第三十三話 準備
ウェダリア城に
「幸村!
幸村が
「なるほど……。ミラナどの、アズニア軍はいつごろ
「
「
「
「わかりました。兵の
幸村は、
「いますか?」
「ん、なんだ?
長い
そこはウェダリア
ジンゴが
「小僧、メシは食ったか?食ってくか?」
幸村は気を張っていたため分からなかったが、かなり腹が減っていた。言われて、それに気が付いた。
「ぜひ」
「うん、じゃ、
ジンゴは手伝おうとした弟子を手で制すと、
「ほれ、
「ありがとうございます。いただきます」
幸村は言うやいなや、凄い勢いで食べだした。
「うん、
ジンゴは言うと、静かに食事をつづけた。
「パン、もっともらっていいですか?」
さっさと皿のパンをやっつけると幸村は言った。
「お……おう」
ジンゴはまたパンを炙ると幸村の皿においてやった。
「いや、ごちそうさまでした。
「それで、
ジンゴは聞く。
「急で悪いんですけど、明日の
「え……この時間からか?」
ジンゴは弟子たちを
「うむ……今からじゃ、
「わかりました。うちの軍の兵を出すんで、
「どうした。何かあったのか?」
「アズニア軍が攻めてきてます。明日にはウェダリアの北に到着します」
「なっ!そうか!なら、なんとかしなきゃならんな……しかし
「なんですか?」
「北のほうは
「そうですか……わかりました。でも、お願いします。とりあえず北の
「そうか、わかった。じゃ、
ジンゴは幸村に向けていた
「よし、おまえら!いくぞ!」
と立ちあがり、弟子たちを連れて南の
幸村は城に戻ると、南の平原にいるジンゴたちの元に急ぎ
そのまま、
アズニアで捕らえられた
「そういうことか……」
ミラナは
「ウェダリアの
(ついでに
「幸村、アズニア軍は
「
「お願い」
(バケモノどもの次は
幸村はミラナのもとを立ち去った。
「なに?幸村に
(チッ、
ダンジオは
(こちらの
「わかった。さがれ」
ダンジオは
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