「無かった」ことに
「無かった」ということにすれば、どれほど楽だろうか。
出会い
別れ
感情
楽しかった
嬉しかった
悔しかった
ムカついた
助けられた
それらを「無かった」のだ、と
無下にするのならば、割り切ってしまいこんでしまうのならば、
それは、愚かだ。
「忘れる」という事もある。
生きているから仕方ない。
しかし「無かった」には出来ないのだ。
それは全て過去にあった事実なのだから。
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