銃の弾倉を引き抜き、弾数を確認してから、丈昭が聞いた。


「下位戦士だけで、一五〇」


 あっさりと返ってきたレアーレの応えに、彼らは互いの顔を見あわせた。


「そいつらは、防護服を着ていれば、だいじょうぶなんだな?」


 哲夫が確認した。数だけなら、戦力差は少なくとも二〇対一ということになる。たしかめずにはいられなかった。


「ああ。連中はそんなに心配しなくてもいいよ、自分の担当作業にだけ都合のいいように改造されて、まともな戦闘なんかできなくなってる奴らもいるし……本気でやばい連中は、四〇人くらい」

「拳銃弾は効くのか? 前に地球でネルガを見たときは、役に立たなかったようだが」

「そいつがどのくらいの威力か知らないけど……下位クラスならやれると思う……」


 自信のなさそうなレアーレの応えに、丈昭は苦笑した。自分の拳銃をホルスターに戻す。

 ついで、胸のマガジン入れに差してある予備弾倉二本と、腰のポーチに納めた二個の手榴弾の感触をたしかめる。


 彼ら戦車乗りが地球から持ってきた武器は、手榴弾が六個に、9ミリ拳銃が三丁。予備弾倉は六本。すべての武器は、有効に使わなければならなかった。 


「レアーレ、あとどれくらいだ?」


 コクピットをのぞきこんで、嘉一よしかずがきいた。


「もう同じ海域には入ってる。もうすぐ捉えられるよ」

「そうか……」


 レアーレの応えに、嘉一はちらっと結衣ゆいをみた。

 緊張しているのか、結衣は硬い表情のまま、艇内の両脇に並んだシートのひとつにちょこんとすわっていた。

 お守りのように腕に抱いている刀が、彼女の華奢な身体には釣り合わない。


 あんなものを使わせたくはないな、と嘉一は思った。なんとしても、彼女だけは自分が守らなければ。

 だが、アルブクークでは何が起こるか、全く予測がつかない。もし自分がやられたり、はぐれたりしたら、結衣も自分の身は自分で守らなければならないだろう。

 残酷なようだが、持たせなかったが故の最悪の結末にだけは、させるわけにはいかないのだ。


 嘉一は歯を食いしばって、一瞬の懊悩に耐えると、結衣のとなりへ腰をおろした。


「……恐いか?」

「ううん」


 結衣は、あわてて首を振った。


「……ううん、やっぱり恐い。だけど、それよりみんなが無事に還れるかどうかのほうが気になる。……絶対、みんなでいっしょに還ろうね」


 真剣な面持ちで、結衣はいった。


「あたりまえだ。まだまだやりたいこと、たくさんあるからな」

「うん……」


 嘉一は、思いつめている結衣の顔を、静かに見つめていた。


「……なあ。この戦いが終わったら、お前どうするんだ?」

「わたし?……わたしは、とりあえず旭川へ帰るわ。お父さんとお母さんが、旭川に疎開してるの。……でも、まだしばらくは残務処理とかで帰れないでしょうけど……」

「そうか……そのうち、暇を見つけてさ……ふたりで、どこかに行かないか?」

「どこか?」


 くりかえしてから、その言葉の意味に気づき、結衣ははっとして恥ずかしそうにうつむいた。


「ど……どこかって?」

「そうだな……海がいい。海岸線はあまりやられてないし、久しぶりに思い切り泳いでみたいからな」


 嘉一はシートに背を預け、低い天井を見あげた。


「俺の家は、海の近くでさ。中坊のころは、夏休みになるとよく近くの浜まで泳ぎにいってたんだ。ぎらぎら光る夏の日差しのなかで、友達と遊びにいって……時間も忘れて、日が暮れるまで泳ぎまくったっけ……その後は自衛隊の工科学校に入ったから、遊んでる暇なんてなかったけど……」

「海、か……」

「ああ……なんだ、いやか?」

「う、ううん。そうじゃなくて、その……わたし、男の子とふたりで海にいくのなんて、初めてだから……」

「うん。俺も、こんなふうに女の子を海に誘うのは初めてだ」


 ふたりは、そのまましばらく黙っていた。

 ややあって、嘉一が立ち上がった。


「じゃ……約束したぜ」

「う、うん……あの、嘉一」


 コクピットに行きかけた嘉一へ、結衣が声をかけた。


「わ、わたし……前の夏に、新しい水着を買っといたの。戦争がはじまって、それどころじゃなくなったけど……わたし、それを着ていくわ」


 結衣は頬を染めながら、ささやくようにいった。

 嘉一は、こくりとうなずくと、コクピットへ歩いていった。

 結衣は、そんな嘉一の背中を、ずっと見つめていた。


 皆がそれぞれに覚悟を決めている頃、貴音たかねはひとりシートにすわり、身じろぎひとつせずに床を見つめていた。

 刀の鞘に腕をかけ、柄を右肩に立てかけて、静かに黙想する。


 さっきは決断してみせたものの、彼女の心にはまだ迷いが残っていた。

 今までひたすら憎みつづけてきた女を、命懸けで助けにいこうというのだ。人間というものは、そう簡単に感情の整理はつけられない。


 だが、もう迷っている暇はない。事は動きだしたのだ。

 なにより、これから彼女が向かう先は、憎むべき私掠軍の首領、ベスティアの乗艦なのだから。


「……きた! ソナーに反応、アルブクークだ!」


 レアーレが叫んだ。

 艇内を緊張が走った。

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